ソニーは22日、2015年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を上方修正すると発表した。
税引き後利益の赤字額が2月時点の予想の1700億円から、1260億円に縮小する。
金融事業や音楽事業の業績が想定を上回った。
家庭用ゲーム機「プレイステーション4」の販売も好調だった。
売上高は、8兆円から8兆2100億円に、本業のもうけを示す営業利益は200億円から680億円にそれぞれ増えるとしている。
ソニーは14年9月に、スマートフォン事業の不振を理由に、税引き後利益が2300億円の赤字になる見通しだと発表した。
その後は業績が上向き、今年2月には、画像センサーの販売増などを受けて、業績予想を上方修正していた。