麻衣の暮らし-ナチュラルライフ -3ページ目

今日のごはん

母乳育児をはじめて、8ヶ月。我が家のごはんも大きく変化しました。

今日のごはんは、

ごぼうとにんじんの肉巻きではなく・・・板麩巻き。

しいたけと長ネギのマリネ、

かぶと油揚げの味噌汁

玄米+黒米ごはん


今日は、動物性のものがなかったけど、旦那はおいしいといって食べてくれたので

ほっとしました。ま、彼はかつおのふりかけと瓶詰めの焼きほぐし鮭を少しつまんではいたけれど。

でも、昔みたいに、肉がメインで野菜が脇役というかんじの食事ではない。

「こういう食事にも、なれたよー」だって。

最初は、「肉、肉、肉!」「にく、食わせろ!」ってかんじだったのにな。

味覚って変わるのが早い。

大学時代に読んだパトリス・ジュリアンさんの本 に、「自分を一番変えたいと思ったら、

食事を変えること」と書いてあって、そのときは「???」で、あまりピンとこなかったのですが、

今では実感してます。そういえば、彼もむかし、マクロビの実践者だったとか。


素材をしっかりしたものにすれば、シンプルな野菜料理でもじゅうぶんおいしい。

結婚したばかりのころは、スーパーでちょっとでも安い野菜を買うのが賢い主婦と

信じていたので、産地も見ないままトンガ産たまねぎとか、ニュージーランド産かぼちゃとか、

真冬にレタスとトマトの生野菜サラダとか、食べていたけど、

今は、なるべく、その土地でとれた旬の無農薬野菜を食べるようにこころがけてます。

味噌や醤油は伝統的な製法の、天然醸造のもの。味が全然違う。体への作用も。

母乳育児で仕方なくというかんじではじめたのに、今では元に戻れないほどに

この食生活が気に入っています。

がたんごとんがたんごとん

リリーは、「がたんごとんがたんごとん」という電車の絵本がけっこう気に入ってます。

気がつくと、勝手に絵本のところへいって、開いて中を見ようとしています。

まだ指がうまく動かないので本をめくるのは下手なんだけど、

いっしょうけんめい開こうとしてる(上下逆だよ。しかも角、食べてます)。


がたんごとん


こないだ、実家から帰る途中の電車のなかで、退屈してぐずりまくっていたので、

そのとき絵本は手元になかったんだけど、いつも読んでいるようにして

「がたんごとん がたんごとん」「のせてくださーい」「しゅうてんでーす おりてくださーい」

って朗読してあげました。そしたら、ぐずっていたのが静かになって、

目をまんまるくして、ニコニコ反応してました。

お!手ごたえアリです。

これから電車にのるたびに「がたんごとん がたんごとん」って言ってあげよー。


木のおもちゃ

今、千葉の実家にきています。じじばばがリリーにおもちゃを買ってくれるというので

千葉そごうにいってみたんだけど、プラスチックのばかりであまりほしいのがなかった。

なので、車で行けるところで面白そうなお店がないか、ネットで検索してみました。

佐倉に木のおもちゃやさんを発見。「アトリエ S.O.W.わーくす」というところ。

http://members9.tsukaeru.net/sowworks/

お店の名前は、レイチェル・カーソンの「Sense of wonder」からつけたそうです。
それだけですでにこころ惹かれます。

さっそく行ってみたところ、想像以上に素敵なお店で、感激。

リリーには、ハイメス社のクマのベビーチェーンと、木のくるま、ガラガラを買いました。

カラフルだけど、ドイツは安全基準がしっかりしてるので安心、チェーンは大人がひっぱっても

そうそう壊れないくらい頑丈だから、ボールがはずれて誤飲なんていう心配もないですよ、と

お店のかたがおしえてくれました。

購入後、即、ヨダレでべちょべちょにして夢中で遊んでいたリリーさん。


ベビーチェーンくま


それにしても、可愛かったなー、ザイフェンの木のおもちゃ。大人が見ても十分楽しめました。

自分のために買いたいくらいだったけど非売品だそうです。ザイフェンでは木のおもちゃの伝統の

後継者がいないため、現在はほとんど入手困難なのだそう。そうなのかー。

ドイツ広いのにそういう若者が一人もいないなんて、もったいないねー。

旧東ドイツの山の中の小さな村だからですかね。こういう文化はなくなってほしくないですね。


背中にブツブツ

今実家にいるので、リリーをお風呂に入れるのは、ばあばの役目。

背中をみて、びっくり。「リリーちゃん、背中に赤いブツブツができてるよ!?」


あ、今日は、私、いとこの家でおまんじゅうをいただいて、食べたんです・・・

和菓子なら大丈夫かと思って、せっかく用意したんだよって言われたので・・・。

でも、半分でやめておいたんですけど。


背中のブツブツは、砂糖の排出ってきいたことがあります。

顔の湿疹も、魚だと口元、乳製品だと頬、とか、いろいろあるらしいです。

たしかにリリーは私が鯖を食べると、口元にニキビみたいなのできるなあ。


母はかなりびっくりしていた。本当にたべもので湿疹でるんだねー、って。

夜、ひさしぶりに乳首をガブっとかまれた。おもいっきり。

すごい容赦なく痛いです。

リリーさん、歯4本、はえてるのに、噛むの、やめてください。


おまんじゅう半分食べただけでこんなに天罰くだらなくても良いのに・・・。

乳製品を減らしてみたら・・・

出産後、産院で骨密度検査をしてもらったとき、平均値より下だったので、

かなりしつこく注意されました。

それって、妊娠でカルシウムをリリーに一時的にあげちゃったせいですよね!?

とお医者さんに聞いたら、「関係ない」、「それにしてもあなたの値はかなり低い」、ときっぱり言われた。

さらに、そこで、栄養指導のおばちゃんが登場して、

とにかく、牛乳やチーズやヨーグルト、もっと食べてくださいとアドバイスしてきて、

さらに、森永の「Eお母さん(イーお母さん)」とかいう、母用の粉乳のサンプルをどっさり

持たされた。(産院には、乳業のおばさんが専属で来ていて、ママや赤ちゃんの栄養指導、調乳指導とかするのはそのおばちゃんたちの役割です。)

でも、乳製品ってずっと好きだったし、ヨーグルトとか、結構食べていたのに、変だなーって思ってたんです。ぜったい、平均以上に乳製品はとってたハズ。


しかし・・・マクロビオティックの本を読んでいたら

乳製品って、体を酸性化して、そのために、骨からミネラルがかなり失われるので、骨粗鬆症の予防になるどころか逆効果で、カルシウム不足になる、とか書いてある。

妊娠中や授乳中の人は、赤ちゃんのアレルギーを誘発する原因にもなるので、極力控えた方がいいとも。

でも、牛乳って、ずっとからだにいいとおもっていたし、妊娠したら牛乳飲んでカルシウムとって・・・

とか思っていたのに。給食で毎日飲んでたし。

牛乳が体によくないだなんて、かなり一般常識からかけ離れているような気がしてたんですが、

情報を集めてみるとけっこう牛乳はよくないという話もあるんですね。

山西みな子せんせの母乳の本にも、牛乳はよくないと書いてあったこともあり、あと、いろんなところで

そういう話をきいて、乳製品をすすめる栄養学とはアプローチの仕方がちがうんだけど、私なりに納得できたので、乳製品をやめていく方向でやってみました。


でも、乳製品って、お菓子にもパンにも、いろんな加工食品にもあらゆるところに入っているので、完全にやめるのは結構大変。カレーのルーとかにも入ってるしさあ。

ところがー

乳製品をやめるとともに、ずっとあった私の軽いあせもみたいなのが、完全に消えちゃいました。

うちの母におしえたら、母も牛乳やめたら、湿疹が完全になくなったとか、目のまわりの脂肪の

かたまりみたいな小さいイボがなくなったとか、言っていた。

リリーの肌も、まあ、ひどい湿疹とかは元からなかったものの、赤ちゃん肌ってほどきれいではないなー

といつも思っていたのが、ほんとうにほんとの赤ちゃん肌ってかんじになってすごくきれいな肌になった。
調子がいいのはたしかなんですよ。

たまに、鼻水とか、肌がかゆくなって「あれー?」と思った日は、表示をよく見ないで食べていた加工食品に

バターとか、入っていたときなんですよね。リリーも荒れるし、眠れない。


でも、実際のところはどうなのか!?

乳製品断ちしてて、ちゃんとカルシウムとれてるのかどうか、っていう、数値がやっぱりきになりますよ。

で、こないだ、新潟でお祭りがあって、路上の屋台でタダで骨密度測定をやっていたので、

試してみました。

結果。


同年代の女性の120%の骨量です。


えー!

やっぱり乳製品って・・・。

半年間乳製品をほとんどたべないようにしてきたら、この数値。

海藻とか、小松菜とか、みそ汁ににぼしいれたりとかしていたのが

よかったんですかね。

乳製品についてちょっと認識をあらためるような出来事でした。

乳製品とらないとなると、必然的に和食中心になるんだけど

和食でもカルシウムって十分足りるものなんですね。


こぐまちゃんしりーず

リリーには、生まれてすぐからなるべく絵本を見せるようにしてました。

言葉の意味が分からなくてもいいから、絵の色彩や形を楽しんでほしかったので。

はっきりした色あいの絵本に、リリーはとくにひきつけられているみたいです。

こぐまちゃんシリーズ、いまのところ3冊もっています。


こぐまちゃん絵本

「こぐまちゃんおはよう」、「こぐまちゃんとぼーる」、「ひらいたひらいた」

たぶん「おはよう」がいちばん名著として有名だけど、リリーが好きなのは「ひらいたひらいた」です。

次が「ぼーる」。「おはよう」は、一日の生活が描かれているし、内容はいいんだけど

言葉の語呂が今の月齢だとそれほど面白くないみたいで^^; 

ふーんっていうかんじで見ています。


「ぼーる」の「ころころ~」とか「ぽーん」とかいう場面ではゲラゲラ笑います。

「ひらいたひらいた」は全部歌なので、リリーも体をうごかして喜びます。


絵本って楽しいー。

リリーのすきな絵本、これから気が向いたら紹介します。

極陰性のたべもの

自分が今までずっと好きだったものを振り返ってみました・・・


スパイスのきいたカレー、菓子パン、コーヒー、お菓子。

野菜は、トマト、ジャガイモ、なす、ピーマンとかの夏野菜が好き。

根菜の煮物はあんまり好きじゃなくて、野菜食べるとしたら生野菜。

ごはんよりパンが好き。


妊娠中、体重制限が厳しくて、結局7㎏増に抑えたんですが、

そのときも「ごはんいらないから、菓子パン食べたい」

「今日はアイス食べたからご飯を減らそう」

っていうかんじ。

あと、バナナがすきで、よく食べてましたよ。


これをマクロビオティックの理論にてらしあわせてみると・・・

私の食べてきた物って、すべて極陰性のものに偏ってる!

ちょっとびっくり。コーラ以外はほとんどすべて当てはまっているんでは!?


▼極陰性
・イーストパン(砂糖入り)、菓子パン
・なす、トマト、ジャガイモ、もやし
・バナナ、パイナップル、熱帯産果物、メロン
・わさび、こしょう、唐辛子
・豆乳、豆腐(化学凝固剤使用)
・コーヒー、コーラ(砂糖入り飲料水)
・日本酒(合成酒)、ウイスキー、ブランデー、ワイン
・白砂糖、はちみつ、砂糖菓子、アイスクリーム
・化学調味料

極陰性の食事にかたよると、体に負担がかかって、陰性特有の不調症状がいろいろ

出るとのこと。

思い当たること、ありまくり。

あ、だからリリーは怒ってたわけね。

これを中庸にもどしていくことで、健康になって(おっぱいもおいしくなって)いくらしいです。

中庸って、玄米を中心としたご飯とかいろんな穀物、あと、根菜中心の野菜さんたち。

こういう食事をしてると、その母乳を飲んでるリリーの肌もピカピカになって、ご機嫌ちゃんになるんです。

あれだけ砂糖食べてたのに、今は白砂糖は全然摂ってないけど、意外と大丈夫なものですねー。

もっとゆるやかな甜菜糖とかおだやかな甘味があれば十分。


さ、また明日のために玄米を仕込まなければー。


たかきびバーグ

リリーに母乳をあげるようになってから、肉をあんまり食べなくなりました。

いつのまにかうちのハンバーグはレンコンとひき肉3:1くらいの割合で、レンコンバーグに。

それでも旦那さんは満足と言ってくれてるので、当分ふつうのハンバーグをつくることはないかも。


で、今回初挑戦のたかきびバーグ。肉はまったく入っていないんですが・・・。

大谷ゆみこさんの「つぶつぶ」 という雑誌にのっていたレシピです。

雑穀大好きなので私はぜんぜんオッケー!今実家なのでいいけれど、

旦那の口にはあうかしら?ちょっときわどいかな!?

つけあわせはラディッシュと実家の家庭菜園でとれたそらまめさん。

takakibi

大好き♪布おむつ

布おむつにしよう!っていうのは、出産前からなんとなく思ってました。

最初はベビーネンネの形成おむつを使ってました。でも、3ヶ月くらい経った頃、いただきもののふつうのさらしおむつを使ってみたら、意外とよかった。かわくのもすごい早いし。

ベビーネンネって高いけど、さらしのおむつにくらべてそこまですごくいいかどうか結構疑問かも。

たたむの簡単とかいうけど、おむつたたむくらいの手間って私はそんなになんとも思わなかったし。

ほかにも、ブレーメンの散歩道で売っていたドイツのオーガニックコットンのおむつなどいろいろ試してみました。補助パットがちょっと頼りないような気がするものの、さわり心地がすごくいいので気に入ってます。

http://www.org-cotton.com/cata/article3/nappy1.html

でも、いままでに一番よかったのは、メードインアースのきなりのおむつ10枚セットかな!

買う前は、ちょっと高いんじゃないのーって思ったんだけど、吸水がほかとはくらべものにならないくらいすごい。オーガニックコットンだから、さわり心地も最高です。

次ぎ買うときも間違いなくこれだなー。

これだといまだに二枚重ねにしなくても、一枚で十分大丈夫です。ベビーネンネのはもう1枚では使えないんだけど。


さっきから、そんなにいい!?って疑問を呈してばかりのベビーネンネですが、ただ、カバーはすごくよかったんですよ。これは最高級のウールおむつを買って正解です。蒸れ蒸れ感がぜんぜんちがうんですよ!夏は涼しく、冬暖かい、すぐれもの。ちょっと安いからといって、ベビーネンネのポリエステルカバーを買うくらいなら、見た目も可愛いファジバンズのが絶対いいです。

http://sleepingsmile.fc2web.com/washable/diaper/diaperorder.html

ファジバンズって、アメリカのおむつなんですが、色が選べてカラーコーディネートしたら可愛いだろうなーってずっと気になっていたので、最近購入しました。使い方がふつうのカバーとちょっとちがって、中に入れるタイプなんですねー。ただ、中に入れるパットは、さらしやドビー、ネンネの形成おむつで十分っぽいですね。ファジバンズ専用の麻のパットを1枚だけ買ったけど、吸水がいまいち!?でも洗うごとによくなってくると書いてあるので今後に期待しましょう。でも、ま、とくにファジバンズ専用のを購入する必要はないかな。


あと、忘れちゃいけないのがエンゼルのソフトベビー!

これは形成おむつやさらしおむつ、ドビー織りおむつなどの上に敷いて使います。

お尻に水分がつかないので、夜でもおしっこが気持ち悪くて起きるってことはなかったです。

だからこれは夜とか、お出かけとか、ちょっとすぐ取り替えてあげられないときはすごーく便利♪

紙も併用してたけど、布だけでも十分いけるとか思っているこのごろです。

おっぱいと食事

リリーが生まれて一番変わったこと、それは私の食べ物です。

母乳と食事が関係あるということを教えてくれたのは山西みな子先生の本でした。

産後2ヶ月くらいのあいだ、リリーは母乳をのみながら怒り、

なかなか寝つかない日々が続きました。

私の睡眠時間は連日2時間。


もう限界! ミルクに変えてしまおうか・・・


そう思っていたときにたまたま「母乳で育てるコツ」という本を読んだのですが

これを読んだことで、母乳のためというだけでなくて、自分の食生活自体が根本的に

変化するきっかけになりました。

母乳がたっぷり出るひと、そうでないひとは、たんに体質の問題と思っていたので、

その原因が母乳を出そうと思ってせっせと摂っていた高カロリー食や乳製品にあるなんて

山西センセの本を読むまでは考えもしなかったです。


最初は、その本で理想とされている食生活は私には到底無理というかんじでした。

結婚してから、トルコ料理やら、ロシア料理やら、タイカレー、スパイスたっぷりの

手作りインドカレーなんかを毎日のように作って食べていたため、

和食に変えるだけでも、「えぇ!つらい!」というかんじだったし。

でも、おっぱいを飲んだあとのリリーのようすを観察しているうちに、

以前好きだった食物でも、これは食べられない、食べたくない、というふうに

次第に変わっていきました。

そうしてリリーがご機嫌で、肌にもプツプツが出ないようにと気を配って食物を摂っているうちに、

それがマクロビオティックという食事法に近いということに気づきました。


でも、あくまでも私の食べ物を教えてくれる先生は、リリーです。

乳製品を食べた日には、おっぱいにビンタの嵐。

白砂糖を食べると、ぐずってすぐに肌がよごれるし。

カレーを食べればお尻がまっかっか。

そうしたら少し気をつけないといけないというサイン。


目にみえてすごーくよく分かるから、なんだか面白くなっちゃって。

こんなことなら妊娠中からもっと気をつけてあげればよかったよという気もするんですが

当時は見えなかったので^^;

ま、目に見えないからといって、あなどっていてはいけないのだけどね。


自分一人だけだったら、たぶんやらなかったような気がするけど

リリーのおかげで自分も健康になるので、感謝しないとね。