{2B1A892A-BED6-40E4-A183-B8C8DFE5EA21}

 私と当事者の母と動いたことで、平成28年度の予算書に新たに「軽度・中等度難聴児補聴器購入費等助成金」が計上されました。

長久手市では、身体障がい者手帳を持つ難聴児には、補聴器購入の助成をしていますが、身体障がい者手帳の交付対象にならない軽度、中等度の難聴児には助成をしていません。手帳を持たない難聴児も、授業が聞きづらい状況があったり、言語の習得などに影響が出るため、補聴器購入の必要性があることは同じです。補聴器の耐用年数は5年ほどで、何度も買い替えをしなければならないため、助成により負担が軽減できます。

市は今年度の早い段階から新たに軽度・中等度難聴児にも助成をしていきたいとの方向性を示していましたが、お役所仕事の予算は、年度途中でなく次年度の予算から入れるが原則。当事者の方は、平成28年4月まで待てないということで、すでに助成なし全額自費で購入されましたが、同じ状況にある人がこれから助かることになればよいと言ってくれました。

このように市の施策には、すき間ができてしまっていることがあるので、すき間に気づき、すき間を埋めていくことが議員の私の役割です。長久手市民の福祉、一歩前進。