自己分析の罠
こんにちは、
SCAスタッフのTakaです☆
もう夏休みもあと少しで終わり。
秋セメからいよいよ就活が本格スタートすることと思います。
さて、
そんな時期を目前とし
今回は『自己分析』ということでテーマを頂きました。
このテーマ、
頂いたのはいいのですが、正直すごく困りました。
あまり自分の就活で自己分析をした記憶がなかったんです。
みなさん
自己分析って何だか分かりますか???
正直僕は今でもよくわからないです。笑
言葉だけは良く聞くし、
何かアドバイスを求めれば自己分析をしろ言われる・・・。
一体自己分析とは何なんだ!?
とずっと思ってました^^;
納得しないと物事に意欲的に取り組めない性質なんですw
巷にはいろいろな自己分析のハウツー本が出回っています。
これを見れば一通りどうやれば自己分析をすればいいのかは分かります。
でも
大事なのってそこじゃないですよね?
本当に大切なのは、
何でそれをやらなければいけないのかをしっかり考えること
たぶんこれだと思います。
自己分析をやらなくてはいけない理由は、
当然面接での穴を無くすためや、矛盾を無くし一貫性を通すためだったりします。
でも、
大事なのはそんな小手先のことじゃない。
自分が何故就職活動をするのか、
なぜ働きたいのか、
そしてどう働きたいのか
といった自分の内なる声を聞くことだと思います。
よく入りたい企業が先行してしまって、
自分のキャラクターをその企業の求める人物像に作り変える人がいますが、
それは本末転倒。
人事担当者には一発で見抜かれます。
人にはそれぞれ好き嫌いがあり、
そして向き不向きがあります。
そこを隠して就職をしたとしてもたぶん未来は暗いでしょう・・・。
私が思う自己分析とは、
自分という人間がどういう人間であり、
どんな時にやる気や集中力を発揮するのか等を知る作業だと思います。
この目的にたどり着けばいいので当然やり方は無数にあります。
だから正解も間違いもない。
自分という人物像にたどり着ければそれでOKだと思います。
だから私は就活では巷で出回っているような自己分析本やマニュアルは一切使いませんでした。
逆に中途半端に情報が入ってきてしまうとそれに左右されてしまうので^^;
私がやったことは、
①
自分の過去を見直し、
自分がどんな時に楽しいと感じるかや、頑張った時の背景や環境を思い出しながら
紙に書き出してみる。
これでまず自分が一番楽しみながら頑張れる状況がどんな時なのかを発見できる。
②
①を考慮し自分がどう働きたいのかを考える。
例えば安定志向なのか、ガツガツ志向なのか、お金かキャリアか等
そして一番理想とする働き方を紙に書き出す。
③
②で書き出した働き方が出来る企業や業界を探してみる。
ちなみに業界が同じであっても企業によって働き方のカラーは本当にバラバラ。
だから働き方重視なのか、業界重視なのかも人によっては大切なポイントなのかも知れません。
ただ、
業界重視の人は何故その業界なのかということを明確にしておく必要がります。
カッコいいから、憧れだったからでは通用しません。
そして明らかに業界のカラーと本人の性格があってないという悲惨な状況もたまにみられるので、
業界しばりする人はその点を充分に注意する必要がると思います。
私が就活でやった自己分析は単に上記した①~③のプロセスをひたすらやっただけです。
ただ、
嫌になるくらいは考えました。
なんでこんな時に楽しくなるか、なんでこんな時に頑張れるのか、
自分はどう働きたいのか等々・・・。
始めはある特定の業界にも憧れがあったのですが、
このプロセスを踏むことで自分にとって本当に大切な軸が見つかりました。
それは
仕事を楽しく、前のめりで働ける環境に身を置くこと。
だから企業のもつカラーと環境が非常に大切でした。
そのため結局業界では選ばず、個別企業ごと会社を探していきました。
その結果、まさかのIT業界への就職となったわけです。笑
正直ITはさっぱりですが、会社の雰囲気や、仕事に対しての考え方にはすごく納得できています。
不安がないといえば嘘になりますが、でもすごく楽しみではあります^^
簡単にまとめると、
自己分析はこなすのでは見つける作業です。
だから一瞬で終わる人もいれば、すごく時間のかかる人もいます。
これだけやればいいやというのではなく、
確固たる軸を見るけるまでの作業が自己分析。
これをしないといくら時間をかけても無意味となってしまうので、
是非気をつけてください。
一番大切なのは
あなたの軸。
絶対にゆずれない部分とでも言えるのかな?
絶対にゆずれないとまでいうのだからそれなりの理由があるはずです。
そこを見つけてください☆
以上、
Takaでした。