ポリタンクステンレス製タンク
これまで長年にわたり、20ℓのポリタンクで一次培養を行ってきました。
画材のエッチングヒーターを利用して(理想の38℃に設定)、
右のネジ蓋には逆流防止バルブを取り付けて、醗酵ガスは出しても、
空気は入らないように、しています。
使わない時は右の大きいネジ穴から、手を入れて束子で綺麗に洗って乾かして、
保管していました。
それでも内部は凸凹で、洗うのに手間がかかります。
ポリタンクは、プラスチック成分溶出の問題も氣になっていました。
この度20ℓのステンレス製タンクに、作り変えました。
逆流防止バルブもつけます。バルブと取り付け部品
逆流防止バルブ
セラミックヒーターの結線部を切断します。
巻いているのはビニールテープではなく、自己融着性テープです。
完全に融着してゴム化しています。
これを外して切って、ポリタンクの小ネジ蓋を外して、
穴加工したステンレス製ボルトに通します。
16Mのボルトに7Фの穴を開けています。
ナット、平座金、シリコンゴムパッキン
これを組むと。
この穴にセラミックヒーターコードを通して、タンク蓋の穴にも通しておきます。
右は逆流防止バルブ。逆流防止バルブを取り付ければ、
醗酵ガス解放の手間要らずで、長期留守もできます。
そして結線の半田付けです。
参考までに自己融着性テープです。ゴムの一体化になります。
引き伸ばしながら巻くのがコツです。
結線して完成です。
二次培養は一次培養20ℓを元菌にして、5倍の100ℓにしています。
これで、より高品質な活性液になればと、思います。
セラミックヒーターを使うことにより、季節に関係なく1週間で確実に、
PH3、5以下の、活性液ができます。
仮に切れ目なく培養すれば、毎週100ℓ作れます。
この後は3ガロン(11,4ℓ)ボトルに、移します。
活性液の保管には、嫌気状態の確保(小分け)と、利便性を考えると、
プラスチック製品を使わざるを得ないですね。
数日間静かに置いて澱を沈ませて、上澄みだけを500㎖ペットボトルに、
移し替えます。
日々の用途、使い勝手を考えると、嫌気性、持ち運びやすい、ことなどから、
500㎖のペットボトルを使って、いる訳です。
自家培養作業の中で最も手間のかかる作業です。
これまでに500㎖のペットボトルに充填した数は、5000本を超えています。
自分自身が使ったのは半分以下です。
殆ど無償で提供してきました。
その目的は、その素晴らしさをきっかけに、自家培養をやってもらうため。
そのうちの何割の人が、自家培養をしているでしょうか❓
むしろ自分で調べて、EMのすばらしさに目覚めて、
自家培養に励み、日々の生活に役立てている人が、多いようだ。
結局は自覚が無いと、しんからの重要性には気づかないということだ。
amebloの同好の士の方々が、これからの希望に繋がっている。
放射性物質、猛毒の硫化水素さえ原子転換して、有用物質に変えるのが、
光合成菌など。 この存在無くしては全ての動植物は、存在不可能。
蘇生型有用微生物群、その代表的なものがEMです。
その技術は無償で提供されてきたからこそ、発展してきたのだ。
世界150カ国で使われている。
① EMは利益追求に、使ってはならない。
② EM技術情報は、惜しみなく提供せよ。
の2大原則で成り立っている。
日本各地のEMグループの活動は、奉仕の精神で成り立っています。
他国では国家主導で普及に力を入れている例もあると言うのに、
EM発祥の地でありながら、その発展の度合いは、後ろから数えたほうが、
早いようだ。
多くの人が蘇生型有用微生物群を求める時が来て、その時に慌てても、
間に合わないというのに。