子供が大人になったら…子育て終了間近に何を思う!?

子供が大人になったら…子育て終了間近に何を思う!?

息子は社会人で独り暮らし(生きていけるのか?)、娘は大学3年生。親の立ち位置や子育て終了後の親の生き方を考えていきます。

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やらねばならぬことに対して
息子は今どうだろうか。
を検証すると言ったけど
他にも
社会人への道として、
人として強くなるために、
今、鍛練できる機会があったら
いいだろうなあと思うものが
ありそうだ。

理不尽なことに慣れる。
自分の慢心をポキッと折られてみる。
思い通りにいかないことに葛藤してみる。
組織の力関係や政治や派閥というものの存在に慣れる。
信頼してた人にうらぎられてみる。
とかとか。

まず、
そもそも息子には
やりたいことを実現させるために
やらなければならないことを避けては
通れない状況がある。

やりたいことは
大学のスポーツサークルで
レギュラーになること。

やらなければならないことは、
レギュラーになるために、
技術的身体的に劣っていることを
克服する努力だ。
朝練、食べる、走り込む。

サークルといっても本格的だから
ひとりひとりお客様じゃないから
自動的にいい役回りの順番が
まわってくるわけじゃないもの。

人と同じ努力では無理。
息子は本音では認めたくない、
でも客観的に見るとそうだ、と。
きっと辛かったと思うけど
それを
認めた。

そこまではいいけど
だからといって練習量がいっそくとびに
増やせない。
そこからは自分との戦いで、
そこも乗り越えるのが次の課題だ。

だって朝練も最初は7:00前に
家を出てたけど
だんだん7:00過ぎ、
7:30頃、8:00近く…ってなってるもの。

自主練だから時間にきまりはないから
自分次第なので、
甘えがでてくるから
こうなる。
(大人もねえ…甘えが
でてきて継続できないことは
あるけど、いったん棚にあげよう(笑))

途中段階ということで
これに関しては見守り、
進捗はウォッチということで。

学業は…家で勉強している
様子がない。
パワポでなんかつくってデータ提出
のためにPCいじってたけど
あれっきり(笑)

こちらもウォッチということで。
理不尽…以下は
次で検証するとしよう。
東洋経済オンラインを
よく読みます。

とくに教育とキャリアのテーマのもの。

教育では、
幼少~の子育てに関することも
あるけど
我が家にとっては今からじゃ遅い(笑)

でも就活に関するコラムは嬉しい。
過去記事でもいったように
今の就活事情の把握は
親にとって重要だもん。

注目したのは
大学の成績を企業が重要視するように
なるという話。

優良可の優が多いかどうかを
みるのではなく、
学生にとって学業という
やらなければならないことに
(本当は避けて通りたい?
友達のノート丸写しですまいたい?)
どう取り組んだかを
企業が見る、ということ。

世の中、社会人というもの、
やりたい仕事ばかりではなく
あまりやりたくない興味をもてない仕事も
あるある、いっぱいある、むしろ多い。
(本当は興味を持つ努力や
未知のことに意外な出会いもあるのかも
しれないんだから前向きに取り組む
ことは、老練な社会人なら
やってほしいことだが)

学生が自分をアピールするとき、
きまって、元々やりたかったことに
取り組んだ成果を言うのが
(エントリーシートに書くのが)常、
というのも納得。

ボランティア活動で学んだこと、
アルバイトで学んだこと、
サークル活動でこんなリーダーシップを
発揮したこと、など。
ぜんぶやりたかったことだもの。

だからやりたかったこと以外の
やらねばならないことへの
姿勢を
企業が気にすることは、
やらねばならない仕事に
どう対峙するかをみるということだ。

さて息子の今は
やらねばならぬことに
対してどうか。
すこしづつ検証してみよう。

昔、職場で
私のチームに
学卒新卒1人が配属された。
私がその1人の次世代リーダーの教育担当と
なったわけだ。

そもそも多数のエントリーシートの
中からふるいにかけられて
入社した彼は、有名大学、
地頭がよく、ストレス耐性もあり、
ツンとせずにほどよく人懐こくて。
欠点は激昂するときがあるが、
優等生の学級委員タイプが
たまに怒るタイプだなあのレベルで
よくあるタイプ。

彼はスポンジのように私の
一挙手一投足と背中をみながら
リーダー業務を会得していった。
説明しなくても。

最も驚異的なのは仮説力。
まだ経験していない事態や課題が
自分に降ってきたとき、
「こうやって解決するといいと思う
んですがどうですか?」
と言われて、私は腹の中で
(◯◯業務は、まだ任せたことないのに
なんで大筋合ってるの?)

彼は22歳までの人生の
中で、どうやって
組織で社会でぶちあたる難題に
一旦、仮の答えを導き出せる?

彼の実家は商売をしていて
これが売れたら何円儲かるという
しくみや季節や天気による来客数予想など
よく親子の会話をしていたそうだ。
彼の素地の要因のひとつなのかな。
素晴らしい親御さん。


……子育てとは、
社会人として存在意義のある、
存在理由がある、
回りの期待以上に上回ることを考え実行する。
そんな人材に仕上げることだと
私は思っている。

大学から親元を離れても
18歳までに素地を固めておけばいい。

なーんてうちもまだ
途中だし仕上げられないかも
しれないけど。

まだ途中なので
これだ!とはまだ言えないけど。

さらに研究中。研究中。