セサミオイル

名前	セサミオイル、Sesame oil
学名	Sesamum indicum DC
科名	ゴマ科
使用部位	種子
抽出方法	低温圧搾法
香り	無臭かややゴマの香り
色	無色または薄い黄色
粘度	粘性が高い
酸化	酸化しにくい
浸透力	優れている

古代インド、約５千年の歴史を持つアーユルヴェーダで使われているほか、

中近東やヨーロッパでも古くから医療や美容に役立てられてきたオイルです。

かのクレオパトラも愛用していたとか

粘度が多少あり、酸化しにくいのが特徴です。

酸化しやすいオイルはセサミオイルとブレンドすると長持ちします。

効果・効能（肌）

①アンチエイジング効果

セサミオイルにはセサミン、セサモリン、セサモール、セサミノールなど

６種類もの抗酸化成分が含まれており、

細胞の酸化＝老化を防止する効果が高く

『若返りのオイル』とも呼ばれるほど。

さらに美肌効果のあるビタミンＥも豊富で肌細胞や皮膚のターンオーバーを早め、

キメ細かく若々しい肌へと導いてくれます。

このセサミオイルを使ったマッサージは

“１０年続ければ１０歳若返る”といわれるほど

キャリアオイルの中ではアンチエイジング効果がすごいです。

②保湿効果

粘度が高めのこっくりしたオイルのため保湿力は絶大。

これまで色々なオイルを使ってきましたが

セサミオイルが一番保湿効果が高くしっとり感が長続きします。

③紫外線防止効果

紫外線から肌を守るセサミン、そしてトコトリフェノールを豊富に含むため

SPF１０程度の紫外線防止効果は十分にあるといわれる。

日常生活なら日焼け止めのかわりにセサミオイルでもＯＫ

④表皮再生

荒れた皮膚を再生し肌を柔らかくする効果も。

効果・効能（身体）

①デトックス

体内にある溜まった毒素や老廃物を吸着して体外へ運び出す働きがある。

お腹周りを揉みほぐすと脂肪が燃焼されメタボ解消に

②冷えの改善

胡麻自体に温め効果があり、オイルマッサージすると体温が上昇し冷え性のケアにも。

おへそに塗ると内臓が温まり自己免疫の向上にもつながります。

③肩こり改善

血行を良くする作用もあるので、お風呂で肩に塗ってマッサージした後

しばらく放置し洗い流すと肩こりが緩和する。

実際にやっていますが、これを怠ると肩こりが復活します。

他のオイルでも試してみましたが、セサミオイルでないと効果出ません。

これは肩コリで困っている方にぜひ試していただきたいです

④育毛、フケ改善

頭皮をオイルマッサージすると汚れや余分な皮脂が除去され、

育毛剤などの成分が行き届きやすくなります。

また、毛穴からオイルが浸透することで血行が良くなり保湿もされるので、

育毛に効果的です。

オリーブオイルと混ぜて使うとフケ防止にも。

⑤風邪花粉予防

鼻の入り口付近に塗ると外部から菌の侵入を防ぎます。

⑥関節痛やリウマチの緩和

⑦爪を丈夫にする

まとめ

浸透力がハンパないオイルです。

肌にのせると約２０分で毛穴から毛細血管へ、

血液にのって全身にまわり皮膚だけでなく内臓や骨にまで入り込んでいくのが特徴。

そのため塗るだけで高いアンチエイジング効果を得られます。

私もオイル美容を始めたきっかけはこのセサミオイルに興味を持ったから。

「本当に若返るのかしら」と半信半疑で始めましたが、

乾燥は緩和されるわ、小皺は消えるわ、ハリが出るわ、

目の下のクマも法令線も改善されるわ、で本当に若返りました

ビフォー（３７歳）・・・・・・・・・・・・・・・・アフター（４３歳）

“１０年塗り続けたら１０歳若返る”というのもウソじゃないかも