振り返りもラスト〜!!半年分は長かった。。。読んでいただいた皆様もありがとうございました。
インスタやTwitter、FBは随時更新なので、情報はこちらへ。
https://twitter.com/sayakanojiri
6月後半からの2週間ほどは、ピアノ中川賢一さんとのデュオでした!
まずは、23日の和光アウトリーチから!
音楽のたねアウトリーチに初参加しました。
ピアニストの中川さんとのデュオは、実は初めてのアウトリーチ共演!
中川さんとのときには是非共有したいと思い、マトルズダンスはフル尺で炸裂しました!
コロナ明けが見えて来た今だからこそ、うずうずしている気持ちも一緒に新しい世界に一歩踏み出してほしいなと、そんなメッセージを隠しつつ。
4年生の子どもらしい無邪気さ、5年生の深く共有しあえる感覚、どちらもとっても可愛らしかったです☆
少しずつできることが増えながら、早く近い距離で実現しますように!
和光の皆様には、昨年度のユニバーサル事業先行実施から続けてお世話になりました。毎年続けられている、音楽のたね、素敵な想いの皆様との時間は温かかったです。
給食には、なんとガーリックトースト!みんなで食べれば気にならない(笑)
ベタ面は空調が届くのに、体育館舞台上は灼熱という切なさをガーリックパワーで凌ぎました(笑)
今、改めて写真で気が付いたのですが、白黒リンクな服になっていました☆
リハを挟んで、今度は宮城県蔵王町へ!おんかつです!
会館の玄関には、こんな嬉しいラッピングが!!
初めて訪れたのに、昨年の延期やホールの方との以前からの面識なども相まって、初めてじゃないような感覚。。。
あっという間なのか、すごく長い滞在なのかよくわからなくなるような濃い日々。
まずはアウトリーチについて。
週末の公演への準備もしつつ、灼熱のアウトリーチ爆走しました。
5校全てでマトルズダンス無事に完走!!曲のコンセプト通り、倒れそうでした(笑)
今回はコロナ対応で全て体育館ですが、宮城県でまさかのこの時期の酷暑。。。
厳重警戒の温度計のなか、水分と塩分チャージを取りまくりつつ、演奏中はホワイトアウトに近い瞬間もありつつ、みんなの助け合いでチーム感は増し増しです。そして、子どもたちの集中力の高さ!!
様々な学年もあり、プログラムも毎回変わるのですが、何かを共有できている感覚は、やはり距離があったり、暑さだったりには負けないんだなと痛感。
ロックなのか?!というような縦ノリな空間になったり、しっとりな音楽をただただ味わってくれたり、中川さんの以前のアウトリーチをしっかり覚えている子もたくさんいたり…、子どもたちの内なる可能性は無限大です。
なんと4校から自発的なアンコールがあり、ラストの遠刈田ではタタタン!タタタン!とリズム打ちのコールでびっくりでした。
そのまま曲に突入して一体感が物凄い盛り上がりに!アウトリーチのグランドフィナーレのようでした。
アウトリーチも公演も、現代音楽アプローチ多めの攻めたプログラム。
今回は、地域創造から山本理事長と担当の田中さんも視察にいらしていて、その瞬間にも立ち会っていただけました。
そして、実は今回、アウトリーチ5校の間に、ホールとして初の試みのバリアフリーのインリーチがありました。
障がいを持つ方とともに、ゆったりと深い呼吸をしながら過ごす音楽時間。
安心な音としてオーシャンドラムをところどころで繰り返し奏でたり、息つくことができる間を大切にしたり、心身をほぐしたりしながら、マリンバとピアノ中心に柔らかな音の会話をしました。
曲もこのコンサートのために多めに用意して、その場の雰囲気でもプログラムを変えて寄り添いながら。
いつもはホール公演のときにはファミリールームという別室で観覧されていたとのこと。こうして近くでリラックスして生の音楽を共有できることは、本当に広く広く拡がってほしいなと願います。
曲の中に入り込んでハミングが聴こえたり、気持ちの高ぶりを立ち上がることで表してくれたり、じーっと目線を離さずに楽しんでくれたり、思いがけず終わった後に質問コーナーが続いたり…、お一人お一人が自分のペースで楽しんでくれました。
中川さんも私も、実はしっとりゆったりな音楽がとても好きです。
そして、担当の我妻さんの想いものせて。
紡いでいくような音での穏やかな会話をみんなでさせていただきました。
地域創造の山本理事長、田中さんには、こちらも視察いただきました。
いよいよ最終日の公演。フルスロットルで駆け抜けました!
本当に出し切った…。最高に楽しかった…。
前半は楽器ミュージアムとして、そのハイライトは「展覧会の絵」の抜粋デュオ。本番は痺れました…。
後半は、蔵王町の皆さんが毎年描く巨大絵画とのコラボ。
「天地創造の音絵巻」として構成して、現代音楽多めな攻めたプログラム。
迫力サウンドでのやり取りの白熱感もですが、それ以上にppやしっとりな作品で互いに研ぎ澄まされる感覚は何とも言えないものでした。拍手の音が違ったと言っていただけるくらい観客の皆さんからも熱気が感じられました。
中川賢一さんのピアノからは本当にオケが聴こえてきて、毎日たっぷり浴びて過ごした幸せ時間。
ピアノと打楽器でできることの可能性がどんどん拡がっていきます!!
ホールの皆さんもファミリー的で、ずっとサポートいただき感謝です。
そして、戻ってからは、ほおづき市にも滑り込みで行ってきました。
14日には、川口市の子育てサポートプラザさんにて、オンラインWSもありました。
画面越しでも集中してくれて可愛かった☆
徐々に対面に戻すとのこと。私は半年後です。
胎内の音REMOオーシャンドラムやボディパ、身近な音あそびヒントなど。
その後は、文京シビックセンターにて来年年明けのおんかつアウトリーチの打ち合わせも。
障がい者支援のリアン文京、適応指導のためのふれあい教室、療育のそよかぜの皆さんの元へ伺います。
それぞれの施設は開放感たっぷりなゆとりと明るさがあり、何よりも先生方や職員の皆さんがとても明るくて素敵でした。
本当にいつでも手を広げて待っていてくれる空気感。
きっと一歩踏み出してみようとか、今日は呼吸しやすいかもとか、そんな気分になる子は多いと思います。
そして、細やかなケアや何気ないところに成長のヒントが散りばめられていたり…。
ユニバーサルやバリアフリー公演も増えている昨今。
携わらせていただくことも多いからこそ、一つ一つの公演、そして一人一人に向き合って、現場を見させていただいたり、対話しながら、その日常の1ページにホールの皆さんと一緒に加わりたいなと、改めて思いました。
打ち合わせ後の、距離が近くなったような、ほっとしたような先生方の笑顔を拝見すると、この対話の大事さを痛感します。
公演は、ホールにて親子コンサートになる予定です!
おんかつでの都内実施は、デモ的なもの以外は初かも!
ホールの皆さんと写真撮り忘れて入口にて。。。
ということで、ひとまず振り返り終了!