私は会社の経理を担当しているのですが、この時期になると毎年銀行の担当者の方が借り入れのお願いに来社されます。会社自体取り立てて資金需要がある訳ではないで、社長の判断でおつきあいをする事になります。
今年の提案は、変動は一月物TIBORレート  +約0.7%で実質0.8%台、5年固定でも同じ金利と、ちょっと最近に無い程の超低金利でした。
所謂信用収縮があったときは資金需要が高まるため金利が高くなりますが、ITバブル崩壊やサブプライム問題時のような状態でも、一ヶ月物TIBOR+0.7%ならば概ね1.5%未満なので、途中解約の違約金のない変動でも充分です。(今後一年間は、政府・日銀の方針で信用創造が続くので、更なる金利の低下が予想されます)
借り入れをするかどうかは社長次第ですが、経営者の方々は銀行の提案を受けて新規借り入れあるいは借り換えを検討しても良い時期だと思います。

ところで、
今年に入ってから、住宅ローンで物件価格+50%の融資(物件価格の150%)を出す銀行が出現しました。
その50%の使用用途は自由との事で、なんだか10年遅れのアメリカみたいな事になって来ました。
今のところリコースローンですが、最近の政府の政策をみていると間もなくノンリコースローンの商品が出てくるのかも知れませんね。

こんな状況ですので、リーマンショック直後に購入した不動産は、5年が経つ今年が出口で良いのかも知れません。
主人も今年から来年にかけて、5年前に購入したいくつかの不動産の売却を考えているようです。

とにかく日本はこれからバブルの様相です。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました!!