※本日ウサギ話、が、

ウサギを愛する方にとっては

ちょっと衝撃的な

内容かもしれないので

ご注意ください※

 

週末、台所で野菜と格闘しておりましたら

(畑のブロッコリーが終わらない)

なにやら玄関に来客の気配が。

 

ちょうど作業が佳境で

手が離せなかったので

夫(英国人)に対応に出てもらいました。

 

 

数分後、夫がキツネに

つままれたような顔をしてやって来て

「妻ちゃん、今の、誰だったと思います?」

 

「え?近所の人じゃなかったのか?」

「見知らぬ人でした」

 

「道にでも迷ったのか?」

「いえ、頼みがあったらしくて」

 

「頼み?」

「挨拶の後、いきなり

『ところでウサギをもらえませんか』

ってお願いされちゃいました」

 

ウサギ・・・って、ウサギ?

 

 

「ウサギ?え、何だ、何故

そんなものを欲しがって

こんな山奥の家を訪ねるんだ。

ウサギを買いたいなら

町のペットショップに行くべきだろう」

 

「いや、その人が言うには

『死んだウサギでもいい』とのことで」

 

「し、死んだウサギ?」

 

「『生きていてもいいんですが』

とも言っていたんですけど」

 

「おいおい、どういう訪問者なんだよ!」

 

「なんか近くの山で今日開かれる

『マネジメント・トレーニング』の

主催者だと自己紹介していました」

 

マネジメント・トレーニングとは

管理職向け社員研修のようなものらしく、

ああ、昔日本のニュースで見たことがあります、

心身鍛錬を目的に駅前で歌をうたったり

山奥でキャンプしたりするアレね?

 

「そういう研修提供団体の人間が

何故また一体ウサギを必要とするんだ」

 

「訓練の一環で『ウサギの皮剥ぎ』を

する予定だったんだそうです」

 

「・・・動物愛護団体に聞かれたら

何を言われるかわかったもんじゃない

プログラム内容だな。

しかしまあ皮を剥ぐなら剥ぐで

本来なら前もってちゃんとウサギを

確保しておかないと駄目だろう。

もしくはウサギの捕獲を

訓練内容にあらかじめ入れるとか。

でもここらへん、野ウサギはいないよな」

 

「そうなんです。何でもちゃんと

ウサギの予約を業者に

入れてあったらしいんですが

今日の朝、当日になって突然

『ゴメン、なんかウサギ、いなかった!』

って連絡をもらっちゃったらしくて」

 

「・・・」

 

「そこらへんにいれば勝手に

捕まえてもらって構わないんですけど

そもそもこの山、君も言うように

野ウサギがいないでしょ?

それを教えてあげたら先方は

だいぶ絶望していましたよ」

 

しかし社員研修を主催する会社が

そんな有様なのはどうなんでしょうね。

 

まず自分の会社の社員の

研修から始めとけ、というのが

私の素直な感想です。

 

そして『ウサギの皮剥ぎ』で

世の管理職の皆様はいったい

どんな能力の向上を目指せるというのか。

 

まあそれを言ったら

『駅前で歌』も謎ではあるのですが。

 

とりあえず、この日の研修は

ウサギなしで行われた模様です。

 

 

しかしこれ、

英国においてウサギは

まず第一に『害獣』扱いである、

ということがよくわかる話ですね

 

ガーデニングを愛する奥様が

自分の庭に野ウサギを見つけた瞬間

殺人鬼の笑顔を浮かべてしまうのは

こちらではよくある日常かと思われます

 

家で飼われるペット的ウサギは

また扱いが違うんですけどね

 

わが前庭にウサギが出没しなくて

さみしくもあり嬉しくもある私です

 

『ウサギ駆除』という言葉の意味を

理解できない・したくないあなたも

ウサギ肉のお味が嫌いではないあなたも

お帰りの前に1クリックを

人気ブログランキングへ

 

 

AD

コメント(16)