しこり見つける | フォトグラファーSayoの乳がん日記

フォトグラファーSayoの乳がん日記

09年4月,浸潤性乳管癌を告知される//リンパ転移あり//トリプルネガティブ患者//術前化学療法CE4クール+TC2クール→癌肥大によりCE2クール//09年10月,部分切除+リンパ切除//09年11月,右膝骨・肝臓・肺転移 右膝に放射線照射//09年12月,パラプラチン投与開始

2009年2月5日、夜、お風呂。


右乳房内側下部にしこりを見つける。

一瞬冷や汗。


左乳房と触り比べても、明らかに違いがわかる。



お風呂からあがって、すぐ近所に住む母に電話。


「胸にしこりを見つけた・・・。」

「急いで明日病院へ行こう。」



父がインターネットですぐ調べてくれ、

Sブレストセンターへ行くことに。


仕事はもちろん休む。



完全予約制だったため、

翌日すぐに予約。


13時に予約が取れる。


まずマンモグラフィー。

その後触診、超音波検査。


S院長先生に診てもらいたかったのだが、

たまたまS院長先生に用事ができたらしく、

Sブレストセンター非常勤のO先生に診ていただく。



触診、超音波検査の結果、


“脂肪腫”


だと診断され、ほんとにホッとする。


良性であるので

そのままにしておいても

問題はない。

 

「気になるようならいずれ切除しましょう。」



と、診断が下される。


問題ないなら切除することもない。

傷をつくりたくないし、

しばらくそのままにしておこう。



・・・・・・・。


それからしばらく経過。

仕事もしつつ、普段と変らない生活を送る。


でもやっぱり気になる。

胸の下にあるおおきなしこり。


一度気づき始めると

何をしていても気になる。


傷をつくってしまうことになるけど

切除してもらおう。



S院長先生に診てもらっていないのも

なんとなく気になっていたし、

セカンドオピニオンの意味も含め

S院長先生にしっかり診てもらってから

切除してもらおう。


そう思い、4月3日

予約を取る。


つづく。