12月の公演の始まりは、練馬にて、Tb加藤直明さんとのデュオで、久しぶりの5octマリンバ出動。
練馬の財団からのご縁でお声がけいただき、応募早々に満席となったそうで、60分コンサートを前のめりで楽しんでくださった全世代の皆さまは、本当に赤ちゃんからシニアまででした。
珍しい編成ではあるのですが、レパートリーも増やしつつ、それぞれの楽器のこと、ちょっとコアなオリジナル作品、歌い繋がれてきた民謡でのボディパのシェアで、60分はあっという間。
写真は、手伝ってくれた後輩と加藤さんマネージャーさんとともに☆
その後、文化庁のユニバーサル公演事業(特支学校、学級向け)にて、Smile Musicが続きました。
まずは、石川県能登半島へ。
先生との打ち合わせで、今回のWSはヒーリング系とアンサンブル系に分かれての実施。
その後はコンサートです。
少しずつ心を開いてくれる様子や表情はもちろん、生徒会長の子からいただいた「幸せな音楽」という言葉、本当に噛み締めました。
そして、先生方がふとした瞬間に子どもたちに声がけをする一言一言に温かさを感じました。
本当にさりげないやり取りだけど、そんなふうに音楽も寄り添えたらいいなと。
ちなみに、体育館でのアンサンブル系WSのラストのクールダウンで、20名ほどのみんなの呼吸がすぅーと整った瞬間に風の音が聴こえて、こうしてみると外の音も聴こえるねー、いろんな音に囲まれてるよねーと話していると、雨、あられ、風がクレッシェンドしてからフェイドアウトしていってくれて、全員で自然の音って不思議だねーと、じわ〜っと浸透するとっても不思議な空間があって、荒天だけど、お天気も味方してくれたそんな瞬間でした。
安心して時間を過ごしてもらうための模造紙。
今回は、スライドでの進行のリクエストもあり、ダブルで用意しました。
そして、初雪に遭遇。飛行機はなんとか飛んでくれました。
続いてのユニバーサルは、沖縄へ。
まずは、本島の浦添市。(特支学級対象)
マリンバは、私が初めて習った時に使っていた楽器で、今は沖縄のホールに預けさせていただいている沖縄在住(本島)の楽器です。
WSもたっぷりめな時間設定で実施できたので、アップテンポなところの爆発感から、クールダウンはとても深いところまで誘えたアプローチとなりました。
体育館に寝っころがって、音のシャワーを上から浴びる音浴空間。
そのまま移動して、宮古島へ。
(島に伺うのは初でした!)
秋?夏?な過ごしやすさのなか、広い海と空のもと、のびのびな子どもたちとの時間は元気いっぱい☆
琴線に触れた瞬間にキラキラ〜と目が輝いたり、先生方が今まで見たことないというほどハマってくれた子が終わりと知った瞬間に心底悲しそうな顔になりみんなで切なくなったり、WSの片付けを手伝いに来てくれる子にほんわかしたり。。。
他にもたくさん、一人一人との思い出がいっぱいです。そして、エイサーの血はWSで爆発してました!
コンサートでは、沖縄民謡からクラシック、コアな現代音楽、時期なのでクリスマスも少し。
年明けからも続きます!!
首都圏に戻ってすぐ、クリスマス公演が続きました。
全て、満席御礼!ありがとうございました!
まずは、豊島区のあうるすぽっとにて、「あやしいサーカス団」が再集結!!
初日は、ハープの福島さんと赤ちゃん向け、クリスマスのプチ・パーチーWSでした。
かわいいサンタとトナカイがいっぱい来てくれてました☆
はじめての音に出会ったり、おもちゃも使ってみたり。
クリスマスソングはもちろん、ちょっとコアな民謡まで、ぎゅっと詰め込んだ、あやしいらしいプチ・プレゼントでした。
ホール公演では、クリスマス気分MAXで集まった満席の子どもたちを、サンタさんのお手伝いをする「あわてんぼうの野村サンタさん」とともに、なかなかパーティーに辿り着けなくて不思議な旅に連れて行きました☆
鵜木さんの自然に物語に入っていけちゃう最高の導きも、衣装がなかなか完成しない野村さんを仲間のように子どもたちが応援したくなる空気感も、中川さんの絶大な包容力とついていきたくなる全員の道標としての存在感も、伝統的な美しい音色なのにどんな音も出せちゃう引き出し満載の福島さんも、皆さんの音楽の素敵さは絶対的なのですが、人としての深さや温かさも改めて感じました。
大好きな先輩方と音楽できる幸せ…。
何が起こるかわからない、集まってみないとどんな音楽になるかわからない、あやしいサーカス団。
ドキドキもするけれど、どこにでも飛んでいけちゃう&絶対良いものになる心強さです。
前日のリハ9時間の集中合宿を越えてたどり着いた本番は、子どもたちの熱気が相乗効果で、大盛り上がりでした。
興奮冷めやらぬまま、次の日は、恒例のレストランでの昼夜公演!こちらも満席御礼!
トラディショナルなクリスマスソングから、星、雪、月にちなんだ古典やピアノ作品まで。
演奏〜お料理…を繰り返しながら楽しんでいただくコースです☆
これにて、演奏納めとなった2022年を完走。
たくさんの出会い、シェア、感動、感謝とともに。
皆さま、ありがとうございました!