胆石の可能性も?
NHKNの「ためしてガッテン」
で、今度は胆石のことについてやっていた。胆石も突然、猛烈な疝痛に襲われるらしい。健康診断では見つからないことが多いが、超音波診断をしていれば良いらしい。私も胆管にポリープが見つかっている。
どうしてこんなものが出来るのか? 成分はコレステロールとか。 中性脂肪と同じで、青身の魚は食べた方が良さそうだ。
何でも朝食を抜く人(12時間以上食事を取らない人)、脂質を極端に控えている人、TVを4時間以上見る人、運動不足の人、は胆石ができやすいらしい・・・やばい! 私は脂質を可能な限り抑えてきた。撮りすぎはもちろん良くないが、摂らなさすぎもいけないらしい。ほどほどのバランス良い食事が良いようだ。生き物の身体は、複雑、単純にはできていない。長い進化の歴史の中で作られてきたものなのだから、勝手なことはいけない。
シーンという音
NHKの「解体新ショー」
という番組で、静かな時に聞こえるシーンという音の謎について調べていた。それは、耳の中から聞こえる音なのだそうだ。耳の中に音に反応するダンス細胞というのがあって、これがシーンの音を出しているとか。
一時期この音が気になっていたことがあったが、耳の中から聞こえる音ならどうしようもないし、気のせいでなかったことに安心した。人の身体には不思議なことがいっぱいあるみたいだ。
下剤トラブル
昨日、便秘対策に下剤を用いたら大変なことになってしまった。飲んだのはコーラック、以前2錠飲んだところ、厳しすぎて苦しかったため、午後4時半に1錠のみ飲んでみた。しかし、6時間ほど経っても何の変化もなかったので、1錠では効果がないのかな?と思って、午後10時半もう1錠のんでみた。
ところが、薬を飲んだすぐ後に効果が現れてきた。あらら、仕方ないわねと楽観していたが・・・朝方5時半、二回目の腹痛がしてきた。しまったと思いながら駆け込んだが・・・普通の痛みではなかった。腸を絞り出すようなキリキリとした痛み、このまま腹痛で死んでしまうのではないかと思うほど耐えられない痛みになってしまった。
お腹の中は空っぽになっていてもまだ、締め付けるような痛み。「神様、お願い助けて!」と祈るばかり。O157やノロウイルスはこんな痛みだろうか? こんなに苦しんで死ぬのは嫌だなぁ・・・ 安らかにポックリ死にたいなぁ・・・一番痛いのは結石の痛みだっけ? 主人も父も結石で苦しんでいたわ。私にも小さな結石があるし、もしかしたら私もなるかも? こんなことまで考えてしまった。そうこうするうち胃液まで吐いてしまった。トイレに籠もること1時間。やっと落ち着いて炬燵に潜り込む。ホッカイロでお腹を温めて。
後悔しても後の祭りだが、どうしてあんなに効き過ぎたのか? 不思議だ。きっと、お腹が空っぽの時に飲む薬は効きすぎるのだろう。もう、恐くてコーラックは飲めない。
映画「シッコ」を観て
アメリカの医療制度の問題点を告発する話題の映画「シッコ」を観た。観てあまりの酷さに驚いた。あれが世界一豊かな国の現実なのか、どこかが狂っているとしか思えなかった。誰のための医療なのか? すべてがお金のため、アメリカはお金持ちのための社会のようだ。
「第60回カンヌ国際映画祭」にて、アウト・オブ・コンペティション特別招待作品として世界初上映され、絶賛される。アメリカには国民皆保険がない。先進国の中で唯一ない。国民は各自が民間の保険に加入して、万が一の時に保険会社に支払を求めている。しかし、この保険会社が食わせ物。利益第一優先、いかに支払をせずにすませるかを日々追求している。少しでも契約違反がなかったか、告知に不備がなかったかを過去に遡って執拗に調査している。そして、それを調べ上げ支払い拒否の実績を多く積み上げた医師こそ、優秀な医師と認められ、高給が支払われているという。保険会社に勤めていた人々や医師がその実情を涙ながらに語っていた。良心が痛みその仕事を辞めた人も多くいるらしい。
保険に加入していない人達は悲惨だ。怪我をしても病院での治療が受けられないため、自分で傷口を縫っていた男性。指を2本誤って切り落とし、病院へ駆け込むと、中指は170万円?、薬指は120万円? どちらを治すかと問われ、その人は安価な薬指を選んで1本だけ接合した。一方、お隣のカナダでは医療費はタダ、5本の指をすべて切り落とした男性は、きちんとすべて接合してもらっていた。この違いは何なのか? イギリスもフランスも医療費はすべて無料らしい。これは凄いことだ。日本は、1割負担から3割負担になった。これからもっと負担が増えるのだろうか??? 無料がすべて良いとは思えないが、これ以上増えるとアメリカにだんだん近くなってしまう。
さて、アメリカは人の命を大切にしない国だ。特に兵士の待遇は悲惨だ。湾岸戦争で、劣化ウラン弾が使われ、イラク国民はもちろんアメリカの兵士達の多くも放射能の影響で今も苦しんでいる。しかし、国はそれを認めていない。9.11の災害復旧に当たった人達もたくさん呼吸器系の病気で苦しんでいるという。しかし、国は因果関係がはっきりしないとやはり保障をしていない。映画の中で9.11の救助・復旧活動に参加した彼らは、マイケル・ムーア監督と一緒にキューバへ向かう。悪魔の社会主義国と教え込まれた国へだ。国民の多くは貧しいが、医療制度はしっかりしている。医療費はこの国でも無料だという。アメリカ人の彼らを病院のスタッフは親切に診てくれた。もちろん外国人・アメリカ人であってもタダだ。ある薬は、アメリカで12000円、キューバではたったの6円だった。その女性は、この違いは一体何なの?と憤りを感じながら「鞄にいっぱい詰めて帰りたい」と涙を流しながら言っていた。
盲腸で子供が3週間入院して5000万円の借金ができてしまった人。病気の治療で老後の貯金を食いつぶして破産し子供の所へ転がり込む老夫婦。なぜ、そんなにかかるのか不思議だ。日本だと全額負担であっても決してそのような法外な医療費にはならないはずだ。アメリカの医療制度はどんな仕組みになっているのだろう? 誰のための医療なのか?医者なのか?保険なのか? 日本は決してアメリカ化してはいけない! 時々、アメリカで移植を受けるためと募金を募る人達がいるが、数千万円、億円単位を必要とする理由が少し見えてきた。また、そんなアメリカで移植するのが本当に良いのか、とても問題が多いと感じる。
国民皆保険を訴えるヒラリーさん頑張れ!
肝臓の検査
今日、やっと病院へ検査に行ってきた。手術前後の病院での検査で、気になるところがいくつかあり、それを調べてもらったのだ。血液検査とCT検査で肝臓・膵臓・腎臓・胆管・お腹のまわりを調べてもらった。
検査には映像を鮮明にするためにヨード造影剤というのを点滴とともに注入した。どんな薬剤なのか不安だったが、海草の成分ときいて少し安心した。しかし、検査にも事故はありうるので、十分注意して処置を見守った。私の心配をよそに処置は適切に行われ速やかに事は進んだ。
この薬剤を注入すると、身体が熱くなるとは聞いていたが、注射した腕が痛いと思ったら、本当にすぐに身体が熱くなり、何故か陰部が一番熱を帯びてきた。もしかしたら・・・お漏らししたかしら???と思うほどだった。じきにそんな症状は消え、寝転がったベッドはCTのドームの中を何度かスライドした。時間はわずか10分ほどか。MRIより随分と速かった。
結果は何ともなかった。少し人より少し胆管が太いとか、小さな腎臓結石とかはあったが、指摘されていた肝臓のしこりらしきものは、血管種という良性のもので何ら心配はないとのこと。ほっとした。
少し、具合が悪いと何かと健康について心配するものだ。殊にお正月のおみくじで末吉・健康状態に要注意!などとあると去年のことを思い出し本当に不安になってしまう。背中が時々痛み血液検査でアミラーゼが高いとなれば膵臓が悪いのかと疑い、お腹にしこりらしきものがあるともしかして癌? などとまことしやかな心配をするものだ。
結局、あやしい部分はすべてCTで画像に撮り、問題ないことが判明し、途端に健康を取り戻した感じだ。もしかしたら・・・私の人生50年で終わりかしら? などと真剣に考えてもいたので、拍子抜けした感じだが、何はともあれ安心、安心。健康第一、身体が資本、これからは身体を労らなくては。