昨年 防災士になりましたが

 

今年は コロナの影響において

防災訓練など中止が相次いでおります

 

そんな中で 中学校の防災学習に少し関わることができたり

今までにない 「学校」という場での防災は

新しくそして新鮮に感じています

 

↑今日の河北台中での防災学習についてはこちら

 

防災士さんに実際に講話してもらう

避難所運営シュミレーション

非常持ち出し袋について考えるなど

 

学校での学習からご自宅へ家族との話し合いになることを通じ

各ご家庭で 「防災」について意識していただく

新しいあり方だと思います

 

今までは 市または各町内会での防災訓練に参加することが

ほとんどだったと思いますが

残念ながら

参加される方は いつも同じということでした

 

特に 若い世帯や高校生 中学生の参加は

土日だったりするので家族の行事や部活優先で参加しにくかったりするわけです

 

おかげさまで

若い世帯に選ばれ 人口微増の本市ですが

できれば 若い方々にも防災意識を持っていただきたいと願います

 

今日も 防災学習後

避難所運営ボランティアさんにお話しを伺う機会をいただきましたが

 

地域の防災リーダーさん(防災士)は

中学生や高校生になっていただくことが理想であると

 

若い力

柔軟な思考と対応

 

今日は中学生のみなさんの学習を見ていると

防災力を高めるためには 若い方々の力も必要であると

改めて感じました

 

2年前に

議会 一般質問で

「高校生(若年層の)防災士のなり手促進を」

という提案をしたことがありますが

 

当時の答弁は

「地域の防災リーダーは 地域を良く知っている年配者がふさわしい」

という答弁でした

これは 残念で

若いもんには 任せられない

という意識付けがあるということでしょうか?

 

確かに 地域のことは町会長さんや長くお住まいになられている

年長者がよいのかもしれませんが 例として

学校や会社や また違う場面で・・・ということがあるかもしれません

 

防災士の役割は

防災リーダーかもしれませんが

とある 先輩女性防災士さんが

 

「防災士の役割は未知数 〇〇であらねばらなぬを

超えて自分の役割を創意工夫していくこと」

と聞いたことがあります

 

例えば PR活動もそうですね

 

わたしは女性防災士ですが

体力は男性よりないかもしれませんが

いざというとき 避難所運営で女性の生活において

女性の心身の仕組みを知っている以上

男性では気が付かない繊細なことが理解できます

(生理パット配給や授乳室や着替えについてなど)

 

そう思うと

若い世代の防災士さんも必要

 

年配者ではないといけない

という固い考えはいかにと思う

 

それぞれの年代 または性別による

「役割」を考える必要はあるのではないだろうか

 

リーダーは若い力があってもよいのではないだろうか

東京都教育委員会では 2017年より

高校生防災士普及に力を入れている

 

阪神淡路大震災で被害にあった神戸市の高校では

防災士資格が カリキュラムに取り入れられている

 

若い人が資格を取得すること

同じ世代の人たちも意識するであろう

 

また 提案をする必要が2年の時を経てきたような気がします

 

コロナ蔓延で 緊急事態宣言が発令され

それまでとは生活が激変した

自粛生活の真っ最中に発生した豪雨・震度4以上の地震で

「コロナ禍の避難」について考えなくてはならない場面もありました
災害の発生は時を選ばない

 

新しい生活様式

が始まり

今までにあったことがなくなる現状を踏まえ

 

防災の考え方も

防災士のなり手についても 

新しくする必要がある