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我が子の成長とメンタルコーチとしての学び

高校、大学とバレー三昧のサッカー素人パパと、学年で一際小さい息子のサッカー成長記録。改め、スポーツメンタルコーチとしての学びについてのつぶやき

こんにちは。


毎週末、少年団の指導で忙しく過ごしていますが、今週も色々思うところがあり、筆を取ります。(古い言い方・・汗)


さて、皆さんは指導をしていて、子どもたちが反応が薄い時ってありません?


こっちが一生懸命教えているのに、シーンとしてしまう。分かったのか、わかっていないのか、反応がない。

そして説明を終わった後、「分かった?」なんて聞くと反応とは違って「はい。」としっかり答える。

でも実際やってみると分かっていない、なんてこと無いですか?


うちの少年団はたま~に(いや、よく)あります。(私ではないですよ。別のコーチが教えている時ですよ汗)


実際、なんで子どもたちは分からないのに、「はい。」なんて言っちゃうんだろうと思いますが、よく考えると大人の世界でもありますよね。


上司に「これやっといて!」なんて言われてよく分からないのに「はい。」なんて言っちゃう。


これ、「わかりません」と言える雰囲気ができていないからなんですね。

子どもたちが指導者に対して、本音を出せない、「分からない」と言うと怒られると思っている証拠ですね。

子どもたちの性格にも大きく影響しますが、ムードメーカー的な子ならもしかしたら気にせず「わかりません」と言えたかもしれませんが。


こういうケースは、まず指導者がこの雰囲気を変える必要がありますよね。子供たちが発言しやすい雰囲気が必要です。


そして、子どもたちが「わかりません」と言うと、怒ったり、うんざりするのではなく、この子が「わからない」ということが分かったと、ポジティブに受け止めていく。分からないまま練習を進めるのではなく、分かる様説明を変えるなどする。そうすることで、その子はその練習を最初からしっかり行うことができますよね。


日本人は「分からない」を恥ずかしがる傾向があるので、子どもたちも猶更ですけど、これが言える雰囲気のチームはとても良い環境にあるといえるでしょうね。


さぁ、うちのチームも雰囲気を変えるために少し動いてみようかな。


終わり。