アスラクライン (king-cr.jp)

 

第1期 2009年4月~6月放送 1~13話
第2期 2009年10月~12月放送 14話~26話
全26話

メインキャスト
主人公
夏目 智春(cv入野自由)
水無神 操緒(cv戸松遥)
嵩月 奏(cv野中藍)

主人公のクラスメイト
大原 杏(cv豊崎愛生)
樋口 琢磨(cv下野紘)
佐伯 玲子(cvこやまきみこ)
アニア・フォルチュナ(cv矢作紗友里)

科學部部長代理 黒崎 朱浬(cv田中理恵)
第一生徒会会長 佐伯 玲士郎(cv森久保祥太郎)
第三生徒会会長 橘高 冬琉(cv甲斐田裕子)

ほか

あらすじ
舞台は、ミッション系の私立洛芦和(らくろわ)高校。1年7組に入学した主人公夏目智春には3年前の飛行機事故から、同乗していた幼馴染のミサオが幽霊になってとりついている。
高校にある鳴桜邸は同校の卒業生である今は音信不通の兄が使用していた場所。そこで一人暮らしを始めるトモハルだが、入居初日にシュリから、兄から託されたという謎のトランクを渡されたことで、アスラマキーナ(機巧魔神)「クロガネ」のハンドラー(演操者)となる。また、ミサオは幽霊ではなく「クロガネ」のベリアル・ドールの射影体であると判明する。
クラスメイトのカナデは悪魔の一族であり、炎を操る能力を持つが、第一生徒会から警戒され抹殺されそうになったところをトモハルに助けられ、ともに科學部に所属する。


~~~~感想~~~~~~~~~~

ちょっと前に感想を書いた「機巧少女は傷つかない」っていうアニメがあって、それと似たようなやつかな~と思っていたんです。
なんかDMMTVのアニメのタイトル画面を見た印象で。
「ロボット、美少女ハーレム、学園もの」みたいな。

あっちがハズレだったせいで、なんとなく敬遠していたのですが、
他の下野さん出演作を何本かちょこちょこかじっても
あまりこれといってピンとくるのがなくて、
じゃあちょっと見てみるか、と見てみたら、これは大当たり!
めちゃめちゃ面白くて一気見しました。
満足感高かった~。

まず、下野さんが主人公の友人役で出てきたとき、
その楽天的で軽くてちょっとおバカなキャラだとすぐわかって、
こういう親友が出てくる作品はたいてい当たり!みたいな
根拠のない安心感がありましたwww

見る前のイメージはいい意味で裏切られたというか。

男女の比率としては女性の方がたくさん出て来はするが、全員主人公を好きになるわけではなく、
普通に各々に人間関係やそれぞれの想いがあって、
主人公に好意を抱く女子も出てくるものの、ハーレムというほどでもなかった。


専門用語的なものが大量に出てくるが、説明がうまい。
謎の言葉がいっぱい出てくるけど、
最初は主人公も理解していないから、見てる方もほっとするし、
初登場時に「これがアスラマキーナよ!」だの
「〇〇と××を両方手に入れた者、それがアスラクラインだ」だの
映像とセリフ両方で自然に説明してくれるから、
見てる方も主人公と一緒になって「へぇ~、そうなんだ~」って思えるw
主人公に説明してる風を装って、見てるこっち側(メタ的な話だけど)に対しても説明してくれてるよね~っていうのが親切で。
にっこり。ってなった。


学園ものではあるが、学園内以外にも人間関係が広がっているから閉鎖的な感じがしなかった。
主人公に兄がいることが世界が狭くならなかった要因の大きなところかも。


声優さん的な話でいくと、
森久保さんがかっこよかった~。
自分が見ているアニメには意外と森久保さん登場しないっていうのと
登場しても割とトリッキーなキャラのことが多いというか、
弱虫ペダルの巻島先輩のイメージが強すぎるせいかw
正統派のイケメンのイメージがあんまりなかったけど、クールなイケメン役がとてもお似合いでした。

脱線しますが、森久保さんの役の子のパートナーの名前が「哀音(アイネ)」なの。
そんでアイネはベリアルドール(人形)なのよ。
森久保さんの声でアイネって言われて、人形なんだよってなると別作品をどうしても連想してしまう。
脳みそがそっちに引っ張られてしょうがなかったですw

1期だけでも見どころあるし、

2期で世界の秘密が判明して壮大なスケールで展開してワクワクだったし、

結末も良くできていて、

見た後のスッキリ感がすごくある作品でした。