今帰仁村(なきじんそん)にある世界遺産今帰仁城跡(なきじんじょうあと)に到着しました。



14世紀~15世紀初頭に本島北部地域を治めた北山王国のグスク(城)跡です。琉球王国は1429年に成立していますが、それ以前の沖縄本島は北山、中山、南山の3つの勢力に分かれていました。北山王国は、本島北部から奄美地方を治めていました。

正門(平郎門)


旧道
防衛機能上、狭く曲がりくねった急な石段


大庭(うーみゃ)
重要な儀式や行事が行われた場所
かつては正殿、北殿、南殿があった


石積みの城壁が立派で、首里城にも匹敵する勢いだったよう



御内原(うーちばる)
グスクに仕えた女官の生活の場で城内でも神聖な場所


主郭
正殿など城内で最も重要な建物があった場所


志慶真門郭(しげまじょうかく)
城主に仕えた身近な人々が住んでいた場所


1416年、北山王国は中山の連合軍に攻められ滅びました。

今帰仁村歴史文化センターで今帰仁の歴史を学ぶことができました。