思春期男女双子とパパ(単身中)と
トイプーと暮らしてます![]()
私の読書記録です。
この本はまじで
反抗期息子はもちろんですが、
子育てに悩むお母さんも
読んでみては!!
という1冊です。
手紙屋/喜多川泰
主人公は就職活動に悩む大学生。
サブタイトルも
「僕の就職活動を変えた十通の手紙」
だから中学生に読ませても
そのときは「なるほどね」と
思っても深く感銘は受けないかも。
でもなんだか考え方の1つとして
自分を優しく変えてくれそうな1冊です。
ただ、大人にはぶっささるかもしれない!
私は
反抗期息子に対して見守っているつもりでいた
自分に反省しました!!
そしてもっと息子と対話しなければいけないと
感じた1冊です。
主人公は謎の手紙屋と十通だけの約束で
就職活動の相談の文通をはじめます。
手紙屋の返事は大学生の考え方や
生き方に大きく影響を与える、
というストーリーと
主人公の家族にもスポットがあたり、
こちらも映像化されそう~と思いました。
何か欲しいものがあるときは物々交換
それはそうなんですが、なぜ反抗期息子を
持つ母として刺さったかというと
私が欲しいものは「息子の健やかな成長」
そのために息子に衣食住や金銭的な提供を
惜しみなく差し出している。
そしてその対価として息子から
「笑顔」「会話」とか「楽しそうな姿」を
見せてもらっている。
反抗期に何を言っても態度が悪く
これらが望めないと、
「してやってるのに!怒」とか
「あーもうかわいくない!」とか
自分ばっかり損した気持ちになる。
お互いがちょうどいいと思う量での
交換ができないからイラつくのか…
となんか腑に落ちました。
それなら今の相手が与えられる分だけ
交換して、残りは出世払い!とか?
まあ放っておくのが1番ですが!![]()
他人によい称号を与える
これはほんと反省!
娘に称号を与えるなら
「明るい、優しい、前向き、努力家」
とかたくさんポジティブなものが浮かぶ。
でも息子は最初パッと出てこない…![]()
「マイペース」とはよく表現するものの
あまりいい意味でない時も多いし…
あぁ…私は今反抗期の息子の
いいところより良くないところばかり
目がいってるんだな
と気付かされました。
「あなたは◯◯な人だね」と
言われたら嬉しいし、
そう認められた部分を受け入れられるようになる。
私は息子にそういう言葉掛けを
最近してなかったなぁ、と
とても反省しました。
改めて考えると
噂話とかに左右されないし強さ、
人より時間かかるけど嫌いなものを
乗り越える逞しさ、
時間ギリギリでも必ず間に合わせる行動力
反抗期でもいいところはいっぱい!!
それをちゃんと口にしていきたいなと
思います![]()
他にも色々学びがある本です。
少し説教臭く感じる人もいるかも。
でも十通のうち一つくらいは
気持ち新たになることばを
みつけられるんじゃないかなー?

