わが祖父(東京在住95歳)は
私がスコットランドで
ろくなものを食べていないと
信じています。
「だってお前、
カレーがご馳走なんだろ?」
「カレーはご馳走ですよ!
何か問題があるんですか!」
「・・・それにしても
カレーばっかり
食べていないか?お前は」
はあ。
そう指摘されると
わが家のカレー頻度は
たしかに高いような・・・
「で、今日は何を食べているんだ?
またカレーか?」
「今日はあれですよ、
ちゃんと羊を焼いて食べています」
「ひ、羊?羊ってあれか、
死んだ羊を食べているのか?」
死んだ羊?
さすがの私でも生きたままの羊を
丸呑みしたりするのは難しいぞ?
と受話器を片手に
小首を傾げておりましたら
「あれだろう、さては
事故か病気で死んだのを
食べているんだろう!」
「違いますよ!ちゃんと
スーパーで買った羊のお肉です!」
わが祖父の想像力は時に
私の予想以上だったりするんですよね。
ちなみにわが羊31.5頭と
わが義妹の羊31.5頭、
合計63頭のうち4頭が
すでに不審死を遂げたことは
先日皆様にお伝えしましたが、
また新たに1頭がこのたび
入水自殺をはかったそうです。
「・・・なあ、この羊63頭は
何かに呪われているのか?」
「違いますよ、羊というのは
こういう動物、家畜なんです!」
夫(英国人)の言葉を
私はどこまで信じればいいのでしょうか。
近所に羊牧場があるんですけど
そこの羊達も
潜在的自殺志願者としか
思えない行動を
時々とっているんですよね
(雨で水かさの増した川に
嬉々として飛び込みたがる、とか)
どこの羊もこうなんですか
それとも英国羊だけの問題なんでしょうか
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