こんな時間なので今日は短めに。
伊佐沼に例年通りシギ・チドリが飛来したらしいので
時間を見つけて撮りに行ってまいりました。
セイタカシギがたくさんいますね。
ややずんぐりしている右上の2個体は
どうやらツルシギのようです。
ツルシギというと渡良瀬遊水地や
多々良沼辺りでよく会うイメージなのですが
埼玉県以北では然るべき時期であれば
それなりに目にする機会はあるようです。
今年はセイタカシギは当たり年なのでしょうか?
そういえば多摩川の河口にも来ていると聞きます。
サギとのサイズ比較用にどうぞ。
なお、右下にいるちょっと小型のサギは
どうやら夏羽から抜けたアマサギのようです。
ツルシギの姿がわかりやすい角度で。
この距離では他のシギとの差がわかりにくく
毎度識別に苦労させられます。
一発でわかるフォルムのセイタカシギが
それだけありがたい存在かと思い知らされます(汗)
これは駅からの道中での記録。
田んぼの近くにはアマガエル(左)が多く
秋らしくウラナミシジミ(右)にもよく会いました。
そういえば最近トウキョウダルマガエルを
見ていない気がします。以前はいたのですが、
アマガエルやヌマガエルが減らない中で
何で彼らだけが減っている(ような気がする)のか?
チョウセンカマキリの卵のう。
いくつか見かけました。
これは……オオカマキリですね。
大事な交尾中につき細心の注意を払いましたが、
どう考えてもバレているでしょう(汗)
一応、交尾をやめて逃げるようなことはなかったので
邪魔にはならなかったと思いたいところです。
知っている人は知っていますが
カマキリの交尾はまさに命懸け。
(特にオスにとっては)
そのせいか、この角度で撮影しますと
どちらかというとオスの方が
鬼気迫る表情をしているような気がします(汗)
メスは斜に構える余裕(?)を見せていました。
あ。
見られている。完全にバレている。
(でも逃げなかった)
今晩、夢に出てくるかもしれません。
秋らしく、モズも出始めています。
先程のカマキリなんかにとっては
まさに天敵中の天敵といえる存在。
カマキリ贔屓の私としましては
あの2匹がコイツらの餌食に
なっていないことを願います。<(_ _)>
伊佐沼公園の草むらで遭遇。
翅の縁取りがやたらと太く、
けつ腹部の先端にポンポンのようなものをつけた
奇妙な蛾に遭遇しました。
正体はワタヘリクロノメイガ。
名前の通り幼虫はワタ(綿)を食害するらしく
一部農家では駆除対象とされています。
当初、このお尻のポンポンが綿に見立てられて
いるのかと思いましたが、どうやら違ったようですね。
遭遇率・・・2 (食草は綿やクワらしいので、珍しい存在ではないはず)
インパクト・・・3 (サイズは小さいが印象に残るフォルム)
美しさ・・・3 (とりあえず、お尻が可愛い)
俊敏性・・・4 (小型の蛾らしく、早く飛ぶ)
知名度・・・2 (このフォルムのためか、結構ネットに写真が上がりやすい)
このお尻はただの飾りというわけでなく
左右に激しく振っているのを確認しました。
どうやらオスの方が発達しているらしく
まあ、何となく予想はつきますが
メスへのアプローチにでも使うのでしょう。
チアリーディングを彷彿とさせますが応援(?)しているのは残念ながら男(♂)です
派手なようで地味にも感じる存在でしたが
これもまた新顔なので、ありがたく登録させていただきました。
【10/4 伊佐沼周辺で撮影した生きもの】
鳥類・・・アオサギ、アマサギ、カルガモ、カワウ、キジバト、コガモ、コサギ、セイタカシギ、ダイサギ、チュウサギ、ツルシギ、ハクセキレイ、モズ
昆虫類・・・アキアカネ、イチモンジセセリ、ウラナミシジミ、オオカマキリ、キタキチョウ、コバネイナゴ、セイヨウミツバチ、チャバネセセリ、ツマグロヒョウモン、ナカグロクチバ、ホシササキリ、ホシホウジャク、ヤマトシジミ、ワタヘリクロノメイガ
その他・・・ニホンアマガエル
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