明日への道は
きびしいけれど
ただ現在だけを
浩介は
けんめいに生きている
カースケは相変わらず就職先が決まらないまま、大学卒業間近に運輸会社でアルバイトを始めると、故郷の水戸の高校時代のバスケ部で活躍していた村岡先輩と久しぶりに再会し、自分の通う大学の後輩たちの指導に来て欲しいと懇願する。
カースケは東西運輸と契約する下請けのトラック運転手の神保の助手として荷物の運搬を手伝うが、神保が過積載と睡眠不足の状態で運転を続けていることを知る。
会社から頼まれれば断れずに仕方がないからと疲れた体で運転をするうちに睡魔に襲われ、悪天候と見通しの悪い山道で、運搬途中に神保のトラックは事故を起こして大けがを負ってしまった。
神保の事故は会社側の無理な労働条件などから引き起こされたのが原因で、補償がいくのは当然ではないかとカースケは考えるが、会社は神保の事故を隠蔽しようとしているという。
大学生のカースケは様々なアルバイトを経験を積んでいるが、会社の表面的な部分だけを見ているにすぎず、そこで働く人達の厳しい現実を目にすると、大人になりきれずに、誠意を見せない先輩の対応に業を煮やす。
https://tver.jp/series/srnu62310j
しばらくTverで再放送が見られるみたい
23話
22話
21話
20話
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1975年当時の青春ドラマのなかで、運送会社の過積載や長時間労働など、ブラックな企業が問題が起きても隠ぺいしてのらりくらりとする大人社会の闇の部分を描いていて、学生の目を通して、日本のブラック企業に対して問題提起しているようにみえた。
何年か前にも、バスの運転手が長時間労働で事故を起こしたことがあったり、過積載のトラックが高速道路上で事故を起こしたりということは続いてきた。
時代が変わって企業は厳しく規制されるようになったといっても、ブラック企業の犠牲者はなくならないので、重い問題だなと思いながら見ていた。
穂積ペペ
村岡先輩役の森次 晃嗣
(ウルトラセブンの主役で人気を博した)










