最近の鑑定で、人間関係のお悩みに関して掘り下げていくと
「自己肯定感の低さ」
が根底になっている方が多いなと感じます。
「職場の後輩が指示を聞いてくれません」→「若い子の感覚がわからなくて自信ない」→「人の気持ちがわからない私はダメなんだ」
この様な流れです。
まずは、後輩さんの考えていることの鑑定の前に自分のかけているフィルターを気づかせていただく。
そして鑑定をはじめるというようなスタンスを取りたいのですが
…そう簡単にはいかない。
時代は「タイパ」です。映画ですら早送りする時代。
お客様はすぐ答えが知りたいのです。
占い師によって違いますがまず「自己肯定感下げフィルターがかかっている」ことを一言説明してからもう鑑定に入ります。
そして今の状態の鑑定結果を説明してから、「人の気持ちがわからないのではなくて自信がないからそう見えてしまうのでは?」とお伝えするようにしています。
いきなり、「あんた自己肯定感低いよ。うがって見えてるよ」なんて言ってしまったら心のシャッターしまってしまいますからね(笑)
自己肯定感下げフィルターを外せたら、改めてお気持ちをうかがわせて心の底の本当にお客様が望まれている鑑定を探り当てます。その方は、「職場の人たちが自分のことをどう思っているのか後輩を通して知りたい」にたどり着きました。
本当に望まれていることはお客様ご自身でも把握できていないことはたくさんあります。
一緒に言語化し探り当てていく心の旅を共にしていくことこそが占い師の神髄の一つかな…なんて考えております。