3月初めは、初の茅ヶ崎でした。
会館が続けられているkids応援ファミリーコンサート。照明も素敵!
「音を楽しむヒントいっぱい」ではバスケから日用品からお家でも真似してもらえるエッセンスも。
生まれる前に出会う音やゆかりの作品ではゆったりと。
この部分のテーマは「命の物語」。
この戦乱の状況の前に考えた構成ですが、今までになく幾重にも重なる想いを共有しながらの空間に。(写真はリハ)
共演の磯田日向子&とってもあったかい会館の皆様と。
子供たちの反応の可愛さ♡
会館からのリクエストでコロナ禍でもできる参加型や観て楽しいものもということで、モリモリな構成。
帰り道でボディーパーカッションしながら帰ってる子がいっぱいいたとのこと、嬉しすぎます。。。
そして、結果的に参加型や組み立てショーなどでは大きなお友達(大人)も子供テンションでヒートアップしていただいている反応となりました(笑)そんな大人が増えることも良き良き☆
今回も、大昔のものから思いっきり現代曲からクラシックから創作から絵本から、かなり幅広い選曲をしました。(現代曲もなかなかな人気でした)
年齢も時代も国もいろんなものを飛び越えて一つになれるのは大事!!
打楽器は、音のコミュニケーションのために生まれたことを改めて誇らしくもあり、大切にしたいと思います。
それから移動のため、夜の羽田空港へ直行。
すると、前を歩くチューバの後ろ姿!もしやと思ったら、おんかつ仲間の喜名さん!
久しぶりに会えた嬉しさにダッシュで呼び止めてしまいました(笑)
しかも、私も以前お世話になった岐阜県関市から北海道深川市への移動中で、喜名さんの出身は私が向かう沖縄という偶然、いや必然?!もうこれは共演するしかないお告げです☆
ダブルの再会の幸せでパワーチャージしました!!
"音を楽しむ"ヒントがいっぱい!
観て♪聴いて♪パーカッション&マリンバ
*リズムからメロディへ
ハッピーホリデイ(バスケデュオ)
ジャンベ&トーキングドラム&ボディパ(アフリカンデュオとコール&レスポンス参加型)
マリンバ組み立てSHOW
ガーナイア+ジャンベ
*クラシックの誕生
クラシックトラベルツアー
(名曲ハイライト10曲メドレー)
*響きに包まれる
プレイウィズハート
*家の中にある音探し
絵本「おいしいおと」(日用品とともに)
*未知のリズムに出会おう
Kliva Sadovska hora(ブルガリア13拍子、動物言葉遊び&ボディパ参加型)
*観る音楽
シアトリック(太鼓を両サイドで追いかけっこするデュオ)
*命の物語〜生まれる前から出逢う音
「レインダンス」
バードコール〜茅ヶ崎ゆかりの山田耕作「赤とんぼ」
オーシャンドラム〜「スマイル」
*一緒に歩き出そう
トロピカルフィール(手拍子参加型)
*アンコール サンバ(足拍子&キメ参加型)
そして、そのまま沖縄にて、文化庁のユニバーサル公演事業先行実施へ!誠実さんも合流。
浦添市にて、2つの学校で文化庁ユニバーサル公演事業でした。
みみぐすいでお世話になっているてだこホールさんのサポートもいただきつつ。
一緒に呼吸し、歩みながら過ごす空間。WSと公演の2時間を共にします。
この特別支援学級向けに始まる取り組みは、本年度は演劇など各分野から6団体が先行実施として動きました。これから枠組みづくりも始まります。
少しでも寄り添えるように携われたらと思います。
今回は通常学級と合同での160名での実施と、特支学級のみ全学年の60名での実施ということで、先日の少人数の埼玉県和光市とはまた違うかたちのアプローチに。
どちらも核となるのは、まずは自分も大切に、それから友達それぞれのペースや個性を尊重しながらその場&時間を共有できること。
構成や言葉選び、そしてその場でフレキシブルに変更していく内容で対応しながら行いました。
結果的にとても素敵な空気感がそれぞれの学校で拡がっていきました。
先生方のたくさんのご協力にも感謝です。
音楽に限らず、ユニバーサルデザインとして社会に取り入れられることが多くなってきた昨今。
それでも、ある一方から見れば快適なことが違う方向から見ると不便なこともある。
そのなかでみんなが心地よくほんの少しの譲り合いとやさしさで過ごす先に見えることはたくさんある気がします。
文化面からのアプローチの一つにこの事業が育っていくことを願いながら、まずは無事に終えることができたのかなと思います。
一緒に取り組んでくれた誠実さん、ヒナもありがとう。
特に、どの学校もWSと公演の順番や内容はまちまちながら、2時間過ごしたラストには、本当に一人一人の呼吸を大切にしながら、その場にいる友達たちとの関係性も強くなってる子供たちの柔軟さやエネルギーに改めて心が震えました。
そして、一緒に過ごす責任も改めて噛み締めました。
今回、音楽面だけでなく、今までに学んできた心理学、ヨガ、ドラムサークル、ハーブ、書道など、それから自分自身が抱える持病など、プラスでもマイナスでもなく、生きてきた途中のいろんなものが少しずつ自分を助けてくれている気がします。
飾らずに、ありのままの自分で、子供たちと同じ目線と呼吸で一緒の空間にいたいなと改めて思いました。
空き時間には少しだけ平和記念公園へ。今このタイミングで伺えたこともご縁。
巨大な力の前に祈ることしかできない現状でも、最後は想いに優るものはないのではないかとも思う。
戻ってからは、いくつかの本番もありつつ、今回先行実施した、文化庁ユニバーサル公演事業(学校公演)の会議にも参加しました。
特別支援学校&学級向けの取り組み、または、障がいを持つメンバーと合作の団体の取り組みから、みんな違うけど一緒に分かち合うって何だろうということなどを一緒にゆっくり共有していく事業。
今年度は先行実施として演劇、ダンス、音楽など6団体が採択されました。
アドバイザーの方々や関係者の皆様との報告と今後に向けての課題などを出し合いながら、分野やアプローチは違えど、大切にしているところの根っこは同じ温かさと熱意があることを実感。
そして、文化庁でも模索が続く中、さらにコロナ禍で二転三転する打ち合わせを重ねながらできる限りのWSと公演を子どもたちと過ごしてきたこと、初めてお会いする方もなんとなく同志のような温度感でした。
ご協力いただいた学校の先生方も、ありがとうございました。
いつもサポートいただいているREMOの消毒可能な楽器も大活躍。
WSでも公演でもどちらもいろんな部分に組み込んだ「繰り返し要素」の安心感とともにじわじわと慣れて、最後の達成感いっぱいの笑顔と躊躇なく寄ってきてくれる空気感、それからリハからさりげなく扉の向こうで行ったり来たりしていた保健室登校の子など何かを緩やかに感じていてくれることの大切さも含めて、次へのブラッシュアップと継続に繋げたいと思いました。
来年度以降本格スタートとなりますが、どうか良いかたちになりますように☆