アイシングクッキーのデコレーションにあると便利な口金を紹介していきたいと思います。
まずはバラ口金。
Wilton101は、クッキーに載せるならシンプルなリボンローズを絞るとちょうどいいサイズです。
これで花びらの寝たタイプのお花や2重3重のバラっぽいお花を絞ると結構な大きさになってしまいます。
寝たタイプなら15-17ミリくらいのお花ができると思います。
私が普段101を使うのは、クッキーに直接お花を絞る場合です。
下のMarpol 101の口金は、絞り口の長さはWiltonより多少長いですが幅は薄いので、Wiltonよりもひらっとしたお花になると思います。
Marpol 101°という101Sより1ミリほど絞り口の長いものがありますが、101Sより少し大きいリボンローズが欲しいときくらいしか使いません。
小さい星型口金もあると便利です。
クッキーのふちどりやケーキ型クッキーのクリームの部分に、またジンジャーブレッドハウスなどに使えるシェルのボーダーが絞れます。
先のすぼまった、より細いタイプのものは、次に紹介するMarpolの口金セットに入っています。
小さめバラ口金(Marpolの101S)、より小さい星型(5切)口金、その他計6つのセットです。
小さな葉っぱ口金も入っています。
ちなみに小さな葉っぱの口金はなくてもいいと思います。
私は小さな葉っぱを絞るときはほとんどコルネを山形に切って使っています。
ただし、「大きめの」(幅7,8ミリ程度以上かな?)の葉っぱを絞りたい場合は、口金を使ったほうがいいかもしれません。
コルネを山形に切って絞る葉っぱだとどうしても厚みが出てしまいぽてっとしてしまい、大きめの葉っぱだとかわいくならないです。
葉っぱの口金を使うと、下の丸いクッキーのフリルが絞れます。
四角いクッキーのフリルは小さめの星口金を3つ絞って筆で押さえたものですね。
PME 42のロープ口金もときどき使います。
下の画像では、グレーの丸い小さなクッキーのスクロールに使っています。
多肉植物にも使えますね。
しかしPMEの口金はお高いです。
まちがってディスポーザーに入れたりなくしたりしたときのダメージは大きいです…。
番外編①
上の画像でも使っていますが、私はモールドを使ったクッキーをアクセントとしてよく使っています。
口金で絞るお花などと比べるとテクニックいらず! 生地に色づけするのだけが面倒ですが、生地を詰めて、冷やして抜いて焼くだけです!
下記ブログにて詳しくご紹介していますので、ご参考まで。
番外編②
クッキーの形を整えるのに便利なグレーター。
スクエアなどの直線をよりまっすぐにしたり、デコボコをフラットにしたりするのによく使っています。
立体ものを作るときなどはピタッとパーツが合うことも大切なので、サイズ調整には欠かせません。
接着面を45℃に削ってクッキー断面を見せずにおうちを組み立てたいというときにも必需品です。
いろいろなメーカーのものがありますが、マイクロプレーンは安定した品質ではないかと思います。
色によっては2,000円台前半です。