フレッシュのデーツは、ドライのものよりも比較的すっきりした甘さです。


フレッシュのものなので、部屋に置いておくとだんだんしなったり、変化してきます。



絵を描くために大量に買ってきた(フサについたのも以外はだいたい箱売りなので)デーツに囲まれて、日々絵を描いたり愛でたりしていたところ、見た目の変化に伴う味の変化にも気がつきました。

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いろんなフレッシュデーツを並べると可愛い


さて、デーツはこのように変化していきます。


①最初はぴんとして綺麗。色も鮮やか。でも、ほとんどの種類はこの状態だとエグミがあります。食感はサクサク、シャリシャリとしています。

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フサについたバルヒという種類だけは、フレッシュでもエグミが少ないので黄色いまま食べます。甘さは控えめで、みずみずしさとシャキシャキ感を楽しみます。

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バルヒ


②少しすると、ちょっと痛んだように水っぽいような、濃い色になっている部分が出てきます。見た目はもともとの硬い部分と二色になってるように見えます。

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サウジのスーパーpandaのタカスシストリートの店長さんの話によると、フレッシュデーツならではのシャキシャキした食感と、熟した部分の甘さのコンビネーションを楽しめるのでこの時期に食べるのが一番オススメだそうです。


③腐ってない?と、一瞬不安になるような風貌のものはもっと甘くて柔らかいです。

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歯の悪いお年寄りには、このくらいのほうが安心で人気だそうです。


どのデーツもだいたいこのように、少しずつ変化していきます。(左から右へ…)

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日が経つと真っ赤で綺麗なフレッシュデーツが見慣れた深い焦げ茶色のデーツになっていく事にも驚きました。


少し乾燥して皺になってきても、ドライにして食べてるくらいだから問題なさそうだし、むしろピンピンなもののほうが渋いこともあるので、ただただ、フレッシュならば良いというわけでもないのです。


まだ熟れてないものが混ざっていたら、少し常温に置いておくと熟れてきます。


そして、冷蔵庫に入れて、乾燥さえ気をつければ数ヶ月保蔵できます。


ゆったり構えて少しずつ楽しんで


ゆったり変化を楽しめるのもフレッシュデーツの醍醐味なのです。


因みに、サウジ人の女の子に教えてもらったオススメの食べ方は

二色になっている頃のフレッシュデーツを冷蔵庫で冷やして、サウジのヨーグルトドリンク"ラバン"(酸味のある甘くないヨーグルトドリンク)と一緒に食べるという食べ方。

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食欲が無い日にも、これならちょむと食べたくなります。


フレッシュデーツを食べていると繊維豊富なので、結構お通じ快調な気がしますwでも、カロリーはそれなりに高いと思うのでいくら美味しくても食べ過ぎ注意です😉