今、少しでも生活支出を抑えるために「節税」を考える人が増えているようです。
「運用で増やす」と言う事ではなく「出ていくお金を減らす」と言う考え方ですね
もっとも簡単なのは老後資金の積み立てを貯金ではなく
個人年金保険
か
確定拠出年金(iDeCo)
で行う事です。
確定拠出年金のメリット・デメリットは以前書きましたが、実際に効果があるのか!?
具体的な金額で出してみようと思います。
【設定】
・年間所得:300万円
・年間掛金:12万円(月1万円)
・税率⇒所得税:10%、住民税:10%
≪個人年金保険料控除≫
・控除額⇒所得税:4万円、住民税2.8万円
・減税額⇒所得税:4,000円、住民税2,800円 合計:6,800円
≪確定拠出年金(小希望企業共済掛金控除)≫
・控除額⇒所得税:12万円、住民税12万円
・減税額⇒所得税:12,000円、住民税12,000円 合計:24,000円
以上のようになります。
差額が17,200円もあるので30年続けると516,000円の差が出てきますね。
同じ負担額でこれだけ差が出るのは衝撃ではないでしょうか?
ただ、注意しなくてはならないのは「節税ではお金持ちにはなれない」と言う事です
節税は本来払う税金が少なくなるだけなので、資産を大きく増やすという事はできません
まずは資産運用で資産を増やしましょう