鵞鳥昼ドラ 本妻は強し

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今日も今日とて我が家には

隣のガチョウ家族の

元気なヒナ(総数5羽)の姿を見て

身をよじって羨ましがる

雄ガチョウ『父君』の喚き声が

こだまするのでありました。

 

彼には『子供好き』とか

『子煩悩』とかの範囲を超えた

怪しいまでの執着

黄色いフワフワに対して

あるとしか思えないわけですが

集団内最強の雄としてはそれが

本能的に正しい姿勢なんでしょうか。

 

世界のヒナは全部

自分に護られるべき!

 

この世のヒナは全部

自分のものであるべき!みたいな。

 

そんな父君のご正室である

古参雌ガチョウ『母君』は現在抱卵中。

 

自分が必死にたまごを温めている時に

夫が小屋の外で他の雌と親密になったり

他の雌の孵したヒナと遊んでいたり、

母君ガチョウのご心労いかばかりか、と

思わず心配してしまう私ですが

・・・まあ彼女は大丈夫なんじゃないですか。

 

思えば我が家に母君が来たばかりの頃

(当時は『妹姫』と

お呼び申し上げておりました)

そのたおやかな立振る舞い、はにかみ、

おしとかやかか細い鳴き声、

平安時代的美質をこれでもかと

一身にまとっていた彼女でしたが

その後色々あって現在のご夫君

父君ガチョウと関係を持つことになり。

 

当時の父君と母君の関係は

餌はまず父君が食べ、

母君が餌皿にくちばしを突っ込もうものなら

父君は容赦なくその首筋に噛みつき、

それを咎めて無翼二足歩行生物が近づくと

父君は母君を守ることなく勝手に逃げ出し、

しかし人間に対してはそこまで弱腰でありながら

体格の劣る他の雄ガチョウ(『兄君』)には

傲岸不遜極まりない態度を取り、という

もう絵に描いたような駄目男

悪い男に引っかかって身を持ち崩す馬鹿女の

君たちに明日はない的夫婦の姿。

 

しかしそんな力関係には

母君が父君のために

たまごを産んだあたりから

変化が見られたのでありました。

 

何せ『たまごを産む』『温める』は体力勝負、

気がつけば餌皿に最初にくちばしを突っ込む権利は

母君のものとなり、たまごから孵ったヒナは

まず母君のお尻を追うので結果父君も

母君に追従する姿勢を取らざるを得ず。

 

近頃では食事の時間になると

母君のために父君が催促の鳴き声を上げ、

 

 

しかしその鳴き声が弱いとその隣で

母君が見本とばかりにさらに大きな声を上げて

その迫力に父君は呆然とするばかり、みたいな

事態もよく生ずるようになりまして。

 

 

・・・女は・・・

 

強くなりますよね・・・

 

父君は時々胸毛が

『乱れている』を通り越し

『毟られている』時があるのですが

あれは多分お仕置き半分で

母君に巣材として

引きちぎられているのであろう、と。

 

 

夫婦の仲は夫婦にしか

わからないものでございます。

 

 

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  • ”鵞鳥昼ドラ 本妻は強し”

    今日は断酒したせいか、3時に起きだしてるetekoだよ。こんな時間に起きてアメブロを見てると読者になってるこのブログの記事が目に入る。目に入った時は見てる。読んでる時はいつもこんな時間だなあ。 何故かそんな疑問が湧いた。考えてみたらこの筆者はスコットランドだよ。当然、向こうで起きてる時にか…

    eteko

    2017-06-14 04:20:53

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