こんにちは、サワコですニコニコ

 

今日は、初めてアメリカで不妊治療専門病院の診察を受けた時のことをお話ししますびっくりマーク

 

一般の産婦人科病院での内診、血液検査で不妊となる原因が特に見当たらなかった私。

 

不妊治療専門の病院を紹介してもらいました。

この話を最初に聞いた時、

 

(え、ここでもっと検査・治療してくれないの?また電話かーショボーン

 

と思った私。

でもとにかく電話するしかない!

教えてもらった番号と先生の名前を握りしめて電話すると、とっても優しく対応してくれました照れ照れ

 

しかし時はコロナ時代!

病院自体は再開していたけど、極力通院を減らしているらしく、最初のカウンセリングはビデオで行うことになりました。ビデオ通話は初めて電話してから大体10日後くらいにスケジューリングされました。(アメリカにしては早い対応!)

 

ビデオ通話で初めて会った先生は40-50代くらい?の女医さんで、とても笑顔でわかりやすく説明してくれました。

この病院は本院と分院がいくつかあって、本院はハイウェイで1時間15分くらいかかるけど、分院は車で15分くらいのところにあるサテライト病院でした。

ビデオ通話した先生はそこの分院の院長先生でした。

 

ちなみにこの病院の先生は全て女性!私としてはとっても助かりましたおねがいおねがい

 

先生に、これまでの経緯(どうやって妊活してきたか、生理不順の有無、生理痛の有無、婦人科系の病歴など)を説明した後、先生の説明によると、問診では特にこれが原因となるものは考えられなかったので、これから夫婦で遺伝子検査と夫の精子検査、希望があれば卵管造影検査をして不妊の原因を知ってから治療を始めることになりました。

先生曰く、この検査で8割くらいは原因がわかるが、残りは原因不明の不妊だそう。

 

そして1週間後、ついに病院へ!!

その日は初回の血液検査と内診をしました。

 

その話をする前に、、、まずはコロナ禍での通院についてお話ししたいと思います!

 

 

    

コロナ禍の通院について

 

私が通い始めたのはコロナ後なので、コロナ前にどんな感じだったのかは分かりませんが、コロナ禍では極力患者さん同士の接触や先生との接触を避けるようになっていました。

 

予約時間に病院についたらまずは駐車場からcheck-in専用の電話番号に電話し、

テキストで返事が来るのを待ちます。

そこに貼られているリンク(チャットができる病院専用のサイト)にアクセスして、着いたことを知らせると、コロナに関する質問(熱・鼻水などの症状があるか、陽性者と接触したか、他州へ移動したか、陽性になったことがあるかなど)をされ、

全部にNOだと入室が許可されます。

 

私が通っている分院は、医療関係の施設が入ったビルの一室で内診台や採血場所など簡単な設備のみの場所でした。(清潔感はあります。)

そこには採血専用の看護師さん(2−3人でローテーションしてる)とワンランク上の看護師さん(ここでは上級看護師と呼びます)2人くらい、医師(ビデオ通話した院長女医さんと若い研修医?っぽい女医さん数名)が働いていました。

 

コロナ禍で不便だなと思ったのは、先生に気軽に質問できないこと!

 

もともとアメリカは看護師さんの権利が強く、質問がある場合はたいてい上級看護師さんに通されます。

コロナ禍ではこれも電話で予約が必要だったりします。本院と異なり、分院では割とアットホームは雰囲気で、患者さんも少ないので、運が良ければ質問がある時に直接上級看護師に質問できますが、大抵は電話で聞かないといけません。

 

一度担当医にコンサルタントをお願いしましたが、1ヶ月くらい先の予約を入れられ、かつお話できたのは15分くらいでしたガーン

 

私の担当医は分院の院長先生ですが、1年半の治療で先生にお会いできたのは数えるくらい。普段の診察は、ほぼ毎週(またはもっと頻繁)にありますが、看護師さんによる採血と研修医っぽい若い女医さんの内診で、担当医に会うことはまずありません。

 

これが治療がうまくいってない時に、メンタルがかなりやられましたネガティブネガティブ

 

魂 先生にきちんと診てもらえてないんじゃないか

魂 放置されてるのではないか

魂 病院変えたほうがいいのか

 

など不安になったりしました。

でも担当の先生にコンサルしてもらった時に、きちんと診てるからね、今は辛いかもしれないけど頑張りましょう的なことを言ってもらって少し安心したのを覚えていますニコニコニコニコ

 

 

ここでいきなりですが、

 

    

アメリカで不妊治療するおすすめポイント!

 

二重丸診察時間が早い

二重丸病院に着いてから診察終了まで30分くらいで終わる

二重丸何かとシステマティックなので効率がいい

二重丸保険が効くと日本よりかなり割安

 

まず、私の病院では毎週ある採血と内診は朝6:30-8:00amの間に行っていました。
日本ではこんなに早い時間に診てくれる病院はないのではないでしょうか?

(日本で不妊治療受けてないので、そういう病院もあるかもしれないけど汗

 

病院としては、まず朝イチで血液サンプルと内診データを集めて、

その日のうちにホルモン値を検査、

担当医が内診の状況とともに診断して、

午後2時くらいまでに上級看護師が患者に電話で今後の方針を指導。

 

という流れになります。

仕事をしている私としては、朝病院に行って、そのまま仕事に行けるのでとっても負担が少なかったです。

それに、トータルの診察時間も30分もかからないくらいなので、その後の仕事に影響しません。

日本だと、2−3時間待つなんてことも聞いたことがあるので、その点アメリカはシステマティックで助かりました。

コロナ禍で予約管理がしっかりしてるということもあると思います。

 

ちなみに、特別な検査や採卵、卵移植などは平日のお昼など普通の時間に、ガッツリ時間を取られます上差し

 

効率で言えば、検査結果も病院のpatient portalですぐに確認できるのも助かりました。

私のように、英語が不慣れな人は電話でナースに指示されても正しく理解してるのか不安になります。

patient portalで結果と今後の指導を確認できるので、それも助かりました。

 

他には、不妊治療、特にIVF(体外受精、顕微受精)には多くの薬を使いますが、それに関する説明や補充は製薬会社と直接やりとりできる点です。

コロナ禍だからか、注射の仕方や種類などを全てビデオで説明を受け、薬がなくなってきたらテキストで連絡してすぐに補充してもらえます。

 

最後の治療費ですが、長くなるのでこの点は次のブログで詳しくご説明します!

とにかく、私の場合は不妊治療の保険が効きました!!!!

一番しょぼい保険(J1-Visaの人が無料で入れる一番ベーシックなやつ)に入っていたにも関わらず、NJ州に住んでいたおかげで保険が効き、かなりお安く治療が受けられました。

このことは、精神的にも金銭的にも余裕ができ、治療に専念できましたニコニコ

 
 

ちなみに、病院選びは難しいですよね。

 

    

アメリカでの病院選び

 

私は、一般の産婦人科で紹介された病院にそのまま受け身で通院しましたが、検索すると簡単に不妊治療病院の成績と先生の評価などを調べられます。しかも患者の年齢ごとの成績が見られます。

下記はNJのランキングですが、右上の州を変更するとお住まいの州のランキングを見ることができます。

アメリカは、こういったところも日本と異なり、はっきりしてますね!

病院の評価、成績など一目瞭然ですし、医師個人の評価も調べられます。

(ちなみに私の病院はそこそこのランクで、担当医師の評価は高かったです照れ

 

 

でも私の私見ですが、病院選びのポイントは、

自分に合うか合わないかだと思います!

 

私のように仕事をしていて日中に時間を取れない人は、朝効率よく診てくれる病院はとっても助かりました。

人によっては、効率重視の人もいれば、時間がかかっても丁寧に対応してくれる方がいいという人もいます。

また治療方針も丁寧に説明してくれるか、患者の希望を受け入れてくれるか、などもポイントになります。

治療自体も患者に合う、合わないもありますし、こればっかりは受診してみないとわからないと思います。

 

違うかな、と思ったら思い切って病院を変えてみるのもありだと思います上差し

無駄に時間とお金を消費するより、一つの治療が終わった時に転院するのもいいタイミングだと思います。

 

一度、アメリカの不妊治療専門病院で働いている日本人看護師の方とお話する機会があったのですが、その方が言うには、

 

日本よりアメリカの方が技術的には優れているが、

病院の対応や方針が患者に合うか合わないかで結果が変わってくる

と伺ったことがあります。

本当にその通りだと思います。

不安やストレスを感じながら治療を受けても、精神的にマイナスに働きますし、うまくいかなかったときに、よりストレスを感じます。

 

私の場合は、転院はしませんでしたが、うまくいかなかったときは転院しようかと迷いました。転院って結構勇気が入りますよね。

結局、私の場合は行き詰まっている時に、希望の光が見えたので、それを試してみてダメだったら転院も考えようという気持ちでした。

 

 

   

 

 

さてさて、初めての通院ですが、最初は採血と内診を行いました。

血液検査は最初なので一般的な血液検査全般(LH, FSH, Estradiol, Progesterone,  HCGbeta, 基礎項目、性病検査など)を行い、産婦人科で行ったものと被っている項目もありました。

内診では、左右の卵巣にある卵胞の数を見ました。

 

そこで言われたことは、ビタミンD3が少ないのでサプリで補充することでした。

ビタミンD3は妊娠しやすい体づくり、胎盤形成に重要らしいので、早速サプリで飲み始めました。

今でも他のメーカーに変わりましたが、継続して飲んでいます。

 

ちなみに、Prenatal Vitaminも不妊治療専門病院に通い始めてからずっと飲んでいます。

これは葉酸も含まれていて、お手軽に妊娠に必要な栄養素が入っているので楽ちんですニコニコ

 

次は、アメリカの保険医療に関してお話したいと思いますウインク