おはようございます!

 

本日は約1か月後に迫りました、第54回定期演奏会の
お知らせをいたします!!!

 

今年度は新たにプレステージとして、
「ポップスステージ」を設けることに致しました!
YELLや勇気100%など、絶対どこかで聞いたことのある3曲を演奏します!

 

普段合唱に馴染みのない方にも
親しみやすいステージになっていますよ!(^▽^)/

ぜひお越しください!!

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明治大学公認混声合唱団 さわらびコール
《第54回定期演奏会》

【日時】
2018年12月1日(土)
開場 15時00分 開演 15時30分

【場所】
タワーホール船堀 大ホール
(都営新宿線 船堀駅より徒歩約1分)

入場無料 全席自由

【プログラム】
〈プレステージ〉
ポップスアラカルト
YELL、手紙~拝啓十五の君へ~、勇気100%
指揮 津久井佳男 伴奏 土田伸子

〈第1ステージ〉
自然の情景と心象風景をテーマとしたオムニバス
秋のスピイド、思い出すために 他
指揮 宮下美穂 伴奏 斎藤加奈子

〈第2ステージ〉
混声合唱組曲「月天子」
作詩 宮沢賢治
作曲 千原英喜
指揮 杉山佳祐 伴奏 斎藤加奈子

〈第3ステージ〉
Stabat Mater(悲しみの聖母)
Wiener Version(A.Salieri版)より
作曲 G.B.Pergolesi
指揮 井上白葉 伴奏 土田伸子
ソリスト
津山恵(Sop.)
星野恵里(Alt.)
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 新入生の皆さんご入学おめでとうございます!
これからの明治大学でのキャンパスライフを存分に楽しんでくださいね!!

 キャンパスライフといえば欠かせないのは「サークル活動」ですね!!今年度も私たち「さわらびコール」では新入団員を大募集しております✨
私たちと一緒に合唱してみませんか?

 ではQ&A方式にて、さわらびコールについて簡単に紹介しようと思います!


Q.ところで「さわらびコール」って何?
A.さわらびコールとは、「明治大学公認混声合唱団さわらびコール」のことです!現在の団員は40人程、男女比は3:7くらいで女の子の方が少し多いです。

Q.どんなことをしているの?
A.その名の通り、混声合唱をしています。女声はソプラノとアルト、男声はテノールとバスに分かれて、4つのパートで歌っています!

Q.どこで活動しているの?
A.週に3回、和泉・生田・駿河台の3キャンパスで練習をしています。いろいろな学部の人がいるので、文系の子は理系の、理系の子は文系の子とも友達になれますよ!

Q.どこで発表をするの?
A.新入生が入って最初に経験する舞台は7月に行われる東京都合唱祭になります。自分たちの歌を発表するだけでなく他の団体の歌も聴けるチャンス!
その次が9月の交歓会。これは他大学と合同で行う演奏会で、互いに歌を披露します!
10月にはホームカミングディ、略してHCDでの発表があります。これは明治大学の卒業生を集めて行われる行事で、リバティタワーの1階で歌います!
そして一番大きい舞台は何と言っても12月の定期演奏会!自分たちの手で、自分たちだけの演奏会を作ります。1年間の集大成となる大きな舞台。お客さんもたくさん来てくれるので、達成感も一入です!

Q.他にも行事はあるの?
A.もちろんです!いろいろありますよ!
いくつか大きいものを取り上げると、8月の夏合宿と3月の春合宿、12月のクリスマス会に季節ごとに行われるレクがあります!合宿ではこれでもかというほど音楽漬けになれるだけでなく様々なレクも企画されているので、団員同士の仲を深められる貴重な機会でもあります!

Q.合唱って敷居高い感じするんだけど…
A.全然そんなことないですよ!音楽が好きなら大丈夫!さわらびには合唱経験者ももちろんいますが、吹奏楽から来た人や、体育会系から来た人、全くの初心者もたくさんいます。さわらびにはプロのオペラ歌手の先生が指導してくださり、初めてでも分かりやすく発声方法等を教えていただけます!合唱自体は皆さん音楽の授業等でやったことがあると思うので敷居の高さは感じなくて大丈夫です!

Q.雰囲気とかはどんな感じなの?
A.みんな仲良く、アットホームな雰囲気です。さわらびの空気が好きで入った、という人がほんとに多くいます。パート・学年問わず仲良しの団体です!

…とは言っても雰囲気なんて見てみなきゃ分からないですよね(笑)

そんなあなたに朗報!!

さわらびコールは新歓期に新歓コンサートと新歓コンパを実施します!!


【和泉新歓コンサート】
4月6日(金)18:30~
開催場所:久我山会館(京王井の頭線 久我山駅 徒歩2分)

‪以下、集合時間と場所についてです!‬
‪和泉‬
‪[時間]17:20‬
‪[場所]第1校舎掲示板前‬
‪中野‬
‪[時間]17:10‬
‪[場所]低層棟1F学生食堂前‬
‪生田‬
‪[時間]16:40‬
‪[場所]サンクス前‬
‪※TOEICを受験する理工学部生は、TOEIC終了後の【17:40】サンクス前集合で、遅刻参加が可能です!‬



コンサート後は新歓コンパ(お食事会)もあるから是非来てね!
もちろん新入生はなんと【無料】です!交通費もさわらびが負担します!ヽ(´∀`)ノ

ぜひコンサートへお越しくださいね!


もし、用事あってコンサートに行けないという方は「体験練習」でさわらびコールを知れるチャンスがありますよ!

【和泉体験練習】
4/ 16(月)
時間 19:00~20:30
場所 第二校舎 4,5番教室

【生田体験練習】
4/13(木)
時間 19:00~20:30
場所 137,138教室


です!集合時間や場所はTwitter等でまたお知らせします。その他詳しい情報等もTwitterで発信しているので要チェック!

Twitter→@sawarabi_choir

新歓期間中は、和泉・生田キャンパスでブース出展やboxで新入生の皆さんをお待ちしています!是非お越しください\(^o^)/


3年目にして全休を作れそう!な団員より
今日はついに定期演奏会本番です!!みんな良く寝られたかな?
ん?開演何時からだっけ……?場所は……?
そんなあなたのために!今日も演奏会情報を載せておきますね。最後の復習もこれでバッチリ!


さわらびコール第53回定期演奏会
2017年12月16日(土)
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
16:00開場 16:30開演
入場無料・全席自由




さてさて、今日はStabat Materのお話もしようかなと思います。
え、サボってただろうって?違うよ真打ちは最後に登場するんだよ!(前も言った気がする)

Stabat Mater――悲しみの聖母。それは、神の子イエスと、その母マリア、そして彼らを心から深く愛する者の話です。
No.1は、人々の罪を背負い一人磔にされ、命を終えたイエスの横で、その母マリアが深い悲しみに暮れているところを描いた曲。マリアは聖母。とはいえ、愛する息子を失った悲しみは、世界中の母と同じように深く、辛いもの。深い悲しみを表現したかのようなピアノ、そして悲しい旋律を美しく歌い上げます。

No.5とNo.8~10は、その悲しみに触れ、共に悼みたいと望む者の視点から物語が紡がれる。どうして「私」はマリアとともに悲しむことを望むのか。その明確な答えは書かれていない。だが、それは愛であると考える。愛、とはいっても恋慕の感情ではない。それは、信仰という名の愛である。マリアとイエスの存在を信仰し、愛す。その純粋な愛は、想いは、肉体が滅びても尚残り続け、永遠となる。その想いを、愛を、祈りの言葉に乗せて歌い上げます。

ざっくりでしたが如何でしたか。忙しい人のためのStabat Mater講座でした!←
個人的感想を述べると特にNo.10が!本当に激アツなので!!それだけでも聞きに来てほしいです!!いやもちろん他も聞いてほしいけど!というか全部聞いて!!

泣いても笑っても今日が本番。おんなじ本番なら楽しく、笑顔でいきましょう!!
語ることはいっぱいあるけどタイトルで語ると宣言したStabat Mater以外もう語りません。百聞は一見に如かず。是非会場でお確かめくださいませ!

皆様のご来場を心よりお待ちしております!!

演奏会で皆様に会えるのが楽しみな団員Aより

明日は定期演奏会!

テーマ:
こんばんは!ホール練習お疲れ様でした、甘いものがたべたいです。

明日はついに!!定期演奏会です!
え、何?今はじめて見たから知らなかった?
そんなあなたのために!演奏会情報ですよ!


さわらびコール第53回定期演奏会
2017年12月16日(土)
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
16:00開場 16:30開演
入場無料・全席自由

そんなの知ってたよという方は復習もばっちりでしたね!

今日もホールでの練習を終え、ついに残すところ当日だけとなってしまいました。
私は本番はとにかく楽しむのが大事かなと思います。だって楽しければ自然と笑顔になって良い音がでるから!!
というわけでみんな明日は楽しみましょうね!
もちろん!聞きにいらしてくださるそこのあなたもです!!

短いですが、今日はこの辺で!
語るより聞いて確めてほしい!です!!

みんなしっかり寝るんだよ!おやすみなさい!

さわらびファイトー、おーっ!

ひらがなって可愛くていいよねと思う団員Aより

こんにちは!

おなじみ(?)「うたのはなし」の時間です!

 

…と、その前に今年の定演情報をば!

 

さわらびコール第53回定期演奏会

2017年12月16日(土)

国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール

16:00開場 16:30開演

入場無料・全席自由

 

 

もう手帳には書き込んでありますか?

書いてない方は今すぐ手帳をチェック!

 

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今回のうたのはなしは第1ステージの「真珠」(作詞:寺山修司 作曲:大中恩)についてです!

 

この曲の歌詞は、「うそつきな女」を主人公とする一つの物語となっています。

簡単にストーリーを説明します。

 

 

 「うそつきな女」は「うそつきな男」に恋をします。

 二人は愛し合いますが、交わす言葉は嘘ばかり。

 やがて、二人はくたびれきって別れてしまいます。

 「うそつきな女」は船に乗り、海に涙を落とします。

 その涙だけは、ほんとでした。

 その涙は、海の底で貝の真珠となったのです。

 

 

なんともメルヘンな物語ですね。

作曲者の大中恩さんは、この物語を非常にメルヘンチックな曲に仕上げています。

 

さて、この曲の「嘘」とはどんな嘘なのでしょうか?

少なくとも、悪意を持って人を欺くような嘘ではないですね。

 

二人は、優しすぎたが故に嘘をついてしまったのではないでしょうか。

お互いに譲り合い、お互いに心配させまいと虚勢を張る、というような生活が続いていたのかもしれません。

結局二人は別れてしまいますが、その嘘はお互いを思いやるがこその優しい嘘だったのでしょう。

 

だって、涙だけは本当だったのですから。

 

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ところで、この曲のタイトルは「真珠」ですが、この詩には元々タイトルはついていません。

寺山修司の詩の中には、「真珠」を題とした別の詩があります。

 

 この詩には「さかなの女の子」が登場します。

 海と混ざらないように、月を見てひとりでに流した涙を貝の中にしまっています。

 これが真珠となるのですが、「さかなの女の子」は大人になってそのことを忘れてしまいます。

 でも、真珠は貝の中で女の子の迎えが来るのを待っていました。

 

 

大切にしまったものを忘れてしまうとは、なんとも私たちがもどかしくなってしまいますね。

でも、この詩はこれで終わりません。最後の一連だけ抜粋します。

 

「 さかなの女の子

  それは

  だれだ?    」

 

 

この詩だけ読むと誰なのか全く見当がつきませんが、合唱曲「真珠」の物語を知っていると「うそつきな女」は「さかなの女の子」が大人になった姿なのか…!?とか考えてしまいますね。妄想が膨らみます!

 

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話を戻します。

 

「 だから真珠を日に透かすと

  過ぎ去った日のさよならが見える 」

 

合唱曲「真珠」の歌詞の最後の部分の抜粋です。

本当に愛していたからこそ、別れの場面が見えてしまうのは辛いところがありますね。

 

寺山修司は『ポケットに名言を』(角川文庫)の冒頭で、自分にとっての最初の名言は井伏鱒二の「さよならだけが人生だ」としていて、

彼はこの詩を処世訓として口ずさむことで人生の苦難を乗り越えてきた、と語っています。

 

私は「うそつきな女」にこの詩を知ってほしいです。

開き直りかもしれません。

慰めにもならないかもしれません。

でも彼女の胸のつかえが少しでも取れたらいいなと思います。

 

彼女の新たな船出に、幸あれ。

 

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さて、ここまでグダグダと書いてきましたが、

最後は寺山修司の詩の中で私が死ぬほど好きな詩で締めくくりたいと思います。

 

  なみだは

  にんげんのつくることのできる

  一ばん小さな

  海です (「一ばんみじかい抒情詩」)

 

 

ああ〜いい詩ですね。なんも言えねぇ。

 

この詩も、第1ステージの「種子」以外の歌詞も、全て『寺山修司少女詩集』(角川文庫)に載ってますので、ぜひ読んでみてください!

定期演奏会でお待ちしております!

 

 

 

ここまで見てくれて感謝感激雨あられの団員より


こんにちは!
今日のうたのはなしは「新しい歌」(作詞:F.G.ロルカ  訳:長谷川四郎  作曲:信長貴富)です。


この曲は、今回の定期演奏会の第2ステージ組曲「新しい歌」の1曲目です!
まずはこの曲の歌詞を一度読んでみてください^ ^



昼過ぎが言う   影を飲みたい!
月は言う   飲みたいのは星の輝き
澄みきった泉は唇をもとめ
風がもとめるのはため息

匂い 笑い 新しい歌
これがぼくの飲みたいものだ
月だとかユリの花だとか
死んだ愛などから自由な歌だ

あすともなれば一つの歌が
未来の静かな水面をゆさぶり
そのさざ波とぬかるみを
希望でふくらますだろう

光り輝いておちついて
思想に満ちた一つの歌
悲しみや苦しみやまぼろしに
まだよごれていない一つの歌


叙情的な肉体なしに
笑い声で静寂を満たす歌だ
(未知のものへと放たれた
 めくらのハトの一群だ)

もろもろの物 もろもろの風
その中心にせまる歌だ
とこしえの心の喜びに
最後にはやすらう歌だ



※カッコ部分は作曲されていない。



このフェデリコ・ガルシア・ロルカの詩は、徐々に明るく期待感の高まっていく、生命力溢れる詩ですね!


ロルカ(1898-1936)はスペインの詩人で、若い頃から異国の情緒を交えた民族色豊かな詩や戯曲を書き、音楽や絵画においても才能を開花させ、スペインの民衆文化の象徴でした。
そのためか、1936年のスペイン内戦でファシストにより銃殺され、38歳と若くしてこの世を去りました。
銃殺のされた時、ロルカは自由を叫びながら毅然と死んでいったと言われています。



そんなロルカにとって、歌うことは生きることそのものであり、そのひたむきで純粋な歌への思いがこの「新しい歌」の詩にこめられているのだと思います!


そんなロルカの思い溢れる詩を、信長貴富さんはフィンガースナップの緊張感から始まり、徐々に高まっていく歌への思いをハンドクラップに合わせて、高らかに歌いあげる光り輝く自由の歌として作曲しました!


めっちゃエモいですね!!!\(//∇//)\

あっすいません、取り乱しました...笑


私はこの曲をやっている時よく自分は、本当に心から歌えているのだろうか、楽しめているのだろうかとよく考えさせられます。


どんな曲であっても、その曲の根底にある詩や作曲家の思い、歌い手がしっかり表現するためには、心から歌うことの大切さがとてもよくわかります。


そんなこの詩を書いたロルカ、それを訳した長谷川四郎さん、作曲した信長貴富さんの、
自由への思いをこめた光り輝く「新しい歌」を

ぜひさわらびコールの定期演奏会で聴きにきてください!!!


詳細はこちら!!

【さわらびコール第53回定期演奏会】
2017年12月16日(土)
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
16:00開場 16:30開演
入場無料・全席自由



「新しい歌」の組曲や、他にも豪華な曲が揃っているので、ぜひご来場ください٩( ᐛ )و



実は右手のフィンガースナップができない団員より

こんにちは!
今日も「うたのはなし」です。


今日のうたのはなしは「鎮魂歌へのリクエスト」(作詞:L.ヒューズ 訳:木島始
作曲:信長貴富)です。

その前に今年の定演情報です(^^)

さわらびコール第53回定期演奏会
2017年12月16日(土)
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
16:00開場 16:30開演
入場無料・全席自由


この曲は、第二ステージの組曲「新しい歌」の四曲目になっています。
有名な組曲だと思うので紹介は少しだけさせていただきます。

鎮魂歌へのリクエストは、合唱曲では珍しいブルースの曲です。
間奏の中で口笛も出てきちゃいます(^3^)~♪ かっこいい!

作詞のL.ヒューズさんはアメリカの詩人・小説家で、黒人文学の先駆者だそうです。
詩は本当に短いながらも背景や込められた意味を考えると、とても深いものとなっています。

では定演の演奏の中で、ぜひ注目してもらいたいポイントを3つ紹介させていただきますね!

1 ブルース独特の”揺れ”やうねるような音楽!
2 伴奏のピアノ!
3 前半から後半にかけての感情の高まり!

です!

例をあげると、始めの方の歌詞はところどころにテヌートがついていて、音楽の流れとしても、フレーズとしても抑揚や動きがつき本当にかっこいいんです。
ちょっと気だるげなアンニュイな…そんなちょっと陰のある人かっこいいと思っちゃったりしますよね。
そんな感じです。(?)

冒頭はピアノから入ります。rubatoのピアノがおしゃれで、前奏を聞いただけでこの曲のブルースとかジャズみたいな雰囲気に入り込めると思います!

始めの歌詞と終わりの歌詞は同じことをもう一度繰り返すのですが、始めは先ほど書いたように小さめに気だるげに歌い始めます。

そして間奏と口笛が入った後、今度はfやffで魂から渇望を叫ぶように力強く歌い上げます!ピアノも盛り上がっていて、前半との音の厚みの違い、雰囲気のギャップを感じられます。

ぜひ楽しんでください!


以上、紹介でした!12月16日(土)にぜひ聴きにいらしてくださいね!



もう今まで通りの生活ではいけないことを悟った団員より








以下、妄想です。(超個人的詩の解釈)

以前の記事で今年の定演曲のテーマは「死」なのではと書かれていたと思います。
その中でこの「鎮魂歌へのリクエスト」の歌詞中にはストレートに「”死”んだら…」というワードが出てきますよね。だからこの曲は本当に「死」がテーマなのかなぁ…?と考えてみました。

結論から言うと、この曲は「うたってほしい」という気持ちの歌だと思います。
まあ、新しい歌自体が「うたの歌」なのでそりゃそうだろうって思われそうですけど…

では詩のなかの「ぼく」が演ってほしい、うたってほしいのは何かというと
セント・ルイス・ブルース と
セント・ジェイムズ病院 です。

(youtubeで検索すると出てくるので聞いてみてください。)


では、どうして「ぼく」は歌って(演って)ほしいんだろうか…?

どうして「……歌ってくれ 死んだら ぼくのために。」に加えて
あそこ 
空の高みでは。
とか
何故って そこいらで ぼくみたいに 
いい奴が 置いてけぼりに されることはない。
と付け加えるのだろう…?

と疑問に思いました。


(ここからとてもとても妄想です…)

この詩の「ぼく」はおそらく、普段はジョークとかふざけたことばかり言う人だけど、本当にブルースや音楽を愛しているお調子者なんじゃないかなと考えました。作詞のL.ヒューズさんはアメリカの詩人・小説家(黒人文学の先駆者)ですし、この詩の言い回しからもそう感じました。

そんなお調子ものが「死」についてふと考え、ついつい本音をこぼしてしまったときの詩なんじゃないかなと思います。

詩の前半部
《セント・ルイス・ブルース》を演ってくれ
 死んだら ぼくのために。
 すばらしい 音楽が 欲しいんだ

までは、素直に「ぼく」が欲しているのですが、
そのあとに

あそこ
 空の高みでは。

と続くと、音楽が欲しいのはぼくが欲しているからではなく、あくまで空の高み(天国)のような素晴らしいところに行くときはセント・ルイス・ブルース位にいい曲がmustなんだよ!と大げさなものを引き合いに出して言い訳しているみたいじゃありませんか?

本音をこぼした照れ隠しのような。


詩の後半部
何故って そこいらで ぼくみたいに
 いい奴が 置いてけぼりに されることはない。

そんな天国に行くにはピッタリの曲があれば、
こんなにいい奴なぼくが天国に行きそびれることはないさ!
と、言っているのでしょうか。

頑張って生きているけれど
(ぼくみたいに いい奴が)

天国に行きそびれることや死ぬことが怖いから
(置いてけぼりにされる)

空の高みに相応しい音楽を奏でて欲しいんだ
(ことはない)

本当は死んだとき、天国に行けるのか不安(宗教や人種の問題)がある。
でもその気持ちをはっきりとは言いたくない。という気持ちから、「ぼく」なりのこんな言い回しになったのかなと思いました。


以上、妄想でした。
こんにちは!うたのはなし第二弾です!

今回は第2ステージ組曲「新しい歌」から、「うたを うたう とき」という曲についてお話ししたいと思います!

この曲は組曲の中で唯一短調で無伴奏の曲です。作曲者である信長貴富さんはこのような無伴奏曲を間奏曲のような位置付けで入れる手法をよく使われるそうです。オペラ等では1つの幕の小休止に演奏される曲のことを言いますが、この間奏曲には実は名曲も多いのです!「うたを うたう とき」という曲も他の曲と比べると短い曲ではありますが、注目していただけたらと思います!

この曲をまだ聴いたことがない方には曲を聴く前に歌詞をじっくり読んでみてほしいです。

うたを うたう とき
わたしは からだを ぬぎすてます

からだを ぬぎすてて
こころ ひとつに なります

こころ ひとつに なって
かるがる とんでいくのです

うたが いきたい ところへ
うたよりも はやく

そして
あとから たどりつく うたを
やさしく むかえてあげるのです

まど・みちおさんが書いたこの詩はとても温かな内容ですよね。「わたし」は「こころ」ひとつになって「うた」がいきたいところへ先にとんでいき、あとからくる「うた」をやさしくむかえてあげる。
「こころ」が先に届く、これは音楽を「音」としてだけで捉えないまどさんの詩の特徴のように思います。私達は音楽を「聴く」ものとして当たり前に解釈していますが、五感を使って音楽をとらえることをまどさんの詩は教えてくれます。

そしてそんな温かな詩を短調(ざっくり言うと暗い音)で表現しているところが信長貴富さんのすごいところです!!
詩の内容と曲の調にはリンクするところがあることが多いですが、この曲は温かなイメージの詩を暗めの調で表現しています。これはあえて真逆のことをすることで本当に伝えたいことを強調するという意味合いがあるように思います。
例えば怒られる時に、怒鳴られるよりもにこにこ笑いながら怒られた方が不気味に感じませんか?それと同じです(笑)
温かな内容の詩に暗い調をつけることで、より温かく美しい表現がされているのだと思います。またこの曲は最初と最後が似たような音で構成されていますが、曲の終わりの方はこの曲全体の調であるハ短調の平行調である変ホ長調になっています(多分あってるはずです…間違えていたらすみません(ーー;))。この最後の転調がこの曲の印象を温かく美しいものにしているように思います。

私個人のイメージですが、この曲は星空を眺める感覚と似ているように思います。
夜空を見上げるとき、最初は真っ暗で本当に明るい星しか見えません。しかし目が暗闇に慣れてくるにつれてそれまで見えてなかった小さな星も見えるようになります。
だんだんと星空が広がっていく、それを美しいと感じる感覚が、この曲の「うた」「おんがく」への想いが広がっていく、きらきらした美しさが広がっていくような曲調と共通しているように感じます。

とってもとっても長くなりましたが…ここまで読んでみて、聴いてみたいなーと思ったそこのあなた!!
実は12月16日に無料で聴けちゃいます!!

さわらびコール第53回定期演奏会
2017年12月16日(土)
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
16:00開場 16:30開演
入場無料・全席自由

うたのはなしにでてきた2曲以外にも聞きごたえ満点の曲ばっかりですよ!ぜひご来場ください!
また今後も少しずつ、定演曲の「うたのはなし」がでてきますのでそちらもお楽しみに!!

定演前日のゼミ入室試験合否がとても心配な団員より

こんにちは!

あっという間に今年のさわらびコールの定演までもう少しとなりましたね!

 

~今年の定演情報~

さわらびコール第53回定期演奏会

20171216()

国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール

16:00開場 16:30開演

入場無料・全席自由

 

 

そこで今日から定演にかけて、今年度の定演曲を紹介していこうと思います!

 

今回は第1ステージの一曲「心臓」(作詞:寺山修司 作曲:寺嶋陸也)について、紹介を兼ね、私の個人的な考えや思いを書かせていただこうと思います。

 

 

この曲は無調です。

冒頭はピアノがなく、かつ独特な間(休符)を持ち、

 

「心と

 心臓とのあいだを

 走りつづけるさみしい汽車がある」

 

という詩を三回繰り返すところから始まります。

 

いきなり小難しい詩だなぁと思いました。

(心と心臓の間?そもそも心ってどこにあるの?そこを走る汽車って?)

というように、初めてこの曲のことを考えたときはさっぱりでした。

 

そして私なりに考えた末、この詩は「こころの在りかを探求する人(哲学者)の話」だと自分の中で解釈が落ち着きました。

 

こころってどこにあるのだろう…頭?心臓?

頭も心臓も確かに存在するし、どこにあるのかはっきり分かる。

「こころ」も確かに存在するのに、…でもどこにあるのか分からない。

こころはどこにあるのだろう…

 

こんな考えのもとに続きを紹介します。

 

 

冒頭は、なぜ同じことを三回繰り返したのか?

⇒一回目は女声のみのユニゾンです。

 強弱はppで、まるで一人で囁いているよう。

 つまり、心と心臓との間に確かな隔たりがあることに「気づいた」ことによりポロっと口から出てしまったのだと思います。

 

 二回目は男声も加わります。

 強弱はpで声が増えたことにより厚みが出てきます。

 先ほどの気づきに対し「ハッと驚いて少し声が大きくなった」のかなと思います。

 

 三回目は全体の音がばらばらになります。

 強弱はpのままですが、音に動きが出てきます。

 気づいた疑問への「動揺」、「思考が動き出す」音なのかなと感じました。

 

この後、初めてピアノが入ってきます。

その音はリズムを感じにくく流れ、まるで思考がこんがらがっているみたいです。

 

「心と

心臓との距離をはかるのは

言葉の計量器」

 

また小難しい。

距離(長さ)を測るのに、計量器(重さ)を使うのか…?

 

こう考えました。

哲学者は、心の位置を特定するためにたくさんの言葉を用いました。

用いれば用いるほど心の在りかに近づいていく…

そうして用いた言葉の数、重みを計量器は示している。

冒頭の汽車は言葉をを載せて、心と心臓の間を往復しているのでしょうか。

 

またピアノが入ります。今度もこんがらがっている音。

でも先ほどよりも「前に進んでいく」ような音に感じられます。

 

「心と

 心臓とのあいだを流れる川を

 血と名づける」

 

定義付けですね。哲学者っぽい。

言葉を用いて一歩進んでいます。なのにピアノの音はあまりすっきりしない音。

 

「名づける」の終わりから一気にfへ変わります。そして、

 

 

「心はあまりに遠く

 心臓はあまりに

 近すぎる」

 

前者はfで、後者はpで加えてrit.をかけて歌います。

 

あまりに抽象的すぎる心の場所を求める気持ちの強さ、

あまりに具体的すぎる心臓の場所への落胆、気持ちの静まり

を感じました。

ピアノはまるで心臓の拍動のようです。

 

ダダーン!と今までの流れを断ち切るような強いアクセントのピアノが入り、

 

「心と

 心臓とが一つになるとき」

 

mfで入ります。

つまり

「心と心臓との距離が無くなったとき=隔たりが無くなったとき=在りかがわかった時」

ではないでしょうか。

答えを見つけるなんて哲学者にとって待望の時ですね。だからmfなのでしょうか。

 

「私は旅立つ」

 

最後に冒頭と同じく三回繰り返します。

 

旅立つって何だろう?

疑問の答えに辿り着いたとき、私は旅立つ…

 

心の場所を求める哲学者としてのはもう「不要」ということでしょうか。

それとも、また新たな謎へ向かうのでしょうか。

 

一回目はmpでソプラノのみ。また独り言のよう。

二回目は全声でばらばらの音。ざわっとする動揺を感じました。

三回目は全声同じ音で最後は一定の音を伸ばしながらdim.します。まるで心臓が止まったときのような雰囲気を感じてしまいました。

 

最後に「やさしく」ピアノの音が入り終わりを迎えます。

 

 

以上、私の超個人的な曲解釈でした。

好きな曲なので、たくさん書きすぎちゃいました!

でも、魅力が少しでも伝えられたならうれしいです。

 

「心臓」は(おそらく)Youtubeにもどこにも音源のない曲なので是非、さわらびコールの定演へ聴きにきてくださいね!

 

 

さわらびコール第53回定期演奏会

20171216()

国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール

16:00開場 16:30開演

入場無料・全席自由

 

 

です!待ってます!

 

 

 

来年、またD先生の哲学の授業を受けたい団員より

 

こんにちは!寒いですね!
皆さん風邪などひいてないでしょうか?

今日は今年の定期演奏会の各ステージのお話をしますよ。中の人が1年間歌ってきて、考えたこと感じたことも含めてつらつらと書き綴っていきます!
「うた」は読む人、聞く人によって少しずつ感じ方は違うと思いますし、それはそれで大切だと思うので私が感じたこと、つまり解釈の1つとして読んでくださいね。

〈第53回定期演奏会全体について〉
すごーく私的な意見なのですが、個人的には今回の定期演奏会のテーマの1つには「死」があると思います。
とは言っても、所謂一般的な生命の終わりを指す死ではなく、「何かの終わり」という意味での「死」も含んでいます。
例えば、今日の始まりは昨日の死、と言い換えることも出来ます。子供としての自分が死んで、大人としての私が生まれる、そんな意味での「死」です。
つまり、ここで言う「死」は何かの終わりであると同時に何かの始まりでもあり、「生」とも繋がっています。
何かが始まるということは、何かが終わるということ。その終わった何か、則ち「死んだ何か」も自分にとって大切なものだと思うのです。「死」を通して「生」を見つめる。それによって今ある「生」はより一層輝き出すのではないでしょうか。
終わりがあるからこその始まり、私はその「死んだ何か」も大切にしていけたらなと思います。

〈第1ステージ オムニバスステージ「やさしさ」〉
第1ステージは寺山修司の詩を集めたオムニバスステージとなっています。今回の4つの詩「真珠」「心臓」「種子」「ヒスイ」(50音順)に共通して見えるのは、「新たな自分」だと思います。過去の回想、旅立ち、大切な人への愛情……それぞれの詩に書かれている内容は違いますが、どれも過去の自分から生まれた新たな自分なのかなと思います。そして、寺山修司の詩からは「死んでしまった過去の自分」も大切にしているなと感じられる節が多くあります。だから、悲しい話にもどこか温かさを感じるのではないかなと思います。今の自分と、過去の自分と。寺山修司の「やさしさ」という世界を感じてもらえたらなと思います。

〈第2ステージ 「新しい歌」〉
この組曲を最初に通して聞いたときに私が抱いたのは、すごくストーリー性のある組曲だなということでした。作詞者は一致していませんが、いろいろな人の想いの詰まった「うた」を、あの順で配列することで1つのストーリーが出来上がっているなという感覚です。ストーリー自体は割と妄想の産物()が含まれてるし長いので割愛しますが、一言で言うなら「全てに納得して死んでいく者の歌」かなと思います。いろいろな曲調の、いろいろなメッセージの籠った歌たちから私が感じたのは、波瀾万丈な人生でした。やりたいこと、手に入れたかったもの、その全てが叶う人生なんてそうそうありません。というか無いと言い切っても良いと思っています。でも、最後には「自分の人生」に、自分の「生」に満足して死んで行く――そんなメッセージを組曲を通して感じています。でも、やはり「死」は終わりではなく始まりなのだなと感じるのもこの組曲の特徴かなと思います。「死」を通じて見る「生への渇望」もまたこの組曲が伝えるメッセージかなと思います。

〈第3ステージ Stabat Mater〉
悲しみに沈む聖母は立っていた 十字架の傍らで涙に暮れて――Stabat Materの歌詞はこんな一節から始まります。人々の罪を贖うため、一人十字架に磔にされ、死を迎える神の子、イエス。これは、そんな息子の姿を見た聖母マリアと、彼らに深い信仰、そして純粋な愛情を寄せる者の物語であると考えます。我が子の死を前に、ただただ悲しみに暮れるマリアと、その悲しみに寄り添いたいと祈りを捧げる「私」。その祈りは、愛情と結び付くことで永遠となり、肉体が滅びた後も残り続けます。肉体の滅び――即ち「死」は誰であっても避けることは出来ません。しかし「想い」はその人の死後も永遠に残り続けます。だからこそ人は、その「想い」を永遠にするために祈り、愛するのではないでしょうか。



書いているうちになんかすごく長くなりましたね!(本人は楽しかった)
難しいことも言ったと思いますが、要するに今年の定期演奏会の曲はどれも深いぜ!!って話です!(雑)
どの曲もステージも、とっても良いものなので是非聴きにいらしてくださいね!

あとどうでもいいですが書いてることと内容で分かる人には中の人の専攻がどこかばれてるかもしれないですね!(笑)あ、哲学じゃないですよ!明治大学に哲学専攻が出来るのは来年なので!←

さて、定期演奏会まで残り1ヶ月と少し!気合いいれて練習していきましょー!(今日は練習ないけど!(笑))


今日の2限(必修)の記憶がない団員Aより