ある地方大学が学生に会食をしない、カラオケに行かないなど学生に誓約書を提出させることを求めたことが問題となっているらしい。実際、世の中では20−30代が感染者のボリュームゾーンとなっているから、誓約書はともかく何らかの抑止策は必要であろう。勤務校でも毎日のように陽性反応者が出ているが、その理由が「学外者と会食、その後学外者が体調不良で検査陽性。濃厚接触者に指定され検査したところ陽性」がほとんどである。
大学がどれほどの予防策を施し、なんとか対面授業を維持しようと教職員が努力しても、再三の大学からのお願いを無視する学生がキャンパスを出入りし、ウィルスをばらまくとぶち壊しとなる。大学は自治が認められているから、誓約書を求めようが、学則に基づく処分をしようが、特に批判される筋合いはない。それぞれの大学が学生の質に応じた対応をすればいい。ただ、教員としては、とにかく教室で授業をやってやりたいとの思いをなんとか保っている。だからこそ、極端な対応ではなく、学生を一人ひとり信用するしかない。
秩序が保たれ、お互いに信頼できる社会では、法律もルールも必要ない。ルールが必要になるのは、その秩序を乱す者がいる社会となる。学生と教員の信頼関係、学生の質に応じた対応をそれぞれが取り組んでいく中で、正常化できる日が来るだろう。