『水道水が硬水なため、シャンプーが泡立ちにくい？』
あるテレビ番組で、・・・・
『愛知県から千葉県に引っ越しをしたけど、とにかくシャンプーが泡立たない。
おそらく、水道水に問題があるのではないか？』との問い合わせが
ありました。
嘘だろうと思っていたのですが、本当の話のようでした。
千葉県の水道水で、シャンプーが泡立たない理由は、『硬水』のため。
『硬水』とは、カルシウム・マグネシウムの多い水のこと。
『硬水』は、『軟水』よりも、シャンプーは泡立ちにくいそうです。
泡立たないことから、どうしても、石鹸の量を増やしたくなります。
おそらく、愛知県と千葉県なら、シャンプーの量を２倍にしないと泡だたない
ことでしょう。
今回の質問者は、愛知県から千葉県に引っ越しをした方なのですが、
なんと、愛知県は、日本で最もの軟水の水道水の県。
おそらく、シャンプーは、よく泡立ったことでしょう。
しかし、引っ越した千葉県は、日本で第２位の硬水の県です。
愛知県にいたころと比較すると、同じシャンプーの量では、
ほとんど泡立たないことでしょう。
利根川水系は、日本の河川の中で、最もカルシウム・マグネシウムの含有量が多い河川
だそうです。 上流よりも下流の方が、カルシウム・マグネシウムが水に溶け込み
結果として、下流の千葉県が最も『硬水』になるとのことです。
『硬水』の影響で、起こる現象が白い水垢です。 水垢は、水道水の
カルキだけだと思っていましたが、『硬水』が含んでいるカルシウム・マグネシウムも
大いに水垢の原因となっているようです。
水道の蛇口にこびりつく、白い水垢。なかなか、難敵です。
水垢の原因は、カルキだだけでなく、『硬水』が含んでいるカルシウム・マグネシウムも
多いに影響しているらしいです。
シャワーの穴にも、この水垢がこびりついて、お湯の出が悪くなります。
しかも、カルキやカルシウム・マグネシウムが固まってできたものなので
普通の洗剤ではなかなか落ちません。難敵なのです。
クエン酸のような、強い酸性の溶液で洗えば、カルキやカルシウム・マグネシウムを
溶かすことができるようです。 プロなら、クエン酸の溶液を使います。
『硬水』は、シャンプーの泡がなかなにか泡立たないし、ついつい、シャンプーの使う量が増えて
髪の毛を痛めてしまいます。 また、洗濯わする際も。泡立たないので、ついつい、洗剤を
大量に投入してしまい、すすぎをしても洗剤が残ってしまいがちです。
『硬水』は、料理でも不利です。この『硬水』をなんとか『軟水』に変えることは
できないものでしょうか？？
軟水器という装置を使えば、『硬水』を『軟水』に変えることができます。
お値段は、32,800円だそうです。
さて、宇都宮は、都道府県ランキングで見れば、第15位の『硬水』の県です。
東京も利根川水系の水を水道に遣っているため、全国第６位の『硬水』となります。
やはり、『軟水』の愛知県から来られた方は、泡立たないことにイライラされるかも
しれません。
大家は、『軟水』の広島県にも物件を持っていますが、宇都宮に比べれば。水垢に
悩まされることはありません。でも、泡立たなくても、洗浄力には違いがないので
泡立たないことに慣れるしかありません。どうしても、気になるようでしたら
「軟水器」を購入するしかないようです。
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