11月24日、787系改造車を使用した36ぷらす3赤の路(博多〜鹿児島中央)に乗車しました。毎週木曜に博多を発車し、5日間かけて九州7県を巡る列車です。ななつ星と比べて気軽に乗れることをコンセプトにしたという噂。
個室と座席に分かれており、ランチプランとグリーン席プランが設定されています。個室はランチプラン限定、グリーン席プランは食事なしのコースで、一般の特急列車と同じ扱い。ただ、赤の路だけはJR九州の駅とネット予約だけの販売です。
この赤の路は1992年に787系が特急つばめ としてデビューした当時と同じ区間を走るため、当時を偲ぶこともできるからか、人気のコースです。
途中、乗客が乗り降りできる駅は熊本。おもてなし、地域の特産品販売のため玉名と牛ノ浜にそれぞれ20分ほど特別停車するほか、乗務員交代や時間調整の停車がそこそこあります。博多を10時に発車し、鹿児島中央には16時26分に到着。長時間停車を省いても、特急つばめ時代より1時間以上遅いですが、その分楽しめる列車です。
昼飯は明太子入りの卵焼きサンド
玉名ではおやつにケーキ。他にはジャムやふりかけもありました。
牛ノ浜での様子。阿久根市のたい焼きとイワシビルがありました。
映画のロケ地にもなったそうです。
36ぷらす3に限り復活した787系の特徴であるビュッフェ。新幹線の開業と同時に運転区間と所要時間の短縮で廃止され、座席にされました。左のカウンターはビュッフェ復活の可能性に賭けてJR九州で保管されていたそうです。
赤の路限定の車内イベントである お茶のブレンド(2500円)
4号車マルチカー。寝台特急のロビーみたいなイメージ。
車内販売も特別なものが多い楽しい列車でした。
