高畑裕太君の今回の事件へのTVと週刊誌の報道に心底恐怖感を感じました。
まるでファシストか旧ソビエトの秘密警察チェカーみたいです。
 「こいつは悪いやつだ!」と一歩的に宣言して全局、全週刊誌右ならいで電話を使って半殺しのリンチにする。
「疑わしきは罰せず」の最低のリーガルマインドも無い。
 つくずく電波は凶器だと思いました。
 まるで電波暴力団ではないか?

 いや堅気を半殺しなど暴力団でもしません。

 おまけにネットがあるので、あること無いこと書かれまくる。

 私も顔写真やプロフィールは公表したくないのですが商売上仕方がない面があり本当に辛い。

 これではおちおち有名人や政治家などやっていられない状況である。
明日、いつ誰がターゲットにされるか分らない。

 まるで戦国時代の武士ではないか?
 いつ暗殺されるかとゆっくり寝ていられない。

 この「説明責任をはたせ」とかとしつこく言う凶暴な報道がいつ始まったかと振り返ってみると、民主党が政権を取ったと同時に
電波事業免許の民営化を前原氏が言い始めてからだ。
 そこから山姥のように民主党と小沢一郎たたき始めた。
 次が鳩山由起夫、猪瀬直樹、ベッキー、舛添、スマップ、高畑裕太。

 文春がスクープしTVが一斉に叩く。

 その裏に有るのは何かと考えると「視聴率稼ぎ」だと思う。
 一気に騒ぎ「こいつが悪い」と言い切ることで、普段の生活で鬱憤を抱えている視聴者の憂さを晴らす。
という事でしょう。
 ベッキーの叩かれた理由に、市場調査で「自分に身近なレベルで成功して妬ましいと思うタレントに筆頭がベッキーだった」。
というものが有ったと思う。

 さて、以下のサイトを見て下さい。
 相当な勢いで視聴率が下がっています。

 http://www.garbagenews.net/archives/2020115.html

 ところが広告費は不思議なほど下がっていません。
 http://www.garbagenews.net/archives/2031422.html

 
 これには色んな理由があります。TV局や電通・博報堂の社員に企業の重役の子息が多いというのもあるでしょう。
しかし少なくともこれからも広告費を払ってもらうには「視聴率を稼ぎたいときには稼げるんだ」とクライアントに示す必要がある
と思います。

 ゆえに週刊誌と結託し、日常的に誰かをターゲットにしてリンチ行為をする必要があると言う事でしょう。

 TVというビジネスがネットに押され一気に崖っぷちに向かいつつある事への恐怖。
 これはナチスドイツのような心理状況ではないでしょうか?

 小池知事も頑張っておられると思いますが、その生殺与奪件はTVと週刊誌が握ってますよね。