篝です。

汎用冒頭シリーズ第三弾。


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「宇宙飛行」、「有毒ガス」、「原子炉」


宇宙を飛んでみたいか、と問われれば、どちらかと言えば滅多に経験できないことだし、純粋な興味として考えるなら飛んでみたいことに違いはないけれど、実際に宇宙飛行士になるためには色々な困難が待ち受けていることを僕たちは知っている。少なくとも、何も犠牲にせずに軽い気持ちで叶えられる夢じゃない。それがどれくらい敵わない夢なのか、極めて具体的なレベルまで掘り下げて突き詰めて挙句の果てに膝を折った人も中にはいるかも知れないけど、僕も含めて多くの人は何となく勉強が大変そうだな、とか、何となく体力に自信がないな、とか、何となくそこまでストイックにはなれないな、とか、ろくに調べも考えもせずに、胸に芽生えつつあった微笑ましい想像の翼をまるで邪念みたいに摘み取ることができる。そうだ、隣の部屋に急に有毒ガスが充満して、数分後にはこちらの部屋に流れ込んでくる、というあまりに前触れのない危機的状況に陥っても、冷静に対応できるような頭の回転と豪胆さが求められているんだ、俺にはそんなのありっこない。メルトダウン直前の原子炉を止めるため、我が身を顧みずに火中に飛び込めるような、ドクター・スポックじみた勇気と献身が求められているんだ、私にはそんなのありっこない。それは一見、とても効率的で無駄のないフレームワーク。何となく格好よく見えて、何となく頭がよく見えて、言葉を繰るだけで失うものは何もありはしない、色褪せた心の糞つまらないタイムマネジメント。大人に近づくにつれ、僕たちは時間の使い方が上手くなっているようで、本当は救いようのないくらい下手になってるんじゃないか。


光のない灰色の空を見上げながら、そんな妙に敗北者じみた考えが頭を過っていた。


(どこへともなく続く)

篝です。

秋も深まるというか、もはや12月だよ、冬真っ盛りだよ、って感じの時節になってしまいましたが、11月の下旬あたりに実施した合評会のログを掲載します。


ライターを目指している方々はちょっと覗いてみてもいいかも? CIRCLE四季凪に入ったら、こうした場もあるんだよ、と参考がてらご覧いただければ幸いです。


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篝: まったく事前打合せしてなかったけど、はたしてどうなるか
Siki: まぁ、取り敢えず読まないとですか・・・
篝: え、読み切れてないの? 皆はどうなのか
篝: まあ、集まるの遅れそうだから、今のうちに読んでしまえばw
篝: ただし奉日くんのは長いぞ!
雨森: こんにちはー。
篝: こんにちはー
雨森: 奉日くんのは2万字ありましたねw 対して僕のは300字ですよ!
篝: 多分、今度の機関誌に載せるやつでしょうね。あれ、5,000字以内という縛りがあったような気がするがw
雨森: テーマsikiでしたからね。渚さんは8000字書いたらしいですがw
篝: 機関誌の方、まったく手がついてない……
雨森: 原稿が集まらなかったら、締め切りどんどん延びていくらしいですし、大丈夫そうですよ。
篝: それはダメだろw
奉日: やっはろー
篝: こんちはー
雨森: こんにちはー
奉日: 因みに、登校した奴はお察しの通り機関誌に描いた奴です。まあ、タイトルに「SIKI」とあるのでわかってでしょうけど
奉日: でも予想以上に文字数がオーバーしたので断念しました
雨森: 断念したんですかw
篝: まさかの没作品?w
奉日: いや、割とガリガリと架けたので気に入ってますよ? でも文字数が越えてますし……文字数、あれでも大丈夫なんですか?
雨森: うーん……かわらんとです。
篝: たしかに、途中からばりばり書いてる感じが伝わってきた
篝: 文字数が規定より多いと、それだけページ数が増え、印刷委託する際のお金もかかるわけだから……一概にOKとは言い切れない予感がむわんむわん
雨森: 奉日くんが書いた分、冊子が売れれば大丈夫!
雨森: 一部500円らしいです。
篝: 他の3人が原稿落とせば問題ない、という見方もできる
雨森: なるほど、たしかにw
篝: (Siki君にメッセージを送ってみたが、反応がない。ただの屍のようだ)
奉日: 500円か……高いな
奉日: ザオラルザオラル
Siki: 一応いきてました。
篝: 500円か……なんか、長期的には利益が出る価格設定を考えると、最低それくらい取らないと駄目だとか
奉日: そうなんですか。どっかのサイトでは「ページ数×10」+カラー代(100)とか見ました。
Siki: そろそろはじめましょうか。。。
雨森: あ、その前に
雨森: ノベルゲームのシナリオを合評会で扱うことは可能か?って質問が昨日のMTGでありました。どうでしょう?
篝: おー
篝: シナリオ班に入ってくれるなら(ry
雨森: まあ、それ言ったのは凪さんですがw
篝: そっかw
雨森: やるとしたら、キャパシティ的に扱いきれるのかどうかってのがちょっとありますね>ノベルゲームシナリオ
雨森: 逆にシナリオ班のみんなへの宣伝にはなりますがw
Siki: キャパですか。まぁ、合評会の目的は、次に活かす、ですから、完品をやるものでもないんですよね。完成品持ってこられても、今更書き換えられない、じゃ無駄ですから。
Siki: 序盤の1万字とかで合表するのはいいと思いますけどねー。
Siki: まぁ、精査したい、ってつもりならば、断る理由もない気がしますけどね・・・。まぁ、
篝: キャパって意味では、本合評会のそれを測るのも、今日この日の目的のひとつではあるし、ひとまず今日の結果次第かな、とは思います。
Siki: シナリオブログに入っていない人の作品を合評するのは、こちらが、一方的に検査することになりかねませんから・・・まぁ、シナリオブログへの参加、というのも篝さんがおっしゃるように必要ではあるかもですね。
篝: そもそも、新人獲得という目的を果たす上での小目標ですかね、合評会はw
雨森: そうですね。まあ、一応okってことにしておいて、合評会が軌道に乗ったら具体的にどうするか考えましょう!
雨森: お時間を取らせてしまいました。大事な最初の合評会始めましょう。
Siki: 第一回四季凪シナリオメンバー合評会ー!
篝: わー
雨森: パチパチパチ
Siki: まずは今回の合評会の基本的な目標を確認しましょう。
奉日: わー
Siki: ①シナリオメンバーの活性化(やる気・実績の積立・新人獲得)
Siki: ②お互いに精査することで、レベルアップしましょー
Siki: ・・・こんな感じですかね?
篝: そうですね。レベルアップ大事。
Siki: あと、今回は特別に「とにかく手探りだけど、一通りやる」っていうのもあります!
奉日: もうちょっと「ふわっ」とな感じでもいいよ! でないと貴方の心がポッキー
Siki: 次に、一人ずつ作品を取り上げて、みんなが意見を行っていく、という通常の方法を取ろうと思います。
Siki: 今回は「文字数」順で、雨森氏→私→篝氏→奉日氏という順番でやっていこうと思います。
篝: (え、私ってSikiくんより多かったんだw)
雨森: わっ、僕が一番最初?w
Siki: まぁ、見た目の長さで笑
Siki: さて、ではかくかくの合評ですが、
Siki: ①作者説明②他メンバー評価③作者総括を基本的な方向とします。
Siki: ①は必要かどうか、少々怪しいですが、まぁ最初はこれでいきましょう。
Siki: それでは、「評価」をする際のルールを決めたいと思います。
Siki: 何事も互いの「尊重」があって初めて、客観性は成立し、そして、評価された側は受け入れられるのですからね。気分が悪くなるような合評会はやめましょう。これが今回の方針です。
Siki: 具体的な評価テンプレ。
Siki: ①作品の正の方向への評価(認可・尊重)
Siki: どんな作品でも、作者からしてみれば、それは重大な自己性の発露です。作品の「否定」は人格否定のようなものにもなります。たとえ、自分の趣味とは合わず、客観的に面白くないなぁ、などと思っても、必ず褒める、評価する、そんな部分はありますから、まずは、褒める方向での評価をしましょう。
Siki: ②作品への客観的な評価(品評)
Siki: 文体がどうとか、書き方がどうとか、言葉遣いがどうとか、具体的なところはここで指摘しましょう。書く内容にもよりますが、なるべく私見を排除して、人の好き好きみたいなところを指摘する場合は、その旨告げましょう。
Siki: ③作者・作品の今後への評価「吟味)
Siki: ①②を考察した上で、「今後」どうすればいいかのメッセージをまとめましょう。基本的には我々は仲間ですので「相手のため」を念頭において、やりましょう。
Siki: さて、最初だから、こんなに書かせていただきました。明文化が必要ですね。
Siki: 何か、付け足したいこと、などありますでしょうか?取り敢えず、伝えたいことがお分かりいただけたら、現時点では大丈夫です。
篝: OK、大体把握しました
篝: (目が覚めた!)
Siki: あ、各作品の合評の順番ですが、今回は、発表者の次の人から順番にやっていきましょう。
Siki: では、始めましょうー
Siki: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Siki: 「第一回四季凪シナリオメンバー合評会」
Siki: まずは、雨森さん。
Siki: 作品の説明をお願いできますでしょうか。
Siki: どのようなことをみんなが評価するのに前もって知っておいて欲しいかを、述べてください。簡潔でもいいですよ。
雨森: えーっと、自分で自分の作品解説しちゃっていいのかな・・・? 作品の見方を方向づけちゃうような
Siki: 今回は、それでいきましょう。どのような評価を受けたいか、というのも、当人の自由、裁量しだい、というのが今回の方針です。自分でさじ加減は決めてください。
雨森: 了解しましたー。
雨森: では、説明いきます。
雨森: まず、今回の私の作品は、ラジオを中心に組み立てられています。まあ、主人公みたいなもんです。
雨森: 物ですが(笑)
雨森: で、まあ、お爺さんが子どものころから使われてきた、我が家のラジオってあります。
雨森: このラジオっていうのは、数世代に渡って生きてきた、いわば人間が生きる時間を越えた存在なのです。
雨森: このラジオには、お爺さんの子どものころからの人生や、その息子(娘)の人生や家庭の思い出がつまっています。
雨森: ただのポンコツの古いラジオだけど、たぶんみんなもそう思っているけど、実は自分たちの人生で嬉しかったり悲しかったりしたときに、このラジオと一緒にいたんです。
雨森: まあ、このラジオは擬人化っぽくされてますが、要は家族みんなの日常の思い出がつまってるってことです。
雨森: がんばって説明してみました(笑) 話しながら考えてたんで、わかりにくいところもあると思いますが、これで作者説明を終わろうと思います。ご静聴ありがとうございました。
Siki: ありがとうございます。
奉日: ありがとうございましたー
Siki: では、これを踏まえて、みんなで合評していきましょう。
篝: 了解です、ありがとうございましたー
Siki: まずは、私からまとめさせていただきますね。待っている方は、考えておいてください。
Siki: ●Siki
Siki: ①非常に簡潔で、「ラジオ」という言葉が主体であるとよくわかる。穏やかな日常風景が描写されているのだとよくわかりました。ラジオという言葉の繰り返しが、心地よいですね。
Siki: ②詩のような文章にみえます。なら、段落分けとかは考慮してもいいのでは?それとも、変えないのに何か意味があるのかな?主語が僕、みんな、ラジオで変わってしまっているので、少々見失ってしまいがち。
Siki: ③詩を書くなら、形式をもう少しいじってもいいかもしれません。私見ですが、短編横書きというのは、一文ごとに段落分けするぐらいの方が読みやすいかも。それをすると、文のリズムがもう少し整うはず。
Siki: 以上です。
篝: 次は私かな
Siki: 次は篝さんお願いします
篝: 了解しましたー
篝: ●篝
篝: ①物語というより詩に近いと感じました。物語性より情景描写で勝負! ってな感じなので。それでいてソフトな語り口に優しさを感じる。ラジオに対する「僕」の情感が上手く表現されていると思います。
篝: ②心地よい朝日にくるまれて」の「くるまれて」という言葉選びが素敵。日差しの柔らかさが手に取れるような表現ですね。私の好みですが!
篝: ③詩的な在り方からは外れてしまうかも知れないけど、このラジオが何かの原因で壊れちまった、という展開になると物語性が生まれそう。事件性を与えることで、ラジオに対する想いの描写を一段と深められるのではないかな、という予感はします。
篝: 一応、前もってまとめておりましたw 以上です。
Siki: 次は、奉日さんお願いします。
奉日: 何か同じこと言うのもアレかもしれないけど。大体のことは上の人と同じですかねー。
奉日: アレだ、おじいさんが無くなる時にラジオがお祖父さんが居なくなったのを教えてくれたりしたりするんですね
奉日: ラジオ「明日は雨が降るでしょう」銃「え? 雨なんて……」炎「いや、雨だ」銃「……そうですね、此処は冷えます」的な
奉日: 詩的な表現が素晴らしいです。このままもっと表現を磨く方向で良いと思いますよ。
奉日: そんな感じです?
Siki: お二人共ありがとうございました。
雨森: みなさん、温かい評価ありがとうございました!
Siki: では、最後に雨森さんのまとめをよろしくお願いします。
Siki: 個々へのレスポンス。自分の作品への反省など、感じたことを感じたままにお願いします。このまとめは、自分のためだけでなく、品評者の我々のためのものでもあるということをご理解ください。
雨森: はい
雨森: みなさんから詩のようだと仰られて始めて、あー、そうかなって思いました。特に何も考えずに書いていたので(笑) だから形式とかはかなり適当でした。
雨森: あと、これ、最初に主人公はラジオだって言ってしまい、事実そうなのですが
雨森: 語り手は「僕」です。
雨森: この「僕」ってのは作中では誰なのか明かされませんし、家族の描写などもありふれたものなので、どんな人なのかさっぱりわからない作りです。
雨森: だけど、逆に、ありふれた家庭で生活してる「僕」は、誰にでもなれるわけです。
雨森: つまり「僕」は、この作品を読んでいる、読者一人一人なんです。
雨森: 本当の主人公は「読者」です。こうすることで、作品は仮想と現実の境界を壊し、リアリティを与えています。
雨森: 篝さんの言うように、もっと長い物語にするのであれば、ラジオが壊れたり、奉日君のいうように、ラジオが教えてくれるってのもすごく良いアイディアだと思いました。
雨森: すみません、ずいぶん長くなりました。実は、ぜんぶ今即興で考えて喋りました。では、そろそろお次の方へバトンタッチしようと思います。ありがとうございました!
Siki: 雨森さんありがとうございました。
篝: ありがとうございましたー
Siki: では私に移る前の少々。
Siki: 最初の作者説明ですが、どのように使うかは自由です。
Siki: 喋らなくてもいいし、雨森さんのように解説をしてもいいです。
Siki: どのような合評をされたいか、をわかりやすく提示するといいと思います。
Siki: 評価というのは基本的に怖いものですし、それを無理やり押し付けるのは良くないことです。ましてや文字媒体なのですからね。
Siki: では、次は私の作品をやっていきます。よろしくお願いします。
Siki: ●作者前述
Siki: まぁ、特にはありません。私は作品というのは、もう、それだけでしか、価値がないとは思っていますので。よろしくお願いします。
Siki: まずは篝さんお願いします。
篝: あいよー
篝: ●篝
篝: ①
・説明ではなく描写を重ねることで、感性に訴えるタイプの作風が味わい深いです。
・助手席の「奴」について明言はないが、断片的な情報に隙がなく、矛盾なく想像を広げられる点に緻密さを感じました(スピードに眉をしかめたりとか、煙草嫌いとか)。
篝: ②
・繰り返し用いられる「いけすかねぇ」が、男の性格と助手席の「奴」の在り方を形容する重要なキーワードになっていて、上手く作品の軸として機能していますね。
・日本でないところが心憎い(車両の右側通行)。銃社会の舞台設定として密かな説得力を感じさせます。
篝: ③
・「そこも含めて、いけすかねぇ、そう思う。と、」の「と、」を省くと、より唐突な印象を演出できるかも知れません。私の好み。
・単語の反復を避けると、より引き締まった文章に見えるのではないかと。(1P目の「スピードメーター」、「姿勢を正して見る姿勢に戻る」の「姿勢」など)
・反復箇所は比喩を使うことで、一段と味わい深くできると思います。たとえば、スピードメーターを2度目に使うときは、あえて抽象的な表現、それでいて暗示的な表現を用いる、など。
篝: (その他感想)
・こんな上司が欲しい。しかし、実際に仕事するとしたら、1年くらいで異動したいw
篝: 以上
篝: 何か、前もって書いてると、たんたんたんー、というのが微妙な(ry
Siki: ありがとうございます!
Siki: やっぱりある程度は前もって作っておくのもいいかもしれないですね。
Siki: 次は、奉日さんお願いします。
奉日: はい。
奉日: ハードボイルドですね。心理描写を廃した動作のみの表現は口にするよりも明白な感じを与えますな。あんまり口少ないのも良いです
奉日: ただ、こういう硬派な文章にするのなら、あまり改行とかは要れない方がいいですかね。また、抽象的な文章、例えば「罪悪感が煙草の煙のように肺にたまって云々」とかですか? これはこれで良いですけど、もっと改良の余地はあると思いました
奉日: すいません、抽象的な文章も入れるのが良いですと思いました
奉日: というか、日本ではないことに今気付いた。そういう細かな設定描写も良いと思います。そんな感じですねー
奉日: ああ、改行を入れない方がいいというのは、余白を開けずキツキツな感じの方が良いという意味です。
奉日: そんな感じです。終わり
Siki: ありがとうございます^^
Siki: 次、雨森さんお願いできますか?
雨森: はいー
雨森: 淡々と進行していくストーリーが、主人公の渋い感情を引き立てているなと感じました。
雨森: バディ物のハードボイルド小説っぽい。これぞ男の友情! クールです。
雨森: このお話、特に劇的なイベントが起こらない話だけど、だからこそ人前では感情をなかなか見せない男の
雨森: 微妙な心の揺れ動きが、上手く表現できていて、上手いな!と思いました。
雨森: こんな感じで、評価終わります。
Siki: ありがとうございます。
Siki: じゃあ、私のまとめをしようと思います。
Siki: 最初は制作裏話。そもそもこの話は、なんとなく「DARKER THAN BLACK」のキャラを見てたら思いついたものでした(見てないからキャラとかよくわかんないですけど)。
Siki: で、日本じゃない設定などというのは、別になかったです。意識してなくて偶然でした。やっぱり読む人によっていろいろ気づくところも違うんだなぁと実感します。
Siki: あんまりポリシーなく書き連ねていたので、描写を重ねる、等々の客観的な文体評価はためになりました。改行というのももう少し思案します。
Siki: こんな感じです。ありがとうございました。
Siki: ではトントンいきましょう!
Siki: 次は篝さんの作品です。
Siki: 作者前述お願いします。
篝: 了解ですー
篝: ●作品前述
篝: 概要としては、今度の12/14に収録予定のラジオドラマの原稿(冒頭部)です。
篝: 冒頭部を書くにあたって、心がけた点、狙った点としては、
篝: (1) ドラマということで、声に出しても恥ずかしくない会話文。
(2) 至って自然な女子同士の会話。ざ・がーるず・とーく(腹黒ちらり)。
(3) 冒頭部ということで、とりあえずリスナーの興味を惹けるように。
篝: 自分としては上の(1)~(3)の点について特に意見いただけると改善につながると思ってますが、まあ、何でも気づいてもらえたことは指摘いただけると助かります。
篝: もし、参考までに(4)今後の展開はコレだ! と予想する猛者がいたら、俺は面白い。
篝: 以上です。
Siki: では、奉日さんからレビューお願いします。
奉日: YES
奉日: 良くも悪くも「日常」ですね。特に「コレだ!」という事は少ないです。
奉日: 1、会話文は恥ずかしくないと思うです。 2、ガールズは色んな人がいるので気にしなくても良いと思われ 3.冒頭を「ねえ、知ってる?」と某豆野郎風にしたらいいんじゃないかなー 4、アレだ、自己ってるのは「とととめちゃん」だ
奉日: 後、ちょっと会話が解りずらいですかね
奉日: いきなり百束のことを言われてもよく解らないし、井上さんが「先生に任せよう」と言っているのに「おいおい」と言っているのは、これは土屋さんのセリフでも良いかと。
奉日: そんな感じです? 終わり
Siki: ありがとうございます^^
Siki: 次、雨森さんお願いします。
雨森: はーい。
雨森: 土屋さんと井上さん、すっごく仲良いですね。微笑ましいです。
雨森: 茶道部の話のシーンと、転校生が東京の方からきた話の二つのシーンで
雨森: 土屋さんと井上さんのボケとツッコミの役割が逆転してるのですが、二人とも同じボケかたとツッコミかたをしていて、かわいらしく思いました。
雨森: あと、食いしん坊の女の子は魅力的ですよ! 焼きそばパンは定番ですよね! 食欲は三大欲求の一つでもある人間の根源的な欲求なので、女の子が何か食べてると、それだけで魅力が増し、かわいらしく感じますw 
雨森: 最後に、エンジン音の注意書きがありましたが、こういった細かいところがリアリティを出してて上手いな、と感じました。
雨森: 作者の深い知識を感じさせますw
雨森: 僕はこれで以上です。
Siki: ありがとうございます。
Siki: 最後に私が。
Siki: ●Siki
Siki: ①自然な会話が続いているように思います。基本的にはみんな普通の名前なので、変な名前のととめ、とか百束が際立つような気がします。ラジオドラマとしては量もあって、テンポもいいと思います。フラグの建設と説明もうまく出来てると思います。「パトカー」「転校生と先輩の関係」など
Siki: ②基本的に声優が声を吹き込んで完成なので、なかなか全体像を掴むのが難しいのですが、文面から想像する分で指摘すれば
Siki: ①井上、土屋のキャラが立ってない。それが悪いのではないですが。
Siki: ②百束という苗字を声で言われてもよく分からない。聞いてもわかるような名前でもいいのでは。
Siki: ③正美、典子という名前も、もう少し、序盤でキャラに定着すればいいのでは。もっと女の子女の子した名前でもいいのでは。この声誰だっけ、となると失敗だと思う。
Siki: ④これは形式の問題ですが、台本形式の場合は、井上「」ではなく正美「」で書くほうがいいと思います。
Siki: ③今後はどうなるのでしょうか。バスが止まるくだりがフラグになっているのなら、作品のテンポ的にも問題ないと思います。頑張ってください。
Siki: 以上です。
Siki: 篝さん、お願いします。
篝: はい、ありがとうございます。
篝: 具体的改善につながるような指摘をもらえて大変助かります!
篝: つらつらと聞きながらメモっていたこととしては、
篝: ①実は「のり先生に任せるしかない」の「のり先生」は土屋(=土屋のり子)のことなのですが、冒頭で井上が「のり」と一回呼んでるだけじゃ、やっぱり分からないですねよ……特にラジオはテキストと違って読み返せないし。これは大きな反省点です。
②ノリとツッコミの逆転については、実は後で直そうと思っていました。井上がツッコミ、土屋がボケに徹するべきかなぁ、と。さて、どうしたものかw
③焼きそばパンのくだりは、実は井上の単なる話題回避という想定だったりします(土屋も真面目に「尾行した?」とは聞いてないだろうし)。しかし、あえて食いしん坊設定を推すなら、あとで活かせそうな展開があるので、利用させてもらおうかなぁ、と考えはじめました。
④キャラ名については、たしかにあまり思慮していなかった部分でした。ラジオという特性を考慮して練り直したいと思います。
⑤パトカーか。パトカーか。
⑥某豆野郎のCMを8本ほど見てきました。これは面白いなw
篝: 以上です。14日に向けて改善を図りたいと思いますー(その前に全編書き上げないといけないけどな!
Siki: ありがとうございます。
Siki: では、最後に奉日さんの作品に行きます。前述お願いします。
奉日: えーと、さてどうしよう。
奉日: 誤字があったら教えてください。武器名が解らない人はググれば幸せになれるよ!
奉日: それから、なんだ。典型的な防衛系ですので変わったことはないです。面白いか、面白くないか、ですな。実際にはこれはPV的な感じで、個人的にはこれを元にさらに話を膨らましていっています(現在形)。
奉日: だからパパッと読めばいいと思います。
奉日: 挿絵とかあったらいいんですけどねえ
奉日: ああ、武器の「ギガ・
奉日: ブリューナク」というのだけは創作ですので。というかレールガンなんて現代科学じゃ無理だし
奉日: そんな感じですかね。
奉日: ラノベ風何で
奉日: 終わりです
Siki: では、雨森さんお願いします。
雨森: わかりました。
雨森: 歯切れがよく、力強い言葉。小説が苦手とする戦闘描写を独特のリズムで書き込んでる、と感じました。
雨森: 単語をいっぱい並べたりして、読者の視覚に訴える表現方法は、昔のアメリカSFっぽさがあってグッドです。
雨森: >たった一つの冴えたやりかたか……。
雨森: ジェイムズ・ティプトリー・jrですかw ワッショイの時も感じましたが、様々な作品のパロディが何気なく散りばめられていますね。もしかして奉日くんはSF好き?
雨森: SFの特徴として、過去の作品をパロディ化して自作の中に取り入れるってのがあるから、そんな印象も受けました。
雨森: そして、桜井光とかアルフレッド・ベスターを思い出すような文体だと感じました。
雨森: 動作や感情を一つ一つ正確に細かく描写していくとこなんか、西洋のリアリズム小説っぽい雰囲気もありますね。
雨森: 作者の読書歴の長さと奥深さが感じられます!
雨森: でも、作中常にテンションが高いので、ちょっと落ち着いたりする場面などをいれて、起伏をつけたほうが、話しに盛り上がりが出るかなーっと思いました。
雨森: これで以上ですー。
Siki: ありがとうございました。
Siki: 次は私の番ですね。
Siki: ①完成度と文量。そして、個性というものでは非常に素晴らしいですね。このタイプの文章はどうしても、ミーハーだなぁ中二だなぁという色眼鏡を通されがちですが、しかし、そんな見方を払拭するレベルであると思います。こういう文章はどうかな、みたいな指摘のレベルを大幅に超えているように思いますので、ここから、どんどん極めて行けばいいと思います。
雨森: 途中すみません、ご飯みたいなんで、一時離脱します。
Siki: ②それでも、すこしごちゃごちゃ感がある気がします(KONAMI感)個人的には神林長平とか上遠野浩平とかの世界に似ている感じがしました。主観がどの当たりで変わっているのか、そのあたりは不透明だと思います。もう少し明確な分け方(段落分けとか)をしたほうがいいかも。また、最後のまとめなど、兵隊の男が、この話の主人公的な感じを受けるのですが、少々この男の描写が足りないので、どうにも重きをどこに置くのかが不明な文章だと思います。勿論戦闘シーンは素晴らしいのですけど、シーンはあくまで目的ではなく過程ですからね。
篝: (私も夕食になってしまった……!)
Siki: 私だけ書いたら、ちょっと休憩にしましょうか。
篝: (また戻ったらオンラインになりますね)
Siki: 22:00再開とかでいいでしょうか。
篝: 了解です!
奉日: (皆夕食遅いんだなあ、実家では6時だったよ)
Siki: ③ストーリーをどうするか、それを最初から決めて書き出せばいいのかなーとw書き始めちゃった感じがあったので。まぁ、これで簡単なストーリーを先に作って書いていけば、ストーリーとか微妙でも、通用しそうですしね。最後のSIKIが実は普通の子供で戦争は・・・みたいな感じでそこを主体に創っていくといいと思います。
Siki: じゃあ、ちょっと休憩で。
篝: Sikiくん不在だけど、一応、レビューは書けたので載せておきますよ。
篝: ①A63(単騎)vs 機械(大軍)の描写をがっつり楽しませてもらいました。この部分、筆が乗っていることがひしひしと伝わってきました。戦闘描写好きとしては嬉しい圧倒的な物量。
篝: ②
・各所に見られる横文字の配置が、劇画的演出のようで印象的。作品に大きなオリジナリティを与えていますね。(兵器名のところじゃないよ、「アマード・コア」とか、「ガンパレード・マーチ」とか、ちょっと懐かしくなっちゃう用語のところだよ)。
・世界観説明をあえてラストに持ってくるあたりに、構造的な工夫を感じました。
・P.1 「いや、まで死んではいない」→「まだ死んでいない」?
・P.2 「しかしその叫び声、さも弱気犬のごとき遠吠えか?」→「弱き」?
・P.4 「機械を纏て駆け抜ける装甲演舞(アーマードコア)」→「纏いて」?
・P.5 「一秒五百発の回転で弾丸が降り注ぐ狙いなどない」→「降り注ぐ。(句点)」?
・P.5 「そう確認し、戦術形態を単体射撃ではなく面制圧に移項」→「移行」?
・P.6 「時速30万キロを優に行くその光りは、」→「光(動詞ではなく名詞)」?
・P.6 「戦して撃ち落とそうとするが、当たらない」→「戦して」が先生に訊いても分からず。
・P.9 「むしろその無塵の力を秘めた兵器は」→「無尽」?
・P.11「無論、他の機械は以前多く残っている」→「依然」?
・P.15「こうして彼らの長一日は終わったのであった」→「長一日」が先生に訊いても分からず。
・P.17「光りを求めるのなら、」→「光(動詞ではなく名詞)」?
・P.19「一時の虹の海を浮創りだす」→「浮」は不要?
・P.20「無人の機械が走り回り、」→文脈的に「無尽」?
篝: ③
・冒頭部の人類(大軍)vs 機械(大軍)の描写が、より具体的だと読み手としては惹き込まれるのではないかな、と感じました。たとえば、「彼」が「子供じみた奇妙なフォルム」の機械に襲われるシーンがありますが、こうした描写が冒頭部に連続で何シーンか叩き込まれると、読者としては「何だこの状況は!?」と思わされそう。あくまで一案ですが。
・軍事的用語としての「全滅」なら、部隊の3割~半数壊滅で適用されるんじゃないかなと。すでに残存兵力が「3割を切っている」という状況で使うなら、「殲滅」の方がより的確のように思いました。
・戦闘中の視点は第三者(A63中心)に絞った方が混乱を招かないかも知れません。「チャンネル3」、「指揮官」といった名乗りで判別はつきますが、やや流れが寸断されてしまう印象あり。
・A63側から初めて呼びかけるときは「指揮官(リーダー)」でいいかも知れませんが、それに対する「彼」の応答はそれっぽい名乗りの方が臨場感を生むかも? 元が師団~旅団規模なら将官クラスでしょうが、司令部壊滅で幕僚の佐官(少佐~大佐級)が指揮を引き継いでいるとか。おそらく若手少佐? 未来の軍事機構が現代のものを引きずっているかは不明ですが。
・ギガ・ブリューナクのジュール計算式・結果を載せてくれると、銃や戦車や一般のレールガンの場合と区別がはっきりするのかなぁ、と思いました(当然、最後に凄い数字が叩き出されるんだな! と探しながら読み進めていると、必要電力、弾速……で、いつの間にかドラグーンが堕ちていた衝撃)。
篝: (その他感想)
・敵性勢力の分類等については、B○TAを思い出しました。
・荷電粒子砲とか大出力レーザーとかはロマン。相対するのがレールガン(実弾)という構図も燃える。
・ラストの世界観説明でいつもの奉日くんが戻ってきて、理由の知れない安堵を覚えました(日常への回帰)。
篝: 以上です。
奉日: 何時の間にか22時だった。ありがとうございました。レスをまとめるので暫しお待ちを。
奉日: 良し、出来た。
奉日: これはとりあえず「こんな小説書きたい」ってな感じで描きました。なので設定は他の防衛系と似通っているしこういうタイプのは初めてなので、まだまだそういう意味で実験小説ですね。因みに、テーマは決まっていて「生きねば」です。そらにぃいいいいいあっこっがっれってえええええええええええ(ウルサイ。
奉日: 以下各レス敬称略
奉日: >雨森
奉日: 単語を一杯並べることによる「言葉の閉塞感」というのが感じられたならそれは一つの成功ですな。「哲学パンク」とか超好物。単語だけで「何それカッコいい」とか思わせられたらもう最強ですね。SF好きと言うより、専門用語好きです。後、SFというよりサイエンスファンタジー好き。でもあまり『たった一つの~』とか、そう言う小説は残念ながら読んだことないんだ、うん……。ラノベ世代です。でもラノベも面白いよ。でもアルフレッドの『虎よ、虎よ!』とか面白そうですな。009の加速装置とかはコレが元ネタなのか、興味深い。後、「場面の起伏」ですか、コレはよく言われます。いわく「起承転結が無い」とか何とか。これって言いかえれば「ストーリーに変化が無い」ってことなんですよねえ。自分ではやっているつもりなんですけどなあ……(敵を撃破してからの更なる強敵ドラグーンの登場とかSIKI墜落後の緩やかな風景とか)。難しいです。でも息つく暇もない、というのも一つのry。因みにパロディ(言葉遊び)で一番気に入っているのは縦横無尽の行進曲『ガンパレードマーチ』。やっぱああいうパロ出すとテンション上がりますもんね。
奉日: >Siki
奉日: まあでも、中二といわれても仕方ないですけどねw。実際、自分も中二全開で書いた感もありますし。兵隊の男についてですが、この話は第三視点ですが、主なカメラアイは兵隊の男です。だからこれは「突如現れたSIKIの圧倒的な強さを見る」的な漢字になってます。圧倒的ポカーン。この男は村人Aな立ち位置で飽くまでもSIKIに対する戦場の一兵士の個人的な感想です(まあでも、個人的とはいえない一般的な感想でもありますが)。先も言ったようにこれはPVで第0話みたいになってます。読み切りみたいな。織り交ざったしっかりしたストーリーは別に考えてあったりたり。A63とは別の主人公になる予定。別にこれは「戦争はいかんですよ」とかいうつもりはないので、だから「実は普通の子供で……」というのは、ウーン、ちょっと目指しているのは違いますねw。むしろ戦いの中に命を見出す的なアレ。多分、王道的なストーリーになるでしょう。アレだ、実は敵は地球の為を思って動いていたナノマシンで……(ソレなんて空の乙女。
奉日: >篝
奉日: うわ、私の誤字、大s……アレ、本当に多いorz。さっそくワードの検索機能にかけなければ。やあ、とても参考になる評価、ありがとうございます。確かに、誰が視点はちょっと描写足らずですね。スピード感を重視しているため、全体的に描写は制限されます。致し方ないジレンマがあります。そこは勉強しなければいけません。司令部が既に堕ちてるのはなかなかですね。使います。後、ギガブリューナクのジュール計算ですが……現代のレールガンの最高威力がイマイチ不明だし、コチラのステータスをはっきりさせると相手のステータスもはっきりさせないといけなくなるので、ここでしっかり書いてしまうと面倒くさくなってしまうんですよねえ。それにブリューナクが最高部類に入る攻撃力なので、あまり弱すぎるとあれ何で。まあ、秒速10kmで察してくださいw。B○TAを知っているとは、貴方とは良いバルジャーノンが出来そうだ。実際、あれはかなり影響受けてます。因みに他に参考にさせてもらった奴は、秋山さんの『EGコンバット』(電撃文庫)ですね。ギガブリューナクとか思いっきり「ケルドラ・スピア」ですしお寿司。
奉日: 以上。因みに、文章で出てくる細々とした数値(日本全国の電力消費量とか)はマジですので、調べれば幸せになれます(ナランダロ(・c_,・ ) 。とりあえず、全体的に雰囲気は伝わって盛られたようなので良かったです。まだまだ至らない所があり改良できるもあると自分でも思ってますので、さらに良くしていきたいと思います。最終的には縮退砲が撃てるようになるよ! やったねSIKIちゃん! 荷電粒子砲でもいいかな。名前は「双鏡型光子加速装置」とかで使って合わせ鏡のように無限に粒子を反射加速し貴様は最高に電子レンジの中に入れられたダイナマイト状態になry
奉日: はい、そんな感じです。
奉日: さて、進行役のSikiさんが不在なのだがどうしよう……
篝: 舞い戻ってきたように見えます。見えるだけか。見えるだけなのか!?
奉日: 三分間舞ってやる!
Siki: すいません寝てました。
Siki: お疲れ様です。
篝: 予想どおりだった!w
Siki: これで一通り終わりましたね。
Siki: では、作者まとめを見たあとに、とか、今回の進行に関しての意見とか、そういう座談会形式で話していきmしょう
Siki: 今回の合評会いかがでしたでしょうか。単純に感想でもいいですよ。
篝: 私が一番衝撃だったのは、Siki君があれ、日本じゃないことを想定していなかったことだよw 何となくその可能性も察してはいたけど。
Siki: まぁなんにも考えていなかっただけです笑
Siki: そういう見方もあるのかーと思いました。
奉日: まあ、そういう偶然の見方を取り入れられるのも合評の魅力ですな
篝: 合評会についてですが、改善意欲があって良かったと思いますね。第一回としては成功と言えるんじゃないでしょうか。プランは即興でしたが、①シナリオメンバーの活性化(やる気・実績の積立・新人獲得) ②お互いに精査することで、レベルアップしましょー、という当初の目的はわりと果たせたんじゃないかと思います。新人獲得はこれからですが。
Siki: 建設的だったとは思います。私がいろいろ条件つけたので踏み込みにくかったですが・・・。まぁ、ガードマックス状態でやったのが今回だと思います。
Siki: 文字媒体での意見交換ということで、かなり制限してみましたが、もっとズバズバ言えた方がためになるますかね?それとも今回ぐらいでもいいですか?どうでしょう?
篝: 事前打合せ無しでこれだけ形になるとは思ってなかったんで、実はそれこそ座談会形式みたいな流れになるかな、と思っていたんです。制限というか流れとしては、私的にこれくらいしっかりしてないときちんと合評できないかなぁ、という印象でした。ただ、個人的にSiki君が定義した①と②の違いがあまりよく分かっていない。
篝: ①=主観的に良いと思った点、②=客観的に明らかな構造とか指摘点? といった差はつけて書いておりましたが。
Siki: ざっくりいえば、①褒める②淡々と客観的に、という分け方でした。とにかく、最初は褒めろ、と。
篝: 仮にこの方式でいくなら、作品提出時に作品前述まで添付してしまって、合評当日までにメンバーは①~③を考えておく、という形にしてしまった方が、会のスピードアップにはなりそうですね。4時間弱? はちょっと凄いぜ・
Siki: 確かにそうですね。いきなりここでかんがえても時間かかるし精度も下がるだけなので。
奉日: 自分は個別より座談会議の方が良いと思いますけどなー。そうする事で合評する人同士の会話が可能になりますし。ていうか、この方法だと人数が増えた時が面倒くさいですしね。後になるほど言える事が少なくなるしお寿司。
奉日: 「いやその考察は可笑しい」とか「この人はこういってるけど私は……」とか言える。
篝: 今回はターン制でしたが、自由発言形式にしてどれだけ会が進行するか、っていうのもデータとして欲しいところですね。みんな黙って聞いてたの偉いな、って思うけどw、たしかに奉日くんの言う通り、途中で口を挟めた方が効率的な部分もあると思います。
篝: その分、司会に求められる仕切り能力が重要になってきますが。
Siki: それも一案だと思います。
Siki: ただ、今回私が何を考えていたかといえば、
Siki: ①文字媒体での議論は炎上しやすい(文字では対面以上に感情が伝わらない)
Siki: ②とにかく弁証法的発展的な持ち帰りをすること。そのために強制的部分をなくし、自主性を高めること(作者が反省をすれば良いので必ずしも議論は必要ない)
Siki: ③新規勧誘にも関わるので、誰かが気分悪くならないようにする。
Siki: ということでした。
Siki: 個人的には、いわゆる合評会は非常に嫌いで、それは相手に対する最低限の尊重がなく、どこの評論家気取りだ、というレベルで論評して、
Siki: さらにされた方は不愉快になって、反論する、という泥仕合が嫌いなのでこういう形になりました。
Siki: 今回のターン性は、議論というのを省いた形になります。各自、言われたことを持ち帰り反省する。そういう個別性の高い合評会になります。
Siki: ただ、座談会形式はその反対で、議論議論という形式になります。
Siki: データとしてやるのはいいですが、個々のミーティングファシリティの理解が重要になります。感情のままに議論してはいけません。文字でそれをやれば誰かは必ず不愉快になります。
Siki: これが、私の基本方針でした。
Siki: 準備の段階で、今回のターンの分を提出しておいて、そこからSKYPEで座談会をやるというのも一案としてはありますが。
Siki: 次回は座談会形式でやってみますか?
篝: それが今私も考えていた方式でした>ターン分提出+座談会タイプ この場合、事前準備が整うかがちょっと不安ですけどw
Siki: 時間が経って意見を言えなくなる、というデメリットは解消されませんが・・・。まぁ、準備もこの程度の人数なら可能だと思います。
篝: ブログで一般公開するよ、というのが、一種の抑止力として働くかな、というのが当初の思惑でもあったと思います。
篝: ちなみに、今回のログはDropBoxには置こうと思いますが、ブログにも公開します?
篝: 正直、365PJ以外の題材が多かったので、一般公開しても? になるかも知れないけど、とりあえず活動内容を外部に知らしめるためには、一定の効果は期待できるかも知れません。
篝: ログにでてきたサークルメンバーの実名はもちろんHNに置き換えますがw
Siki: 作品は載せなくてもいいから、一応載せればいいんじゃないでしょうか。
雨森: HNに置き換えるのって、そうとう大変な作業なのでは・・・
Siki: 活動しているというだけでもアピールになりますし。
Siki: 確かに。
篝: テキストエディタの置換機能使えばそんなに苦じゃないかな、と甘く見ている。とりあえず、この作業は今回は副担当の私がやりますよ。
篝: 念のため、一回置き換えたものをドロポに挙げて、みんなに見てもらった方がいいかなw
Siki: まぁ、別にブログにいきなり載せてもいいと思いますけれど。
奉日: それは自分が嫌だ
篝: 正直、シナリオブログメンバーの置き換えは余さずできそうだけど、うっかり「凪さん」とか「渚さん」とかを抜かしそうで怖い。
奉日: あ、自分の作品は上げてもらっても「ポカン( ゚д゚)」状態になるだけなので自分のは結構です。
篝: 上げるのはログだけです。うーん、まあ、とりあえずドロポに上げてメーリス通知して、「WEBで上げるぞー」と脅迫かけて、周りから何も言われなかったら上げちゃうぞ、といった感じでいいかな
篝: あ、奉日くんの言っているのは、ログの奉日くん作品該当部分は非公開にしてほしい、ということ……? さらに言えば、DropBoxには上げてもいいが、WEBはダメ、ということだろうか。
奉日: うん? ああ、いえ、本文が上がってないのに評価を上げられても意味が無いんじゃあ、という意味でしたが……まあ、他の作品もそうなんでしたね。さっきのセリフは流してください。WEBでも良いです。
篝: まあ、合評会がこんな雰囲気ですよ、というのが外部に伝わればいいといった程度なので。
篝: んじゃ、ログ公開についてはそんな感じで。反省会に戻っていただければ。
奉日: 反省会……とりあえず、自分としては良かったです。色々と改善点はおろか新しいネタまでもらえたのは僥倖です。やっぱり他人の視点は大切ですな
篝: (PDCAのCという意味なんだ! 決して後ろ向きではない!>反省会改めCHECK会)
Siki: 何か、言っておきたいことある人いますかー?作品でも、レビューでも運営でもいいですよ。私は言い切った。
雨森: やっぱり、自分とは違う人の作品を読むわけだから、いろいろ検討違いな評価とかも言っちゃうことあるかもしれないけど
雨森: それによって、色々気づいたりすることもあるので、どんな指摘でもうれしいです。
雨森: 相手に敬意を払いつつも、歯に衣着せぬ物言いができるような合評会にしていきましょーっ!
奉日: まあ、意見を受け取る方もちゃんとアドバイスとして受け取る事が大切ですけどね。基本、「利用する」スタンスで
奉日: ま、回数を重ねれば自然と落ち着いて来るでしょう。自分の意見はそんな感じです。おわち
Siki: では、今回の合評会はここらで締めましょう。
Siki: 次回は、いつにしますかね。
Siki: 合評会は隔月ぐらいでやるのがいいのかな、とは思いますが。
篝: 前回までの定期打合せの内容からすると、テーマ小説と連動する形が理想的ですが。まあ、今回みたいに即興でやってもいいかな。
篝: 合評会は暫定隔月開催? として、とりあえずこの場では次回打合せの日程を決められればいいかな、と思います。そこでテーマ小説について決めればOKかな。
篝: 12月中にテーマ小説企画→告知→執筆。1月に合評会?
篝: 候補としては、①11/28(木)22:00、②12/1(日)16:00、③12/5(木)22:00くらい?
篝: 機関誌原稿の〆切を考えると、③が妥当か。12/5(木)。皆さんはいかがでしょう?
Siki: ③がいいですー。
奉日: 3だと十日後ですか? まあ、自分は何時でも良いです
雨森: どれでも大丈夫ですー。
篝: では、3ということで。これは改めてメールでも通知しておきます。
篝: 打合せ実施日も決められたので、今回はこれくらいでOKでしょうか。何か懸案あるメンバーがいたらお願いします。
篝: 私からは以上です。
奉日: 機関誌ってせめて文字制限一万とかになりませんかねえ……それなら何とかして代案に出来るのですが。いえ、それも1、5万ですけどね。ええ。
篝: それは今は眠りに就いているに違いない紋茶編集長の裁量によるところかも知れません。
奉日: ふむ。まあいずれにせよ、自分は投稿させてもらえる身分なので、大きなことはいえませんね。今から他の案でも考えようかしらん。自分はそれだけです。
Siki: では、第一回合評会を終了します。お疲れ様でした。
篝: 紋茶君にメッセージを残しておきなYO
篝: 多分、個人あてに送っといた方が目につくとは思います
篝: お疲れ様でした!
雨森: おつかれさまでした! おそらくここまで6時間w
奉日: 初めてだから割と時間かかったけど、次からはもう地とスピーディが必要かな。お疲れ様でした(・ω・)

 ムカついたときは「クソッタレー」と叫べばいい。

 不幸なときも「クソッタレー」と叫べばいい。

 海に向かって叫べばいい。

 クソッタレーとは、物事を否定しつつ許容しそれでも前へと進もうとする叫び。

 否定と許容、それが貴方を強くする。

 多分。



まあ、そんなことはさておき。

今日の記念日は「税関記念日:太平洋記念日:にわとりの日(毎月), サンクスギヴィング(感謝祭)」

です、というわけでテーマがソレ等。

そんな感じで。

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ケ「よぉーし皆! 感謝祭をするぞ! サンクスギビング!」
場所はケイの部屋の中。時は土曜の早朝。唐突にボクらのリーダー的存在であるケイがボクらを集めてそう言った。
  何を急に、とボクが尋ねると、その理由はこうらしい。
『ハロウィンをやるなら感謝祭もしたいなー』
  と誰かが言った。
  するとその声に合わせてケイが、
ケ『それは名案だな。良し、やってみるか』
  とそんな事を言った。
  僕らは『まあやれば楽しいかもしれないなあ』と他人事のように考えていたけれど、その時のケイの頭の中では既に感謝祭というモノをやることに決まっていたらしい。
  実に感謝祭五日前のことである。
  そして感謝祭当日。
ケ「まずは料理を作る所からだな。料理には漬け込む作業があるから、早朝からやらなければいけないんだ。というわけで、レッツクッキング」
「いやいやちょっと待って。何を急に……」
ケ「? 何を言っているんだナカダチ。もう理由は説明したじゃないか」
  ナカダチとは僕のことだ。
ナ「いやまあされたけれども……本気でやるつもりなの?」
ケ「当然だな。もう二日間くらい仕入れたターキーさんを冷蔵庫で解凍している。良い熟成具合だと思うぞ」
  どうやらどうしてもやるつもりらしい。
ポ「まあ、面白そうだな。適当に人を集めてやってみるか」
  ポチ(あだ名)はどうやらやる気なようだ。まあ、僕に至っても、別にイヤと言うわけじゃないし……。
「じゃあ、ボクも付き合ってみようかな」
ケ「よし、ではやるぞ! 早速人を集めよう」
  そういうわけで、感謝祭をする事に決まった。
  集まったのはこのグループ。ケイとポチとボク。そして新たに女子陣営であるケイの妹ネコと、テンコさんとヒカリさんの六人が集まった。
ケ「突然だったからあまり集まらなかったか」
「いや、八人も集まったら十分だと思うよ?」
ネ「で、旨い料理とやらは何処だ?」
「ああ、うん。今から作るんだよ」
ネ「何だと!? 兄貴……じゃなかった。ケイからタダで美味しい料理が食べられると教えられたのに……!」
ケ「働かざる者キュウベー死ね、だ。大体、朝っぱらから何食うつもりだバカめ」
ネ「うっさいお前が死ね!」
ケ「こらこら女の子が『死ね』とかいったら駄目ア痛いイタイこら引っ掻くなバカ」
ヒ「何か聞いたのと違うな。テンコが遊びに来るって聞いたから、一緒にゲームでもしようと思って来たのに……。手伝いしろとか聞いてない」
テ「? 私は『料理の手伝いをしてほしい』って聞いたから来たんだけど?」
ヒ「……成程。私には適当言って誤魔化して、テンコにはちゃんと言ったわけか……成程」
テ「あの……帰っちゃうの?」
ヒ「……まあ、テンコがいるならいる」
  ……何か意見がバラバラだな。
 「一応訊くけど、皆、今からする料理は『感謝祭に向けて』って事しってる?」
ネ「感謝祭? 何それ美味しいのか?」
ヒ「聞いてない」
 どうやらケイは言ってないらしい。言っておこうよ。
 「感謝祭っていうのは、簡単に言うと収穫を神様に感謝する日だね。日本史的に言うと新嘗祭的な。で、ケイがそれやってみよう、ってさ」
ネ「にぃナメコって何だ? ナメコの兄か?」
ヒ「また変な事に巻き込んで」
 「ケイに代わって謝るよ、ゴメンね。後、新嘗っていうのはね……」
ケ「いや、日本史の授業は置いといてだな。まあ何は『友』あれ。人も集まったし、始めてみますか」
ポ「だが俺達だけで出来るものか? 七面鳥の丸焼きでもするつもりなんだろ? 経験者何ているのか?」
ケ「そこはそら。私にお任せテンコ様」
「丸投げかよ」
ケ「神様に向けてお祈りだ」
 「それ言っちゃ駄目」
ケ「まあ、出来るだけならお前もポチも出来るのは知ってるけどさ。まともな料理とくればテンコくらいしかできんだろ? というかテンコ以外に旨い料理人を俺は知らん」
 「まあ、そりゃそうだけどね」
ケ「というわけで、手伝う事は手伝おうが、主にテンコに任せる事になる。頼んだぞ」
ネ「全く、ケイはアホだな。アホだな」
ケ「二回言うなよ妹よ。泣くぞ?」
ネ「鳴かぬなら 殺してしまえ ケイ」
ケ「殺伐としすぎだぞ妹よ。そういうならお前も手伝えよな!」
ネ「うっさい、私は食うのが仕事だ」
ケ「アホか!」
ネ「お前がアホだ!」
  ぎゃーぎゃーぎゃー。
テ「あはは……七面鳥は流石にないけど、頑張ります」
ケ「うむ。まあ、あまり気負うことはない。こういうのは雰囲気が大切なんだ」
ヒ「あまり私のテンコにムリさせないでよ?」
ケ「焼けるねえ。だけど焼くのは七面寮にしてほしいね」
ヒ「ウザい」
ケ「ひどっ!?」
テ「そんなこと言ったらダメだよ。謝って」
ヒ「ご、ごめんなさい……」
ネ「仲が良いのは良いことだ」
ポ(仲良いか……?)ひそひそ
 (ケンカするほどっていうし……まあ)ひそひそ
  そんなこんなで料理をする事になった。
ネ「ケイの家の台所に移動しましたぞ」
「それは解るけど?」
ネ「『なびげーたー』だ」
「そう(ナビゲーター?)。そう言えば、ケイのお父さんとお母さんかがまだ帰ってきてないけど、勝手に使っちゃっていいのかな」
ケ「俺の親は二人とも今日は帰ってこないぞ。パーティ―事をやるなら大人はジャマだろう、とか何とか」
 「いや、そこは監督者としてしっかりするべきなんじゃないかな……」
ケ「放任主義だからな。まあ、自分勝手主義とも言えるが」
 「大丈夫かな……」
ポ「まあ、やってみよう。俺は解らんが」
 「ダメじゃん」
ケ「だからテンコに任せると言っているんだバカめ!」
 「バカはソッチだよ……」
ネ「バカじゃなくてアホだ」
 「どっちでもいい……」
テ「じゃあ、どうやって作ろうかな」
ケ「レシピと材料ならそろってるぞ。ここのネットサイトを見れば良し」
テ「あ、レシピあるんだね。だったら、形だけなら何とかなるかな」
ケ「流石テンコさん! そこに痺れるry」
テ「それ何のネタかな……(困」
ヒ「ジョ○ョネタだよ」
テ「あ、名前は聞いた事ある」
ポ「ふむ、これなら何とかなりそうだな」
ケ「勝ったな」
ポ「ああ」
ネ「お前らが言うなアホどもが」
ケ「というわけで、材料はコチラだ。簡単に言えば、まずは七面鳥丸々一匹約3kg。それとブライン液、つまり漬け込み液の材料が、水、塩コョウ、香料。それとスタッフィング、つまり詰め物が、パン、フルーツ、玉ねぎ、水、香料って辺りか。流石に細々とした材料は難しかったが、出来るだけ本場アメリカに近づけたぞ。因みに、この一匹だけで大体5人分となっております。意外と多い。副菜を付け加えれば量はバッチシだな」
ネ「いいな、本場アメリカ! いいな! アメリカって感じがする」
ケ「だろー?」
 「いや、どうなんだろ……」
ネ「そうか。しないか?」
ケ「いやするだろ。ほら、ここにお子様ランチの旗を立てれば……アッメイジング!」
ネ「スゲー! 欧米が立った!」
ヒ「食べ物で遊ぶなアホ兄妹」
ケ・ネ「ごめんなさい……」
テ「ま、まあ、迷惑にならないくらいに楽しめばいいと思うよ? それにしても……流石に大きいね、七面鳥」
ネ「ていうかキモイな」
テ「そ、それ言わないでほしいな。気にしてるのに」
ヒ「何かカエルみたいだね」
テ「ヒカリちゃんも……」
ポ「ターキーは3,5kgか。大体新生児と同じ重さだな」
テ「――――」
ヒ「ば、バカ! 言っていい事と悪い事があるでしょ!?」
ネ「空気の読めないヤツは都会の空気に溺死しろ」
ポ「俺だけが悪いのか!?」
テ「だ、大丈夫だよ。そう、生きる事とは死ぬことと見つけたり。何かを成すためには同等の対価が……」
ネ「リバウンドかっ!」
 「いや『リバウンドか!』じゃなくて。大丈夫、テンコさん?」
テ「う、うん大丈……」
ネ「ここにトマトジュースかけたらそうとうエグイな」
 「ゴメンもう無理」
ヒ「え、ちょ、トイレ!」
ネ「リバースかっ!」
ヒ「言ってる場合じゃないアホー!」
  閑話休題。
テ「……じゃあ始めます」
ケ「よかったぜ。テンコが再起不能になったら何もできなくなるからな」
テ「言っておくけど、これ以上何かしたらもうやらないからね?」
ケ「お、おう……
ヒ「笑いながら怒ってる……」
 「テンコさんは意外とタフだよね……」
テ「えーと、まずは七面鳥の解凍……って、三日間もかかるの!?」
ケ「既に解凍したものがコチラです」
テ「あ、そっか、ビックリしたよ。これだけ大きいと三日もかかるんだね。じゃあ、まずはブライン液だね。材料を混ぜて中火にかけ時々かき混ぜながら沸騰させる。火からおろし、完全に冷ましてから冷やしておく。その後、氷水と一緒に、内臓を取り除いた七面鳥を八時間くらい漬け込む、と」
ヒ「最低でも八時間も漬けるの? 今が十時だから……全部合わせると出来上がるのは八時くらいなのかなあ」
テ「それくらいかもね。でも、副菜を作ってても余る時間が一杯あるみたいだし、その間はゲームでもしてよ?」
ヒ「そう? 私は料理できないからよく解んないけど……」
ポ「まあ、ブライン液とか言う奴は混ぜるだけで、後は漬けこんで放置だ。問題は詰め込み作業だな」
テ「とりあえず、早速混ぜよ?」
ネ「よーし! じゃあ、ミキサーが必要だな!」
テ「ああ、うん、それは要らないかな……」
ケ「ジマで?」
テ(大丈夫かな……)
ヒ「隠し味に味噌とか入れたら美味しいかも」
テ(……頑張ろう)
  そんなこんなでブライン液なるものを作る事になった。液を作るのが女性陣で、重たい七面鳥を漬け込むのは男性の作業。
 「ていうか、こんなデカいモノ漬ける容器何てあるの?」
ケ「おう。ハードウエアストアで樽みたいなクーラーボックスがあった。其れに入れる」
ヒ「何かゴミ箱みたい……」
ネ「食べ物を粗末にしている感じがするぞ……」
ケ「あまり深く考えないことだ」
ポ「だがこの樽の中は深そうだがな(笑」
ケ「?」
ネ「?」
ヒ「?」
テ「…………(困」
 「……えっと、うん、そうだね」
ポ「いや、これはつまり」
 「説明しない方がいいよ」
ポ「……とりあえず漬けるか」
  そして七面鳥をどっかりと置いて、その上から勢いよく液体を流し込んだ。この後は漬け込む時間がヒマなので、ゲームとかして遊ぶことにした。
ネ「そして三年の月日が経った」
 「経ってない経ってない」
テ「ブライン液につけて約六時間。八時間以上がいいみたいだけど、時間もかかるしね、このくらいでいいんじゃないかな。後は詰物だね。予熱しておいたオーブンに果物、玉ねぎ、シナモンと水を耐熱皿に入れて10分温める。その間に七面鳥をブライン液から出して軽く水洗い。ソレ等が出来たら、七面鳥の中に材料を詰め込む、と」
ネ「おもちゃとか入れたらサンタ気分だな!」
ケ「ほう。ならば俺は指輪を入れよう。ロマンチックだ」
ヒ「えっ? えーと、じゃあ、私は何を詰めよう……愛、かな? ラブレター? ダメだ何処のヤギさんだ……」
テ「えと、それらはまた今度にしようね。初めてだから基本を大事にしよう」
三人「はーい……」
 「うーん、本気でやりそうだから困る」
テ「じゃあ、材料を皆で切ろう。詰めるのは私がやるよ。パンで囲めばいいのかな? その後、はみ出さないように串を刺してタコ糸でくくって、その後、油で表面をたっぷりと塗って……そこまで行ったら後でオーブンで焼くだけだね」
ネ「切ればいいんだな。よーし……」
 と、ネコは左手でリンゴを持ったまま、右手を大きく振り上げてリンゴを切……
テ「って危ないよ!?」
ネ「せいっ!」ガンッ!!「む、外した」
テ「待って! お願いだから待って! 誰か止めてー!?」
  結局、ネコは後ろに退避させて他のメンバーが用意する事となった。その後は着々と進み、人の多さも手伝って簡単に終わった。
テ「後は焼くだけ。初めに高温で30分、焼き目を付けて、後は中温でじっくり二時間。コレで終わりだね。……この七面鳥、オーブンに入るかな」
ポ「ん、ちょっと合わせてみるか。……おお、ジャストフィット」
テ「大丈夫みたいだね。逆にお皿はちょっと小さいけど、まあ、大丈夫だと思うよ」
ネ「ふっ、意外と簡単だったな」
ケ「常勝。また勝ってしまったか」
ヒ「いやアンタら難しいのはテンコ任せだったじゃないの。まあ、私もだけど……」
テ「ううん。私一人だったら大変だったよ。初めてだし、緊張して失敗してたかもしれないし……って、まだ焼くのが終わってないけどね」
ケ「テンコ……何て良い娘なんだ。結婚してください」
ヒ「殺すぞ」
ケ「やべえ、眼がマジだ」
テ「また時間が余っちゃうね」
ネ「またゲームでもするか」
テ「うーん、七面鳥だけじゃ味気ないから、せっかくだから他のも作るよ。皆は休んでて。えーと、定番なのはマッシュポテトとかアップルパイとかだったね」
ケ「まさか、本当につくるつもりか?」
テ「うん。あ、でも材料が……」
ケ「いや、それならコッチに任せてもらってもいいけど……」
テ「そうなの? ありがとう。それらな大丈夫だね。それらは何度も作ってるから、一人でも簡単だよ」
ケ「くっ……つくづく良い娘だな。どうか付き合ってくだ」
ヒ「んー『付き合う』ってどういうこと?」
ケ「え……いや、うん。独りじゃ任せるのは良心が痛むから、最後まで付き合う、と言う意味ですハイ」
ヒ「そっか、なら私も付き合おう」
テ「そう? じゃあ、お願いしようかな」
 「ていうか、元々ケイがお願いしている立場なんだけどね」
ケ「テンコは頼めば何でもやってくれるからな。ついつい頼っちゃうんだ」
 「自重しろ」
テ「あはは、私も料理は楽しいから。大丈夫だよ」
ケ「天使だ」
ポ「結婚しよう」
ヒ「ポチは殺す」
ポ「いやこれは言葉の綾と言う奴で」ギャース
そういうわけで、その他の感謝祭の定番料理、マッシュポテトやアップルパイなども作った。『簡単』と言ったのは事実な様で、テンコさんに任せておけば本当にパパッと作ってしまった。本当に良い娘だ。
  そんなこんなで……
  チーン
  出来上がりのレンジの音が鳴った。
ネ「キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!」
テ「ゴメンね、まだだよ。ちゃんと焼き上がってるか確かめないと」
ケ「そうだよ妹よ。まだだ、まだ笑うときじゃない」
ネ「む、そうか。どうやって確かめるんだ?」
テ「えーと。身の一番肉厚な所が72度くらいになってたらOK……みたい」
ケ「温度計でもぶっさすか」
テ「それしかないかなあ……」
  というわけでぶっさし。何か死体に温度計を刺すというのは非常にコミカルな風景でした丸。
テ「良し、大丈夫だよ」
ネ「キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
ケ「キタヨキタヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノキチャッタヨ-!!!!!! 」
ヒ「なんだこの兄妹」
テ「仲が良いのは良いことだよ。さ、並べよう」
  そうして、七面鳥を中心に、マッシュポテト、アップルパイ。その他、グレイビーソースというポテトにかけるソースや、キャセロールという外国の食べ物が並べられる。いやはや、果たしてその七面鳥の丸焼きの圧倒的な存在感ときたら……。
ネ「おぉ……いいな! 何か、こう……いいな!」
ケ「ああ、最高だ。何かこう、いいな!」
ヒ「ヴォキャブラリー少なすぎかアンタら。とは言っても、確かにいいモノね。こんな七面鳥見ると、何か盛り上がるわ」
「ちょっとしたクリスマス前夜だね。これもテンコさんのおかげだ」
テ「いや、あはは……どういたしまして。じゃあ、早速、七面鳥の切り分けよう。これは力がいるから、誰か男の人に任せたいけど……」
ポ「良し。なら俺がやろう。こ包丁じゃなくてハサミか?」
ケ「ちゃんとキレイに切れよー」
ポ「任せろ」
 そんなこんなで、全ての料理は完成した。そのお味は……
ネ「美味い!」テーレッテレー
ヒ「うん、美味しい。意外と脂っこくないんだね」
ケ「七面鳥は油も少なくてさっぱりしてるんだと。ニワトリよりも脂質が少ないみたいだ」
テ「そうなんだ。シツコイのや油っぽいのはダメだけど、これなら食べられるかな」
ポ「ああ。つけ込みのおかげか全然臭みもなく、ぱさぱさにもなってない。ふむ、七面鳥と言うのもなかなか旨いな」
 「うん、美味しいよ。ありがとう、テンコさん」
ケ「ほむ、もぐしゃもぐしゃ(※感謝感謝」もぐもぐ
テ「感謝するなら神様だよ。感謝祭なんでしょ?」
ケ「ひみが神ふぁ(※君が神だ」
ヒ「何言ってるのか解んないけど感謝するなら食べながらしない」
「ははは。それにしても、大きな丸焼きをみてわーっと盛り上がったり、カニを食べるときのように黙々と食べたりするのは楽しいね」
ケ「(もぐもぐ……ごくん)ふっ、そうだろ。やはり皆でワイワイやるのは楽しいもんだ」
 「そうだね。これならまた来年もやってもいいかなー」
ケ「ほう、するか?」
ポ「いいな、賛成だ。今度はもっと大勢でやるか」
テ「うん、私もいいよ」
ヒ「それまでにはせめて足手まといにならないようにしないといけないな……」
ネ「まあ、頑張れ」
ヒ「アンタも野菜くらい切れるようにね」
ネ「お前もな」
ヒ「ぐふっ!? コイツ、年上のお姉さんには敬意を払え……っ!」ぐりぐりぐり
ネ「いたたたた!? ちょ、怖い! このお姉さん怖い―っ!」ギャー
テ「ヒ、ヒカリちゃん。暴力はいけないよ……」
 「御二人さん、あまり食事時に暴れないでよねー」
  食事の後は、皆、遊び疲れるまでゲームをして遊び、その後は緩やかに時間が過ぎて行った。感謝祭、か……神様はあまり頼りにしてないけれども。こうやって皆を集まらせて楽しませてくれるなら、今日この時くらいは、感謝してやってもいいかな……そんな事を思った。

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今日のオススメ、だぅ!

BGM「音ゲー全般」

音ゲーはBGMとしてかなり質が良い。にこさうんどとかで「BMS」とか「pop'n」とかでタグ検索すると幸せになれるかも。因みにオススメは「murmur twins」「Angel Fish 」「Halcyon」「おもちゃばこのロンド・逆再生」「I'm so Happy (これ個人的に一番」

 でも、まあ、程々に。理由は「お察しください」。


 


 一カ月前からクリスマスを始める風潮。FAKKU!(米誤字)

 

 

 少女のサンタとかあるけど、あれミニスカ受け付けられんね。アレは無いわ。寒いし別の「せいなる夜」を連想させる。え? むしろそっちですって? ルドルフぶつけるぞこの野郎。

 プレゼントに物ではなく現金をねだり始めたらもう立派な大人。因みに自分は未だ貰ってます(^q^)

 あ、火垂るの墓見忘れた。火垂るの墓見ながら満面の笑みでケーキ食うのが楽しみだったのに……。


さて、というわけで(ナニ

今日の記念日は

ボタンの日:大工さんの日:いい夫婦の日:和歌山県ふるさと誕生日:夫婦の日(毎月)、回転ずし、小雪(節気の一つ)、ペット感謝、長野リンゴ、

とかです

ではくぁwせdrftgyふじこ(何

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「うー。さみい、さみい」
 とんかんとんかん……冷たくて静かな田舎町。そんなおもちゃのタイコのような音が聞こえる。タイコをたたくのは、固いしわの入った男性。彼は大工さんだ。少し灰色の雲が多い空、今日も大工さんは、お家を建てるためにタイコを叩く。
「やれやれ。こりゃあ、雪が降るな」
「親父―。もうそろそろ昼飯にしませんー!?」
 上の方からそんな声が聞こえた。大工さんの大工弟子だ。
「いや、今日は昼飯は抜きだ」
「えー!? そんな、俺の愛妻弁当はどうなるんです!?」
「んなこと言って、おめえ、ツレいねえだろうが。休みたいんならけえってもいいんだぞ」
「い、いやいやそんな……」
「今日は雪が降る。どうせ途中で中断されるだろうから、今日の分はちゃちゃっとやって早く帰れ。それとも、雪の中でやりてえか? 滑るぞぉ?」
「冗談じゃないッスって。雪ねえ。降りますかね」
 天気予報では、確率は30%。どちらかというと降らない感じだ。
「降るよ。勘だ。皆にもそう伝えとけ」
「やーれやれ。ぶーくさ言われるのは言う俺何スからねえ? ま、親父の勘はめったに外れんからな。それを馬にも発揮してくれれば……」
「おい、お前は雪の中サーカスやるつもりか?」
「はいはい、すぐ行きますよー」
 と、大工さんは少し堅苦しい人だった。
「――良し、コレで今日の分は終わりだな」
 お昼をほんの少し過ぎた後、大工さんがそう言った。
「やー、疲れた疲れた。この調子で一日やったら一日分のおまけがつくスピードッスよー、全く」
「何故お前らがいつもそんな風にやらんのかと、俺は何時も思うよ」
「うっへっへ。能ある鷹は爪を隠すってね」
「鷹の爪で鎚が握れんならそう言っとけ」大工さんはそう、フン、と鼻を鳴らし、次いで、「オーイ! 今日はこれでしめえだ。皆とっととけえれぃ!」と叫びました。
『へーい!』
 そうして、今日の仕事は終わりました。

「けえーったぞー」
 大工さんは、家の玄関を開けてそう言いました。こじんまりとした小さな家。昔ながらの和式扉があって、小さなお庭があって、台所はベコベコで、トイレはぼっとんで、住むには三、四人程でもう一杯。そこが彼の家です。
「はいはい、お帰りなさいねえ」そういってのは、彼のツレ。昔は外で働いていたけれど、今は家で小さな内職をするおばあさんだ。「早く帰ると思って、お風呂が沸いてるわ。入ってらっしゃい」
「いや、別に……」
「何言ってんの、指紫にして。もう歳なんだから、ちゃんと温まってきなさい、おじいさん」
「む……まあ、そうするかな」
 大工さんは、家ではおじいさんで、少し素直なおじいさんだった。
「……ふう」
 お風呂から出て、柚子茶を飲む。身体の外と、体の中が温まる。おじいさんは、この柚子茶が好きだ。この柚子は彼の庭から盗れたもので、専らおばあさんが面倒を見ている。それから採れる柚子の香りは見事なもの。彼はその柚子の皮を茶の葉にした、苦みと酸味と爽やかなするこの茶が何よりの好物だった。
「もうすっかり冬ですねえ」
 コタツに入り、おばあさんがそう言った。
「ふん、コレが冬なものか。昔はもっと寒かった」
「あれは……国が冷たかっただけでしょう?」
「まあな。と言っても、ドンパチやってた所為で火には困らんかったがな」
 皮肉を言うのはおじいさんのクセだった。
「ん……何だ、足になんかある」おじいさんがそういって、足元をめくった。そこには、「……って、おい、何で猫がいやがるんだ」
 真っ白い猫がいた。
「ああ、その子ですか? 縁側でにゃーと鳴いていましたけど、放っておいたら何時の間にか入ってしまったようです。やはりネコはコタツで丸くモノということですかね」
 などとホホホと笑う。
「たく。まあ、いいけどよ」
 などとズズズと茶を飲む。
「ああ、そう言えば。お茶うけにいいのがあったのを忘れてました。とってきますね」
 そう言って、おばあさんはソレを取ってきた。それは真っ赤な宝石で、さながらそれは……
「ほお、こりゃ紅玉じゃねえか。珍しい」
 紅玉とはリンゴの一種である。戦前では「美味しいリンゴ」の代名詞として一世を風靡し、今でもその酸味の強さ、煮崩れしにくい果肉、豊かな芳香から菓子作りには最適のリンゴとして知られている。勿論、そのまま食べても美味しい。ただの甘いモノでは満足できない人にはコレである。
「後でアップルパイでも作ってあげましょ」
「ほう、そりゃあ、楽しみだ。しかし、何処で貰ったんだ」
「あの子が送ってきたんですよ」
「…………。……そうか」
 その途端、おじいさんの嬉しそうな顔が、途端に沈んでいった。
「……今、アイツは何処にいるんだ?」
「アメリカだそうですよ」
「米国か。そうか……」
 彼らの子供は、今は世界を飛び回るデザイナーだ。元々は、彼の、つまり大工の跡を継ぐはずだったらしいが……。
「ふんっ。見た目ばっかり着飾ってもしゃーねえだろうによお。リンゴだって、色がキレーな方がうめえってワケじゃねえんだぜ」
「でも、このリンゴは美味しいですよ」
「ふんっ」
「……ふう。いい加減、手紙の一つでも……と、めーるというモノでしたか? それでお便りでも送ってあげれば宜しいですのに」
 大工を継がずに家を出て行った後、おじいさんは息子とは一切連絡を取っていなかった。別に、ケンカをしているわけじゃないのだ。それはおばあさんだってわかっている。が、そうはいかないのが、まあ、昭和の頑固オヤジというモノである。
「ったく、見た目ばかり着飾ってよお」
「それはさっきも聞きましたよ。ついでにいうとたびあるごとに行ってます」
「…………。あ、アレだ。でも、実際そうじゃねえか! 近頃の奴ってのは外見ばっかり気にしやがる。それに、ほいほいと新しいものにしやがる。土台や骨組みの大切さや、使い込むってことの大切さをまるで知らねえんだからな」
「あの子は知ってますよ。知ってるでしょう? あの子が扱った部屋の模様」
「簡素なオフィスのデザインで何言うか」
「おふぃ……?」
 おじいさんは仕事柄キチッとしていて時代の流れにも強く、それなりに横文字にも詳しかったが、おばあさんはそうでもなかった。
「まあ、何にせよ、そろぞろ返事の一つでも描いてあげることね」
「へっ、やなこった」
「まあ、別に。あの子が家に帰った時に気まずくなるのは勝手ですけどね」
「帰ってくるかあんな放蕩息子」
「帰ってきますよ? 正月に」
「――。なっ……?」
「お便りは全部読んでいたようですけど、返事を書かないバツです。帰省の手紙だけ抜いておきました」
「…………はあ」
おじいさんは、大きくため息をつきました。
「オレぁな……ただ、心配なのよ。どんどんと寒くなくなっていくこのご時世がよ。そりゃあ、今よりは暮らしやすいさ。だがなあ、何ツーかなあ……まるで暖かいんだよな。眠ってるみたいだ。こうやってコタツに入れば、簡単に暖かくなる。別に、早く嫁を持てとか言うんじゃないんだけどよ。こうやって離れて行くアイツを見ると、なんかよ…………怖くなるんだよな。このまま暖かいままおっちんじまいそうで。アイツも、何時かそうなっちまうんじゃないかって……」
「ふふっ。何にあわないこと言ってるんですか。こうやって、冬は何時だって寒いでしょうに。あの子は友達付き合いが上手ですから大丈夫ですよ。石頭な誰かさんと違ってね」
「むう……」
「それに、あの子は昔っから何かをしてないとしょうがない子ですよ。こんな狭い田舎じゃ窮屈ですよ。昔のアナタみたいにね」
「おい、そりゃあ、遠まわしに今の俺がグータラだといいてえのか?」
「さあ? どうでしょうねえ」
「ったく、早く切り上げるんじゃなかったぜ」
「でも、今更遅いですけどね」
 そう、おばあさんは障子硝子を見て行った。外は昼のくせに少し暗く、しかし、そこには、白い光がぽろぽろと零れていた。
 雪。
「……貴方と会ったのも雪でしたねえ」
「そうだったかな」
「あら、まあ」
 わざわざそっぽを向くおじいさんに、おばあさんはそう笑った。
 今の時代、とても暖かな時代だ。昔は寒くて、一人では生き辛い世の中だった。でも、今は違う。一人でも生きていける。でも……時々、とても寒くなるのだ。それは多分、一人ゆえに。その寒さを補おうとして、人はさらに暖かさを求める。でも、やはり独りのままで、寒いという事に気付かない。それは多分、闇に光を当てるように。光が闇の恐ろしさを増すように。
にゃー
「む?」
 とおじいさんが覗くと、コタツから白猫が出てきた。それはそのまま障子へと近づき、ソレをカリカリと引っ掻く。
「ああ、はいはい。少し待ってね」
 そう、おばあさんが言って戸を開けると、ネコはゆっくりと出て行った。そして、
 にゃー
 そう言うと、雪の中に溶けて行った。
「なんでー。勝手に帰りやがって」
「また来ますよ」
「そうかね」
「ええ。……まあ、そんな簡単なもんじゃないですよ。渡る世間は鬼ばかり」
「ふん、そうだとも。世の中はそんな甘くねえ」
「ふふ、違いますよ」
「? あによぅ」
「上手く言えないですけどね」
 まあとは言っても、そんな簡単なもんじゃないのだろう。独りでだって、普通に生きていく人がいる。それは様々。それは、気まぐれな猫のように。
 さて、これからどうやって生きよう。
 まあそれは、雪が解け、花が咲く、春が来てから考えても、遅くはない……。


 終わり

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今日のオススメ、ダッ!

MANGA「ベルセルク」

 とりあえず13巻まで読むと軽く絶望して泣く。

 主人公は人間だけど敵キャラが悪魔とか神とかあまりに強すぎて「これどうやって勝つの?」的な感じ。

 だけど頑張る。そこに痺れる憧れるのはちょっと無理。

 硬派な鬼神譚


COMIC「PLANETES」

 ぜひ読んでほしい漫画。アニメも良し。愛! 愛だ! 愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! それに尽きる。

軽々しく愛なんて語ってんじゃねえ……。


MUSIC「PLANETES」

 上と同じく。アニメに使われていた最終回用ED。聞いてると成仏する。長いのもいいが、にこさうんどで『

PLANETES [affettuoso]』で検索すると出てくるピアノのイントロから始まるやつも良い。






篝です。

早く今年よ終われ、ってなぐらい。


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「コアラ」、「毛皮」、「かんぶつ」


乾物屋の店先に、犬なのか何のか、得体の知れない生き物が横たわっていた。本来なら客が入って商品を眺めるべき通路に、四肢をぺたんと投げ打って堂々と鎮座し、さも当然だと言わんばかりの面持ちで、商店街通りを行き交う人々の忙しなさを涼しげに眺め回している。


店で飼われているペットか何かだろうか。仮にも食べ物を扱う商売なのに、動物をこんな野放図に振る舞わせておいてよいのだろうか。


「ほれ、コアラ、どきんしゃい」


奥から現れた店番姿の女性が声をかけると、重たげな腰を意外な軽快さで持ち上げ、そそくさと店の裏手へ引っ込んでいってしまう。


どうやら、あの珍妙な生命体はコアラと名づけられているらしい。


(未了)