本当の故郷 | 終わらない愛

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自己表現のブログ

僕が小さかった頃のことだ。
小学校低学年ぐらいの頃だったろうか?

ある日の夕方、両親は出かけていて僕は一人で留守番をしていた。
僕は何か無性に物悲しくなり、部屋の窓から空を眺めていたことをおぼろげに覚えている。
僕は何故その時悲しくなったのだろう?
それは「ここが自分の本当の故郷ではない」ということだったのだと思う。
本当の故郷ではなく、しかもその故郷を思い出せないから故郷を失った悲しみが湧いてきたのだと思う。

今日、数年後の未来の僕が目の前に現れたのを感じた。
目には見えないが、それは光だと感じた。
その未来の自分に、小学校の頃の自分を本来の故郷へと連れ帰るように頼んだ。
その時、嬉しさと安心感が湧いてきた。
それは故郷へと帰れた過去の自分の喜びだったのだろう。

僕は今、過去から未来に渡る全ての自分を本来の居場所へと連れ帰っているような気がするのだ。
これは僕の妄想かも知れないが、もうこの世界に居られる時間もあまり無いような気がする。
だからこそやり残しが無いようにしておきたい。