イエメンのフーシ派拠点 米軍単独で再び攻撃 地域緊張高まる恐れ
 

 

1/13(土) 16:50  毎日新聞

 

 

中央軍によると、米軍の駆逐艦がフーシ派のレーダー施設を標的に巡航ミサイル「トマホーク」を発射した。

 

CNNテレビによると、米軍が単独で実施した。バイデン大統領は12日、記者団に対し「フーシ派が非道な行為を続けるのであれば、我々は同盟国と共に必ず報復する」と表明していた。

 

11日の攻撃では「民間人の犠牲者は出ていないと思う」とも説明。フーシ派の後ろ盾となっているイランに対して「既にメッセージを送った」とも述べていた。 

 

米軍幹部によると、米軍は11日には計28カ所を空爆するなどした。フーシ派の攻撃能力を低下させるのが目的で、山間部や人口の少ない地域にあるレーダー施設や無人航空機(ドローン)の発着拠点を破壊したという。

 

米軍幹部は、米英両軍の攻撃の後の12日にフーシ派が1発の対艦弾道ミサイルを発射したことも明らかにした。船舶への被害は確認されていないという。幹部は「フーシ派は自分たちが(米英両軍に攻撃された後に)どれだけの攻撃能力を維持しているかを確認している。今後、何らかの報復をしてくる可能性が高い」と述べた。

(抜粋おわり)

 

 

反政府勢力フーシ派に対する英米共同の一連の攻撃に続き、翌日には米国がイエメンが運営する組織に対する新たな攻撃を開始したという。イスラエルとハマスの紛争が続く中、イエメンのパレスチナ支持者の怒りと反抗を引き起こした。

 

この空爆は、11月以来紅海を航行する船舶に対するフーシ派の攻撃への報復として行われたわけだが、ジョー・バイデン米大統領政権は船舶への取り組みを守ると誓っている。米国の抗議活動参加者らが空爆の中止を求める中、バイデン氏は土曜日、「フーシ派がこの非道な行動を続けるのであれば、我々は必ず対応する」と述べたという。

 

フーシ派報道官は、今回の攻撃は、イスラエル関連船舶のアラビア海と紅海の通過を阻止し続けるフーシ派の能力に重大な影響を与えていないと述べたという。今回の攻撃は、中東でのより広範な紛争へ広がる懸念を示唆しているようだ。以下関連動画をご参照を…。下矢印

 

 

 

 

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