こんにちは、佐藤康行です。今日もどうぞよろしくお願いします。
今日は「ダイヤの原石」の話をしましょう。

 

先人は、私たちに多くのものを残して世を去っていきます。
 私たちはそれらを受け継いで、十分に磨き上げ、そして光り輝く価値あるものにしなければなりません。
 そのとき重要なのは、「これはダイヤモンドの原石なのだ」と信じ込むことです。


 半信半疑ではなかなか、ダイヤは顔を出してくれません。
 そして、ダイヤを覆っているチリやゴミなどには、あまり目を向けないこと。
 ひたすらその下にあるであろうダイヤだけを思ってください。


 たとえば、あなたが証券会社の営業マンで、先輩からクレームの多い、手を焼く顧客を受け継いだとしましょう。
 普段からなにかと電話をかけてきて、自分の利益にかかわるようなことがあると天地が引っくり返るように大騒ぎする。
 こちらのやることにも口を出し、素人考えで混乱を招く。
 こういう顧客は、歓迎されないでしょう。
 大方の証券マンならば、この手の顧客はできるだけ口出しできないように、こちらの邪魔をしないように、画策することでしょう。
 情報を与えなかったり、あるいはできるだけ連絡をしないようになるかもしれません。


 しかし、実はこういう顧客こそ、ダイヤモンドの原石かもしれないのです。
 少なくとも、こういう顧客を相手にすれば、証券マンとしての実力は確実にアップすることでしょう。
 叱られないようによく勉強するでしょうし、市場の動静にも敏感になるでしょう。
 それにもし、こうした顧客に大きな利益をもたらすことができたとしたら、あなたは個人的に気に入られ、大きなプレゼントをもらえるかもしれません。
 もしかしたら、知り合いを何人も紹介されるかもしれないのです。


 こうしたことは、確実にあなたの高評価につながります。
 口うるさい顧客という、一見石ころにしか見えなかったものが、実はダイヤの原石だったのです。
 必要なのは外見にだまされず、一心に表面を磨くことです。
 このとき、表面のゴミばかりに注目していては、いつまでたってもダイヤは現れないでしょう。
 「もう、口うるさいんだから!」「ちょっとくらい株価が下がったからって、大騒ぎするな!」「素人なのに知ったかぶりして!」こんな不満を押し殺しつつ、相手をしたところでおそらく何も変わらないでしょう。


 相手に誠心誠意、尽くし切ったところに、それまで隠れていたダイヤが顔を見せるのです。
 ダイヤを覆っている、チリやゴミに意識を集中してしまうと、それらはなかなかとれなくなってしまいます。
 ダイヤモンドにだけ、意識を集中しなければなりません。
 「これはダイヤだ、これはダイヤだ」そう信じて、表面のゴミを落とす作業を続けるのです。
 ゴミではなく、ダイヤだけを心の眼で見つめるのです。

 

 

佐藤康行

 

 



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