7月1日

 

氷室の日

忘れてはいけない

石川県(金沢地域)の習わし

 

氷室饅頭を食べる日

 

氷室の日というのは

別名 氷の朔日とも言われていまして

その昔 宮中では暑い時期

氷を食べることで

暑気払いをしたと言われています

 

加賀藩では徳川家に献上するために

1月に雪を氷室に詰める氷室仕込み

そして 氷室開きといい

保管していた雪氷を取り出す日を記念して

 

庶民は高級な氷はいただけませんので

雪解け水で作ったお饅頭を食べて

暑気払いをしたと言われています

 

それが 夏を乗り切り無病息災の意味のある

氷室饅頭を食べるという風習になったということ

 

かほく市でも

大切にしている行事

 

市民のみなさん 召し上がりました?

 

そんな7月1日 氷室の日は

今年の下半期の始まりの日ですね

 

無病息災でこの夏を超えたい

そんな願いがある氷室饅頭

 

願いと言えば

7月は七夕もございますが

 

願いについて考えると

 

最善を願い 最悪に備える

という言葉がありますね

 

願うだけでなく

そうなるために努力する必要もあるということですね

 

最悪を想定して準備することによって

最悪の事態は回避出来るようになる

つまり

備えあれば憂いなし

ということでしょうが

 

無病息災

息災でいることは

災いからの回避をするための準備もする

 

大雨で土砂災害や川の氾濫で大変な地域もございます

 

氷室饅頭を食べながら

息災を願うと共に

最善を願うと共に

最悪に備えることも大事だなと思う