今日は珍しく元銀行員らしい視点での
マイホームに関する話題です
一般的には貯金が少ない、
あるいはほとんど無い家庭にとって、
マイホームの購入は一見無謀な選択って
感じですよね
しかし、個人的に
こうした家庭にこそ
家を購入するメリットがあるのでは
と考えています
貯金が無い子育て中の家庭ほど
家を購入した方がよいと思う
具体的な理由を2つお話しします
1. 強制的な貯蓄効果
貯金が無い家庭では、
そもそも
貯蓄の習慣が身についていない
という場合があると思っています
住宅ローンは
毎月決まった額を返済する必要があるので
強制的に「貯蓄」
に似た効果を生み出します
賃貸では家賃を払っても何も残りませんが、
ローン返済は
家の資産価値に変換されていきます。
と、いうことは
月8万円の家賃を払う代わりに
同額のローン返済を続ければ、
支払ったお金が資産として積み上がっていく、
ということです
この仕組みは、
貯金が苦手な人にとって
大きなメリットだろうな、と感じます
2. 親が亡くなった際に子どもに家を残せる
正直1の理由なんかおまけで
こちらの理由が大筋です
貯金が無い家庭では、
親が亡くなった場合に
子どもにお金を残すことが
難しいですよね
そもそも貯金がないのですから
しかし、
住宅ローンを組んで家を購入していれば、
団体信用生命保険（団信）により、
万が一の時にローンの残債、
つまり、
死亡時点での残っていた返済額
がチャラになります
これにより、
子どもに家という資産
を残すことができるのです
死亡時点で
3,000万円のローンが残っていても、
団信によって返済の必要はなくなり
家は子どもの資産となり、
住む場所や売却可能な財産を確保できる
ということです
これは、貯金が無い家庭にとって、
大きなメリットなのでは？と感じています
もちろん！！！！
メリットもあるとはいえ、
返済額を考え予算を厳守したり、
団信の内容をよく確認したり、
金利上昇リスクに備えたり、
資産価値が落ちにくそうなエリアを選んだり、と
しっかりとした
返済計画を立てる必要はありますので
ご注意を
結論
貯金が無い子育て家庭にとって、
住宅購入はある意味資産形成の第一歩であり、
子どもへの遺産を残す手段になり得るから
選択肢としてあり
住宅ローンを活用することで、
強制的な貯蓄効果を得ながら、
団信を通じて万が一の場合でも
家族に住まいを残せるのは
大きな安心ですよね
まあ、住宅購入も結婚と同じで
勢いも必要なんだろうなあと思っています
我が家がまさにそうですが、
あと先考えすぎるとなかなか
決断できないですよね
◆私の職歴について◆
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◆ディズニーに行った話◆