先日は友人夫妻の新居にてお店かっ！というような美味しい手料理をご馳走になりながら楽しい時間を過ごさせていただきました。

※カレーはスパイスの配合が絶妙に半端なくて、キッシュや前菜も確実にこれでお店出したら繁盛するのでぜひお店を出しましょう話で盛り上がっていました❣️

さて、その帰り際に友人が最近行きつけだという千歳船橋のバーに二人で立ち寄りましたが、なかなか面白いバーだったのでそこを勝手に検証してみました　笑

客席は8席ぐらいの小さくお世辞にも綺麗なバーではなくめちゃくちゃ大衆感のあるバーでした。

最大の特徴として新規でお客さんが来ると、今いる他のお客さんやバーテンもみんなで乾杯の音頭をとる事。

比較的、社交的な方なのでそこは全然気にならなかったが、後ほどよ〜く考えてみたら、バーにくる客層でもだいぶ社交的な人しか、新規でお客さんが来るたびに乾杯してたら来れないなと感じた。

その証拠に、ここに元々来ていた二人はめちゃくちゃこっちに話しかけたそうな空気が満載だったり、後から来た一回り年が若いメガネをかけた青年はスマホの内容を横の席の僕に突っ込んで欲しそうな空気をめちゃくちゃ出しているTHEかまってちゃんだった　笑

仕方ないのでスマホの事に触れてあげて、この曲がいい曲だというので写メ撮ってかまってあげちゃいました❣️

さらには、バーテンさんが来店するお客さんに好みの曲を聞いてその曲を流してくれるのはいいのですが、好みの曲は基本、昭和縛りでの選曲を迫られます💦

悩んだ挙句思わず思いついた竹内マリアの「シングルアゲイン」と、テレサテンの「つぐない」をリクエスト。

すると、元々来ていた男性が「あ〜火曜サスペンス劇場を思い出す。」と呟いたと思うと僕の連れがトイレに行って僕が一人になったタイミングでついに「選曲的に同世代だね？僕は昭和50年生まれだけど。」と話かけてくれ、それ以後はなんだかんだ友人も含めて同一の空気感で盛り上がっていきました　笑

とこんな感じで楽しい時間を過ごせたこのバーで感じた事が…

①~ターゲットの絞り方が上手い！~

社交的なタイプでバーに来たら知らない人と少しでも会話がしたい感じの人には乾杯の音頭のルールといいとても理にかなっています。逆に一人で静かに飲みたい人は来ずらいかもだけどターゲットが絞られているのでむしろそれで良し！

②~選曲した曲でターゲット同士の会話の糸口ができる。~

さらにはリクエスト曲を昭和縛りでくるあたりで、その人の意外性が確認できて、社交的なメンバーは思わず話したくてウズウズするか、もしくはあえてイジって欲しい選曲をチョイスしてかまって欲しいアピールもできてしまうという合理性！

と慣れるとなかなか居心地も良い千歳船橋のバーの帰りに思った繁盛している理由探しでした。

マーケティングに優れたバーなのか？