この前、インターのセカンダリー(中高)校舎に入ったら、壁面に、このようなものが…

ディプロマ(修了証書)を受け取れなかった人たち…



ロシアの攻撃で亡くなった、ウクライナの現役大学生たちです。


名前や年齢や専攻などとともに、


「…彼女がどのような人物だったのかは、あまり多くの情報は無い。何故なら、彼女とその家族5人が、同時に亡くなったからだ。」

というメッセージもありました。


こんなに若い命と未来、それを育んできた家族の生活もろとも一度に破壊してしまう攻撃💥


理不尽で不条理で、やるせない気持ちでいっぱいでした悲しい💦


この人たち全員、天国で、ディプロマを受け取れますように…。





さて、話は変わりまして!


ハル坊も、この夏(6月下旬)にプライマリー(小学校)を卒業しますほっこり🎓


卒業式の夜に、謝恩会のようなパーティーを開くのですが、なんとその費用を、全部自分たちで捻出するのです!


日本でも、卒業生の親で卒対委員とかやって、お金を徴収したり、積み立てたりしますよね!


こちらでは、親のアレンジのもと、子供達で費用を稼ぐのです滝汗



このように、学校でバザーやベイクドセールをするために、

親はケーキやお菓子などの食べ物、飲み物を買ったり作ったりして持ち寄り。


私は、卒業パーティー当日は、巻き寿司200ピース作る予定になってるので、練習用にお寿司作ってみました!看板持ち 



この日は、学校全体が午前授業の日なので、

ちょうどランチタイムなのだから

甘い物よりもごはん系を子供に食べさせたいのよね〜…知らんぷりと思う私は日本人🇯🇵



year6クラスは、早めに授業を切り上げて準備中です!



ハル坊は、仲良しのボーイズ5人組で実際にお金を集めるカンパニーを作っていて、

場所を提供してもらっていましたウシシ



これ↓、まだ開店前なんですが…



なんか、お寿司、減ってない⁈ポーン

店番の子たちで、食べたな笑い泣き


お迎えにやって来た保護者達でごった返す…



お寿司は、少なかったせいもあるけど、あっという間に売り切れましたびっくり



ハル坊達の5人組でやってる

MMY カンパニー


写真の左側3人の名前の頭文字をとってMMY

…なんだけど、実際に商品の折り紙を作ってるのは右側の二人泣き笑い

名前の入ってない二人は、ただの従業員だったのね!

これぞ資本主義社会…笑い泣き



この5名、何故このようなことをしてるかというと…

学校の校庭に、バスケやサッカーができる囲まれたスペースがあるのですが(ケージという)、

そのコンクリート部分に人工芝を敷いてほしい、と要望を出したのだそうです。

そしたら、学校は、

お金ないから自分たちで出して…ということになったそうで、

じゃ、自分たちで集めようぜ…となり、

マルコスをボス(社長)としてのカンパニーが成立したとのこと。


学校のやり方や、子供達の発想にもビックリだけど、私が一番驚きを隠せないのが、学校の中で、実際のお金で売り買いしてそれを子供が管理していることポーン


うちは、ハル坊に学校にお金を持たせて行くことはないのだけど、周りはわりとスマホや現金を持って来ている子も多いみたい。


確かに、今回のベイクセールのように、学校でお金を使う機会もあるし、帰る時間には、アイス屋のトラックが門の外にいるもんねねー



MMYカンパニーは、小学校のassembly (集会)でも、みんなの前で紹介されて、学校公認みたいです。



折り紙で作った箱に、キャンディ🍬を1〜5個入れて、ミステリーBoxとして売るんだって!

たまに次回に使えるディスカウントチケットとか入れたりもしてるらしいキメてる

商魂たくましいわね!



眩しいから…と、作業場所を見つけたハル坊。

完全に、縁の下の力持ち💪系ですな。



次のfundraisingは、4月11日! 

今度は、セカンドハンドのおもちゃ🧸や本📕を売るとのこと!

家を片付けがてら、色々探さなくては…



year book(文集)の表紙を飾る、卒業生たち↓

ハル坊、どーこだ?ほっこり




ちなみに…

今回のベイクセールでの総売り上げは、なんと

563.81€ポーン

およそ9万円!!でした

なんといっても、私の作ったお寿司、あの小さな一切れが1€(150円)で売られていましたからねぇ不安 

誰が買うんじゃい💦 と思っていたけど、あっという間に無くなりましたからねぇ…

スペイン人ママも、お寿司美味しいわ!と言って、3つも買ってくれてました滝汗

今度、タダで作ってあげたい…


結局、材料費や売るものを自腹で買って、それを売る。

そして、時には、自分や子供達が買う。

ということで、二重の自己負担が発生する上に、強制参加ではないから、やる人とやらない人とで負担する費用に格差が生じるのですえー


とあるママが、

目「こういうの(fundraising)ナシで、必要なお金を各家庭から集めればいいんじゃないの?」

と聞いてました。


私は、

ひらめきごもっともだ!公平だし、合理的!

と感じたのですが、

クラスリーダー曰く、

「fundraisingをすることで、子供達に、自分たちの卒業式のために費用を稼ぐんだ!と意識させる事が大切なのよ!」

と、教育的意義があると力説されていました。


なるほどね〜!

色々と勉強になります!



こっちの桜は、寒さに強い品種なのか、3月中旬でも、この状態↑音譜


しかも、盆栽⁈ っていう小ささなのに、満開ブーケ2



家の前の遊歩道も、この通り目がハート



そして、花粉症が始まった〜予防