長久手市には新しい小、中学校がある一方で、昭和40年代、50年代に建てられた小、中学校がいくつかあります。これまで学校トイレの大規模改修は一度も行われていないため、昭和の時代に建てられた小、中学校ではトイレの改修が長年の子どもたちの要望でありました。
やっと前進し、市は来年度の夏休みに長久手小学校、西小学校、東小学校、長久手中学校で、トイレの大規模改修を実施する予定としています。
大規模改修をするにあたり、市教育委員会が「学校トイレのアンケート調査」を実施し、その結果が出ました。
主にアンケートで聞いていることは、「和式が必要か?」「全て洋式で良いか?」ということです。
結果は以下のようです。(回答したのは児童、生徒ではなく保護者)
市教育委員会の結論として、「今回のアンケート結果は、全て洋式便器で良いと考える方が半数を超える結果となりましたが、多くの方が和式便器も必要であると考えていることがアンケートにより確認できました。そこで、市教育委員会としては全て洋式便器とするのではなく、和式便器も一部残すべきと判断し、トイレの改修計画を進めていくこととします。」と書いてあります。
では、次の4月に開校する北中学校はすべて洋式ですが、これはどう理由づけるのでしょうか…。
それにしても「全て洋式で良い」と答えた人が全体の61.4%というのは、この30年で日本の生活習慣も大きく変わったということですね。