音楽人生
僕の音楽人生に最も影響を与えてくれたのは
ビートルズだけど
一番好きなミュージシャンと言ったら誰なんだろう?
ポール?
ジョン?
ジョージ?
リンゴ?
やっぱり
四人が集まって
核融合のような
1+1+1+1が4ではなく
累乗の何かを作り上げたビートルズには
誰のソロもかなわない
もちろんソロになってからの名曲をそれぞれが残しているのは確かだけれど
突然の凶弾で命をおとしたジョンだけは生の歌声、演奏は聴けなかったけれど
他の3人はライヴにいくことができた。
そして今回、ポールの
ライヴを聴くことができた。
ビートルズ時代だけでなくても、数多くの名曲を残したポールはいろんな組み合わせのセットリストが作れる。
だから毎回聴きに行きたくなる。
でもビートルズの曲を演奏してくれるのは懐かしくもとっても嬉しいことだけど、何か一抹の寂しさを感じるのはなぜだろう?
もちろんビートルズ時代にレノン、マッカートニーとしてこの世に大多数の名曲を送り出してきたのだから、ポールは胸をはって自分の作った曲だと歌っていいはずなのに何かが足りないような気がしてならない。
やっぱりポールはポールなのだ
四人そろった生のビートルズを聴きたかったなあ。
かなわぬ夢だけど。
だから
家に帰ってから
また
ビートルズの
ビートルズを聴く
そして
若かりし
自分の
あの頃を
思い出すのだ
それは
ポールのソロからは
感じとれないもの
時代は変わった
そして僕も
歳を重ねた
でも
あの頃の音楽は
永遠に
残り続け
子供たちへ
子供たちの子供たちへと
継承されていく