9月議会はまだ終わっていませんが、私は広報部会長として次号の議会だよりの発行準備に追われています。以下は、私の一般質問の原稿です。このように各議員が自分で原稿を書き、広報部会のメンバー8人が編集作業を行います。次号は、令和3年度決算や子ども議会(10月1日開催)の特集があり、盛りだくさん!

《さとうゆみ一般質問から》
Q中央図書館を基軸とした読書活動の推進を
A小中学校へ5人の司書を派遣している

Q小中学校1校につき1人の図書館司書を配置できないか。
A教育部長 1校につき1人の配置は難しいため、1人で複数校を担当している。
Q中学校には司書が週1回しか行かないが、増やせないか。
A教育部次長 学校からの要望により小学校に重点を置いており、中学校へ行く回数を増やすのは難しい。
Q中学校の図書館がお昼の15分間しか利用できない理由は何か。
A図書館に滞在できる司書や教員がいないためである。
Q中央図書館は民間事業者による管理運営とするのではなく、市直営を続けるべきではないか。
A教育部長 指定管理者制度導入の方針を決定している。

Qリニモテラス公益施設の利用促進を
A指定管理者と市が協力して利用促進する

Qリニモテラス公益施設には4つの貸し部屋があるが、令和3年6月に開館してから1年2カ月間の各部屋の稼働率はどのようか。
Aくらし文化部次長 「木かげの部屋」は3.2%、「たたき土間の部屋」は3.2%、「日なたの部屋」は11.4%、「土壁の部屋」は8.7%である。
Q「木かげの部屋」と「たたき土間の部屋」は利用料金が1時間1,000円だが、利用されていない状況が続いているため、利用料を下げることを考えないか。
Aくらし文化部長 利用料金の設定については、指定管理者と協議しながら検討を行う。

古民家を移築する方針の再検討を
Q国登録有形文化財にすることも市指定文化財にすることも断念した江戸時代後期の古民家(明治時代に瀬戸から移築)を古戦場公園内へ移築する意義はどのようか。
Aくらし文化部長 この地方に伝わる特徴的な鳥居建て形式の建築物を後世に継承していくことや、農業中心の昔の生活を学んだり体験したりすることである。

↑リニモテラス公益施設「木かげの部屋」
稼働率が3.2%ということは、令和3年6月に開館してからこの部屋は約97%使われていないということです…。リニモテラス公益施設の建物は2億1,154万円かけて市が建てています。


↑リニモテラス公益施設「たたき土間の部屋」

こちらも稼働率3.2%。