ご覧いただきありがとうございます。
湘南AGAクリニック横浜院の久田義博と申します。
このブログでは論文などを用いて医学的な観点から薄毛治療について解説していきます。
今回はミノキシジル内服による永久的な化学療法誘発性脱毛症(PCIA)の治療についての論文を解説していきたいと思います。
通常、化学療法後3〜6か月で新しい毛髪が生え始めますが、一部の患者では永久的な化学療法誘発性脱毛症(PCIA) が発生し、6か月以上経過しても毛髪が回復しないことがあります。
ミノキシジルについては、以前ブログに投稿しているので、ぜひご覧ください。
2015年にオーストラリアのニューサウスウェールズ大学のXinyi Yang先生らがAustralasian Journal of Dermatologyに投稿した論文を紹介します。
下記に論文のURLを貼っておきますので、興味があればご覧ください。
39歳の急性骨髄性白血病でシクロホスファミド+ブスルファン化学療法後、非血縁ドナーからの骨髄移植をした白人女性の症例報告です。
骨髄移植後16か月経過しても毛髪の顕著な再生がみられず、PCIAと診断されました。
既に外用ミノキシジル5%を6か月間使用しましたが、効果はみられませんでした。
下記に治療前の肉眼写真を添付します。
治療前の頭皮生検では、毛包のミニチュア化(縮小)、休止期(テロゲン)毛包の増加、線維化の進行(毛包の再生能力低下の兆候)を認めました。
下記に病理画像を添付します。
ミノキシジル1mgを1日1回の内服を開始しました。
6週間後、患者が発毛の増加を自覚しました。1年後、頭皮の広範囲で明らかな毛髪の再生と成長が確認されました。2年後、再生した毛髪の密度がさらに増加し、毛包のミニチュア化が逆転しました。
血圧の変化や体毛の増加などの副作用は認めませんでした。
下記に内服開始1年後の肉眼写真と2年後の病理画像を添付します。
筆者は上記結果について、このようにコメントしています。
この患者で実証されたように、PCIA はミノキシジル内服で治療できる可能性があります。作用機序は、男性型脱毛症の治療で見られるものと同様に、残っている休止期の毛を活発な成長期に誘導することである可能性があります。
当院ではミノキシジル内服薬を取り扱っています。
気になった方は下記から無料カウンセリング予約できます。
Yang X, Thai KE. Treatment of permanent chemotherapy-induced alopecia with low dose oral minoxidil. Australas J Dermatol. 2016 Nov;57(4):e130-e132. doi: 10.1111/ajd.12350. Epub 2015 May 13. PMID: 25966934.
施術名:AGA薄毛治療
施術の説明:薄毛治療には、薬による治療、レーザーや注射で頭皮に薬剤を注入する治療、自分の毛を移植する自毛植毛などがあります。
施術の副作用(リスク):赤み、熱感、初期脱毛、切れ毛、抜け毛、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。
施術の価格:1,800円~1,890,000円
自分はAGAなのか、どの治療が合っているのか、カウンセリングは無料ですのでまずはお気軽にご相談ください。
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