これから、風の強い時期 3月を迎えるにあたって
「トタンが落ちてきた・・。」
このようなご相談を頂くことも、しばしば。なのです・・・
経年劣化と一言で片づければ簡単ですが、何か予防する方法はないの?
吹き飛ぶ前に予防ができるとすれば、棟部分を強化、交換する事です。
棟のトタンって何??
って方へ。
屋根の納まりの中で、一番最後に施工をする「部位」です。
従いまして、経年劣化などで一番最初に飛んでしまう(なくなる)可能性が高いのも
この部位になります。
では、この箇所がどんな状態にあるのか??
こんなところをみてみると、トタン部分をはがすと出てくるのが下地の木材です。
実は、劣化の原因にあるのはこの下地の木材だったりします。
この木材の必要とされるのは、上から打ちつけられる棟トタンの釘をしっかりと受け止める事です。
経年劣化してくると、この木自体が腐食してきます。
腐食をした木は、釘を打ちつけても刺さっていかないように屋根として棟トタンを支える下地木材は、釘が緩みだします。色んな箇所で釘の緩みが出始めると、やがてトタン自体の固定が緩くなって強風などで吹き飛んでしまう・・・、雨漏りにもなってしまいます。
今回、工事をしたお宅の屋根でも腐食は進んでいました。
要するに、この部分が踏ん張りきれないと、屋根の上ではゾっとするような事が起こる事も・・・
今回の工事では、腐食した下地材木の交換と、新規にガルバニウム鋼板の棟材を取り付けしました。
下地木材が顔を出します。
腐食している箇所では、当然ながら釘は効きません。
下地木材も撤去をしまして、新たな下地材にチェンジします。
腐食のしないハイブリット素材に取り換えました。
ケイミューのタフモックを使用しました!
下から順番に棟を取り付けしていき、完成に近づきます
コーキングをすれば完成となります。
耐久性の高いガルバニウム鋼板の棟材で取り付けをしました。
下地材にタフモック(ハイブリット樹脂)を使用することで、腐食の心配はなくなります。
もし、屋根を塗り替えされる際に20年以上経過している、木材下地材を使用されている屋根や
釘の抜けがあらゆるところで見られる屋根などは、棟板金及び、下地材の交換をお勧めします。
*その他 換気棟を設置した事例はこちらから
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