3月13日(金)
ESLと言っても、今回はscamamのお話。
カリフォルニアでは、大学のspouse向けカリキュラムが充実していたし、街のアダルト・スクールのESLも雰囲気が良くて、scamamのsocial activityはESLを中心に行われていたと言っても過言ではありません。しかし、ここは違う。9月以降、試行を重ねてきましたが、なかなかこれ、といったものに出会うことができませんでした。
最大の失敗は、冬のsessionにとった、小さなカレッジのESLコース。初日にガツーンときました。どうやらこの学校は、Au Pair(オーパー)のためのESLコースを充実させているようで、scamam以外の生徒は皆20歳前後のヨーロッパ人ばかり。このオーパー という制度、若者がアメリカ人の家庭に1年間住みこんで、ベビーシッターをやりながらESLに通うというもので、確か取得すべきESLの単位の下限制限もあったように覚えています。というのも、カリフォルニアでも南米からのオーパーに何人かあったから。でも、彼女たちはおばさんばかりのESLで少し身を引いてつつましやかにしていたの。ラテン系でも。でも、今回のは違いました。アメリカ人の女の子の旬って15歳前後でその後はブクブク言っちゃうんだけれど、ヨーロッパ系の女の子は20歳前後でも皆スレンダーですごくかわいい。そのかわいい女の子たちが機関銃のように発言しまくります。コースのタイトルは"Ehat's the news in America?"といって、時事問題について話合う上級コースだったので、八つ子の倫理問題とか、キャロライン・ケネディは何故上院議員をあきらめたのか、とか、リンカーン生誕200周年に因んで、リンカーンは本当に奴隷解放を目的としていたのか、とか面白いものが多かったのだけれど、発言の内容の良否はともかく、彼女たちは臆することなく自分の意見を言いまくる。それに英語もすごく上手で、なんでESL必要なのか、と思ってしまうのです。そんな娘ほど違うお嬢さんたちの間で、scamamはほとんど静かにほほ笑むアジア人、状態、辛い2か月を送りました。と言っても、太郎君、花子ちゃんが次々と風邪で倒れ、半分ぐらいしか出席できなかったのだけれど。
さて、しかし、3月から始めたESLはある意味ピンポーンでした。scamamの住む町とは違う、フランス人ばかりの街のアダルトスクールのESL。生徒はフランス人のおばさん達と日本人が数名。コースのタイトルは"America Through its Literature"と言って、アメリカの大衆文学の抜粋を読みながら1865年以降のアメリカ史を見ていこう、というもの。先生は、イタリアXアイルランド系のパワフルなおばさんで、エネルギッシュに移民史、産業史、文学史、語りまくります。scamamから見ると口をはさむ隙もないのですが、フランス人たちは上手に質問をはさんでいるのが羨ましい。でもその質問自体は、何でそんなこと聞くんだ、って思うこともよくありますが。ともかく面白くて毎週楽しみ。実は昨日から太郎君は1か月の長い春休みに入ったのだけれど、週に1回、この授業だけは、ベビーシッターにお願いして参加することにしました。難といえば、完全なレクチャーなので、やっぱり英語を話す機会がないことかしら。ほんと、NYのここの生活では英語いらないから、英会話能力、衰退する一方です。