今朝、目を覚ました姫…

唐突に…


『あかちゃん、可愛いね~』

『あかちゃん、ほっしぃ~』


って…。



ママン、目が点になりました。

最近、コウノドリにハマっていて

一緒に見ている影響なのか

人間の赤ちゃんのみならず

動物の赤ちゃんを見ても

赤ちゃんにビビビッっと反応する姫

テレビ画面の向こうに映る赤ちゃんを

優しい眼差しで見つめています

この母性って

いつの間に身につけたのか

小さいながらに

赤ちゃんを愛しく思い

大切に思う姫の優しさに

嬉しくもあり

切なくもあり…。






現在の日本では

心臓移植及び肺移植を受けた患者さんの出産は

妊娠、出産後の臓器廃絶のリスクが

格段に他の臓器に比べて高く

廃絶=母体や赤ちゃんの死に直結するため

認められていません

だから、赤ちゃんが欲しいと希望しても

産めません…

アメリカでは

心臓移植を受けた女性が

出産に臨んでいらっしゃるようですが

ドナーが絶対的に不足している日本では

諦めなければいけないのです

貴重な臓器で

やっと頂いた命…

だから…

姫が元気に生きてさえくれればいいと思う

けど、それはママンのエゴ…


姫だって成長するに従って

誰かを好きになり

大切な伴侶を見つけて

赤ちゃんが欲しいと思うはず

そんな誰もが思い描く幸せを

抱くことも許されないのかなと思うと

とても切なくなるのです



贅沢な事と思われるかもしれませんが

いつの日か

心臓移植を受けた姫のような女の子が

安全に出産に臨めるほど

日本の医療技術も

進歩していて欲しいなと

願ってやみません。。。