「新名神高速道路 鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会」 第2回検討会を傍聴しました。 | SAVE THE 鵜殿ヨシ原~雅楽を未来へつなぐ~のブログ

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大阪府高槻市鵜殿のヨシ原を保全するために活動する「SAVE THE 鵜殿ヨシ原~雅楽を未来へつなぐ~」のブログです。
現在主に、鵜殿のヨシ原上を通過する予定の、新名神高速道路の八幡〜高槻間の見直しを求めて署名活動などを行っています。
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6月23日(日)に、新名神高速道路の建設を請け負うNEXCO西日本関西支社による、「鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会」が開催されました。
1月10日(木)開催の第1回検討会から、約半年ぶりの開催となる検討会を、「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」実行委員会事務局スタッフが、傍聴してきました。


なお、この検討会は、検討会規約によると、

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(目的)
第2条 検討会は、雅楽で使用される良質なヨシ生育環境の保全と新名神高速道路事業の両立を図るために、専門家等から必要な調査、対策について指導、助言することを目的とする。
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とされ、NEXCO西日本に事務局を置き、あくまでも高速道路建築を行うために設置されたものです。


検討会では、現在NEXCO西日本が行っている、篳篥用ヨシの自然科学分野の調査について、報告がされました。
地質・土壌・地下水位などについて、費用をかけて調査が行われていることは、道路建設計画の見直しを求める署名活動等の成果のひとつです。


検討会中、小山弘道委員(鵜殿ヨシ原研究所所長)により、植物調査について報告がありました。

小山委員は、篳篥用ヨシが地下茎でつながり、クローン繁殖している可能性について説明した上で、篳篥用ヨシの実態はこれから解明されるものであることを強調して、報告を結んでいました。
それは、現段階では、ヨシの保全について解決策が見つかるかどうかはわからず、誰も篳篥用ヨシの保全を約束することなどできない、ということを意味します。
*小山委員は、鵜殿ヨシ原研究所発行の「鵜殿通信」で、ヨシは地下茎でつながっているため、篳篥の蘆舌に適したヨシの一部が傷つけば、全てが消える可能性も起こりえる、と書いた文章を発表しています。


篳篥用ヨシに関する調査が行われている、ということだけでは、ヨシは保全されません。

「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」としては、引き続き、国に次のことを求めていきます。
●調査結果が道路建設計画に適切に反映され、計画変更を含む柔軟な対応を行うこと。
●篳篥用ヨシを含む鵜殿のヨシと生態系が保全されること。


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【資料1】 議事次第
1.開会
2.事業者挨拶
3.出席者の紹介
4.議事ならびに説明事項
 ・第1回検討会議事要旨
 ・検討会規約の変更について
 ・植物調査について
 ・その他
5.閉会


【資料2】 検討会名簿
●委員
 ○鎌田敏郎 大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻教授/

   橋梁 出席
 ○小山弘道 鵜殿ヨシ原研究所所長/鵜殿保全 出席
 ○中瀬勲 兵庫県立大学教授・兵庫県立人と自然の博物館副館長/

   自然科学 出席
 ○西垣誠 岡山大学大学院環境生命科学研究科資源循環学専攻教授/

   地下水 出席
 ○布谷知夫 三重県立博物館館長/植物学 出席

●オブザーバー
 ○池邊五郎 宮内庁式部職楽部 出席
 ○田井中靖久 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所所長 出席
 ○田中之彦 高槻市産業環境部部長 出席
 ○内本隆譲 鵜殿のヨシ原保存会会長 出席
 ○平城健次 鵜殿のヨシ原保存会副会長 出席
 ○伊藤昭三 上牧実行組合組合長 出席
 ○木村和男 上牧実行組合初期 出席 
 ○東儀秀樹 雅楽師・皇阜館大学特別招鴎教授 欠席

●事業者(事務局)
 ○芝村善治 西日本高速道路(株)執行役員関西支社支社長 出席
 ○桃井信行 西日本高速道路(株) 関西支社環境担当部長 出席
 ○赤松邦康 西日本高速道路(株) 関西支社建設事業部技術課長 出席
 ○諸富正和 西日本高速道路(株) 関西支社新名神高速道路事務所所長 出席



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