碧いさそりの呟き

碧いさそりの呟き

自分の中の湧き上がる想いを詩にしました。
昔から本の中の一文がとても記憶に残ったり、広告のフレーズに元気が出たり、言葉が琴線に触れることがよくありました。この世界のどこかでこの詩が誰かの心に響き、背中を押すことあったなら…とても嬉しく思います。

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さそり座

私は あなたを見つめている

私は あなたを想っている

私は あなたを抱きしめたい

私は あなたの名前を呼びたい

私は あなたと手をつなぎたい

私は あなたの髪に触れたい

私は あなたで埋め尽くされている

 

あなたは 私を見てはいない

あなたは 私の心に気付いていない

あなたは 誰かステキな人を想っている

あなたは 愛しい誰かを抱きしめている

あなたは 私の名前を忘れている

あなたは 私の手の温もりを知らない

あなたは 私の髪を撫でてはくれない

あなたの中には どんな人がいるのだろう

 

私は あなたをどうしたいのだろう

 

私は あなたに好きと伝えて

あなたは 私に笑顔で好きと応えてほしい

私は私の想いを 宇宙の果てまで放り投げた

 

さそり座